-2000年6月- 日記 





00/6/1 (木)

 

今日も仕事はヒマで、10時くらいからようやくありました。

荷物を積んで、行き先を聞きに事務所に行くと、
「遠いよ」
といきなり。

「2時間くらいかかるよ」
って、ちなみに今、11時。
って事は、私はいつゴハンを食べればいいのかしら・・・ハイハイ、お昼休みなしって事ですね。

でもゴハンは食べなきゃ。お弁当余っちゃっても仕方ないし。
なので走りながら、信号待ちの間にお弁当食べてました。なんて 「お昼まで待ちきれずに、走りながらででも弁当食べるイヤしい奴」 みたいで、恥ずかしかったあ。


向かう現場は、とあるキャンプらしいです。
キャンプ場。ってことは山。トホホ。

着いたけど、入り口にある橋がまた狭い。本当にここを通るの? というくらい狭い。

何とか入ったんですが、でも出る時、なぜか通れない・・・何なんでしょう。
入れたのに出れないとはこれいかに?

5回くらい切り返ししてやっと出れましたが、焦りました。一生ここで暮らさなきゃいけないかと思いましたよ。(んなバカな)


夜は天然温泉に行きます。

じっくりお風呂に入ってから、知り合いのDさん、友達のNちゃんと合流して、館内の居酒屋さんへ。

この日は飲みましてねえ・・・やっちゃいました、暴露大会。ジャンケンで負けた順に言い合って。

今まで誰にも言った事ない、あんな事やらそんな事まで勢いづいてしゃべっちゃいました。ううヤバイ。

誰にも言わないでね、Dさん、Nちゃん! アナタ達のも聞いたんだからねッ!(笑)





Nちゃんは門限があるので 10時前に帰って、私とDさんははなから仮眠室へ泊まるつもりだったので、それからもまだ飲んでました。

パソコンルームへ行ったり、バーへ行ってまた飲んだり。あ、そういえばカラオケも歌ったような気がするわ。(気がする、ってアンタ・・・)

何時に眠ったのか分かりません。というか覚えてません。





00/6/2 (金)
 

6月も2日目ですね。ちなみに私は2日酔いです。関係ないか。

昨夜は天然温泉に泊まったので、携帯電話のアラームで起床。朝風呂に入って出勤です。

7時頃、昨夜一緒に飲んで騒いだDさんに電話して、
「Dさん、起きた? もう出た?」
「お〜う。もうダンプに乗って、○○市 (2つ隣りの市) を走ってるぞう」
だって。早! 元気だなあDさん。


私もトラックに乗り込んで、途中のコンビニで朝食を買おうとしたんですが、うう気持ちワルイ・・・

結局、買ったのはスポーツドリンクとヨーグルトのみ。
私が朝食を食べれなくなるなんて。ちょっぴり飲み過ぎちゃったかしら?(ちょっぴり、じゃないだろ)


仕事が終わり、家へ帰ってお風呂から上がった時、ちょうどとある人から連絡があって、急きょ会うことに。

車の中でずう〜っとしゃべっていたんですが、すごくマジメな話をしてました。何で私はこんなにマジメな話をしてるんだ初対面の人と! というくらい。

すごくあっという間に時間が経ってしまい、家に帰ったら10時。
すっかり冷めちゃった夕食を摂って、友達に電話して (これもまたマジメな話)、ハムスターの雪ちゃんの世話をして、終わったらもう12時。

あー、HPの更新しようと思ってたけど、もう寝なきゃ。明日も仕事忙しいからなあ。


というわけで眠ってたんですが、夜中、うちのネコが、部屋の中をドタドタと走り回っててやかましい。

「何をやっとんじゃ?」
と目を覚ました私は、起き上がって部屋の中を見渡した、その時、白い小さいモノが床をちょろちょろと動いてるのが見えました。
ん? ・・・って、雪ちゃん!?

がばあッと飛び起きて、慌てて部屋の電気を点けて、ネコを外に出して、
「ゆ、雪ちゃんっ?」
と名前を呼ぶと、パソコン台の下からちょろりんと出てきました。
ひええ、外に出てるう!

見るとゲージ (オリ) の入り口部分のふたが、ほんのちょっと開いてました。多分ネコが、前脚でちょちょっとやってたら開いちゃったんでしょう。

ひええええ、危ない所だった!
見た時にちょうど、雪ちゃんの姿が見えて本当に良かった。じゃなかったらまさかゲージが開いてるなんて思わないから、気付かずそのまままた寝ちゃってたでしょうね。
あやうくネコになぶり殺しにされちゃう所でした。ゲージを過信しすぎた私が悪かったです、ゴメン雪ちゃん!
ネコに追いかけ回されてたからか、雪ちゃんも興奮してるらしく、なかなか手の上に乗って来なかったです。

雪ちゃんをゲージに戻して、フタが開かないようにきちんとして、再びネコを入れたんですが、こちらも興奮してるようでなかなか寝やしない。
私が横になってるベッドへ乗って来て、人の体といわず布団といわず踏みつけて歩き回りながら、ニャーニャーニャー。うう、うるさい・・・

おりしも私も、夕方からずっとマジメ〜な話をしていたせいで、少なからず興奮状態。今夜は全員が興奮してました。





00/6/3 (土)
 

仕事忙しい!

それはいいんですが、朝ちょっとムッとする事があって、ずーっとイライラして仕事してました。

いつも日記には楽しい事ばかり書いてますが、実は運転手の仕事も、結構ストレスたまるんですよう。

ここの所ずっと、仕事仲間の Nちゃんと無線でしゃべっていないので (ケンカしてる訳じゃないですよン)、ちょっとした不満が積もるんですよね。

Nちゃんとは電話やメールはよくしてるけど、その場でパッとしゃべれる無線とはやっぱり全然違う。1日中電話してるわけにもいきませんしね。

今日はずっとイライラして仕事していたんですが、最後の仕事を終えにかかった時、事務所の女の人から電話が。
「Nちゃんと無線でしゃべってないんですって? 優希ちゃん、またうつ病になっちゃうんじゃないかと思って。大丈夫?」
とわざと冗談ぽく言ってまたが、心配してかけて来てくれたみたいです。

とにかく何か疲れた・・・温泉でも行きたい。いつも行ってる天然温泉じゃなく、本当の温泉ね。のんびりしたいよー。

そういや、
「温泉行きたいねー」
と言い合ってる人がいるんですが、その人とはここ1か月、2つ隣りの県で仕事していて、5月からずっとG.Wもなし。それどころか日曜もそれ以外もずっと休みなし。

その人の方がスゴイですよね・・・万一ホントに温泉行く事になったら、私がオゴッてあげなくちゃいけないかも。


それからレストランのアルバイトでしたが、
「ご注文の品お揃いでしょうか」
というのを、「でしょうか」 と 「ですか」 が混ざっちゃって、
「お揃いでひょうか?」
って言ってしまい、ちょっぴり恥ずかしかったです。





ともあれ、今日も何とか終わりました。

そういや私が疲れてるのって、精神的な所もあるんですが。友達や知り合いの人の事を心配する気持ちってのは、おそらく誰しもあると思うんですが、私はそれが普通より強いのかも?

例えばタバコを吸ってたり、ちょっと治安の良くない所に海外旅行に行ったり、バイクに乗ったり、コンドームなしのセックスをしたりしている人がいると、
「ちょ、ちょっと大丈夫?」
と、異様に心配になっちゃうのです。出来る事なら本当にやめて欲しい。

そのことを先日、とある人に話したら、
「優希だって酒を飲むだろ。先日海外旅行に行ったし、仕事で危ない場所へ行ったり、週末バイトして働きすぎだったり。それらを親御さんは心配してるのにやめようとしてない。同じ事じゃない?」
と言われて、ちょっとうっとなってしまいました。そりゃそうだけど・・・

でもやっぱり私は、
「あの人に限ってそんな事なんて」
と楽観的にはなりきれない。どうしても。
でもその人が言った、上記のような事を私がやっているのも事実なんだけど、でも・・・

自分の事は棚に上げて他人にばかり心配を押しつけて、結局それは自分勝手なのでしょうか?

「それでは一生誰とも連れ添えないぞ」
と言われて、ちょっとショック。不老不死のサイボーグとでも結婚する気か、とも。
大事な人達だから心配なんだけど、それってダメなのでしょうか。

もし永遠の命を誰か1人にあげられるとしたら、私は迷わず愛する人にあげると思う。

でもそれは、その人が死んだ事によって自分が悲しむのが嫌だから?
相手は生き続けて、大切な人がいなくなって行く哀しみを永遠に味わうことになるというのに、そこまで考えていないから?

分からなくなってきちゃったよ〜。ううん。





00/6/4 (日)
 

今日は1日ゆっくりしてようと思い、目覚しをかけないで眠ってました。

朝になっても部屋が明るくならないように、カーテンもしっかり閉めておいたら、ほとんど目が覚めないで、たっぷり12時間眠ってました! やっぱり暗くしておくといいみたいですね。


起きてからはお風呂に入り、食事をして、たまってたビデオを観てました。

とそこへ、
「あら、今日は出かけないの?」
と母親が。

「うん。疲れたから、家にいる」
「あらそう。お風呂も家で入ったのね。・・・ね、じゃあ、お父さんもお風呂入れてあげてくれる?」
だって。

なっ・・・疲れてるから家にいるって言ってんのに(笑)

いえ入れましたけどね。


夕方からはレストランのバイト。

店員同士の人間関係に、ちょっとウンザリしています。
1人ずつだとみんな可愛らしいのになあ。集まるとどうしてそうじゃなくなるんでしょうね。ああ、イヤだ。





00/6/5 (月)
 

また1週間が始まりましたね。ガンバリましょう。

朝ゴハン何にしようかと冷蔵庫を物色すると、菓子パンが。
そういや昨日、母親が、
「このパン、賞味期限が今日までなのよね」
って言ってたっけ。
よしじゃあ、これ食べちゃおう。

え、昨日までで賞味期限もう切れてる? まあいいじゃないの細かい事は。(細かくない。良くない・・・)


仕事に行ったら、舗装の仕事なので、K工場に行くように言われました。

K工場か。ヤバイなあ。実はずいぶん前、そこの事務所のお兄ちゃんに、
「今度飲みに行きましょう。日にちはそっちに合わせるから、決まったら電話してね」
と言われて、また私も、
「いいですよ」
と調子よく答えておいて、それっきりになっているのでした。

事務所に行った時、ちょっぴり気まずかったです。でもまあ、よくある話ですよね。(え、ナイ?)


さて現場は、2つ隣り市のA町。

一応道順は教えてもらって来たんだけど、
「そこへ行くんなら、ああ行ってこう、じゃなく、こう行ってああ、の方が近いんじゃあないの?」
と走ってるうちに思えてきました。でももし、違ってるとヤだし・・・

なので、道に詳しい大ベテラン運転手さん、Oさんに電話。
「あ、Oさんどうも。ちょっと道を聞きたいんだけど、ええとね・・・」
うーん、どう説明すればいいかなあ。

「A町なんだけど・・・」
と言ったら、Oさんはあっさりと、
「ああ、A町か。それならこう行ってああ行って」
と、簡単に説明してくれました。おおお、さすが!

道に詳しい人っていいですよね。
私は職業柄、道に詳しい人と運転が上手い人に弱くて、んもうそれだけでホレそうになっちゃいます。

って、Oさんには、昔ホレてたんだった(笑)


さてA町に入って、それからは事務所から聞いた通りに行こうとしたんですが・・・

ん? 現場ないじゃん?

あれあれ、と思いつつ、あっちへ行ったりこっちへ来たり。うう、ないよ〜。
すっかり迷っちゃいました。

あちこちウロウロしてて、ふとメーターを見ると、走行距離数が50万Kmに! (ゲゲッと思う方がいるかもしれませんが、トラックだとこのくらいは普通なのです)
おお、やった、大台だ!・・・って、喜んでる場合じゃないっての。

K工場からは 「着きました? どこまで行きました?」 と電話はかかって来るわ、現場監督さんの携帯電話番号を教えてもらってそこへかけて、
「もしもし K工場のダンプです、おつかれ様です遅れててすみません、ええとですね、今 A町のここんとこにいるんですが・・・」
と一気にまくし立てたものの、
「あのう・・・僕、違いますよ」
と思いっきり間違い電話してしまうわ、もうトホホホでした。

もう泣いちゃおうかなー、と思い始めた頃、ようやく現場が見つかり、
「すすすみません! お待たせしましたッ!」
と平謝りで、大慌てで荷降ろしの準備をセカセカやっていると、
「お姉さん、いくつ〜?」
と、意外にも若いお兄ちゃんが多い現場で、ノンキに話しかけて来られました。
「は、はあ? 26ですけど」
と言うと、
「やった! オレが一番近いぞう〜」
と、お兄ちゃん同士で大盛り上がり。どうやら向こうで私が何歳かを予想し合ってたようです。

何だか異様に明るい現場でした・・・まあ怒られなかったから良かったけど。
帰り際、
「お姉さん、今度コンパしない?」
と言われ、電話番号を交換し合って帰って来ました。

何しに行ったんだろ、私(笑)





00/6/6 (火)
 

今日も仕事は忙しいです。

「あ、全部で 100台ね」
だって。荷物 100台分だそうです。 (ひええ)

5台のダンプで運んで、往復 1時間かかるから、えーと。
・・・2日半かかるじゃん・・・

昨夜 社長から 「手が空いたら、山砂 1台運んでな」 って言われてたんですが、もう即 電話で、
「出来ません」
と言っときました。こちらが手伝いに来てほしいくらいですよ〜。





まあそれは冗談として、せっせと1日走ってました。

走ってると たまにあるんだけど、小さい子供連れのお母さんが道を歩いてますよね。
ああいう時、お母さんって、
「危ない! こっちにいらっしゃいッ!」
って子供ちゃんの手を引いて肩を抱いて、クルマをキッとにらみつけて・・・とはしないけど、
「ヤダヤダ。早く行ってよね」
という雰囲気で、子供を抱きかかえてることがあります。
「そんな、怪獣でも来たかのようにしなくってもいいのに・・・ちゃんとゆっくり通るのに」
と、少なからず傷ついてしまいます。ぐすん。

でも反対に、トラックが近づいて行ってるのに手も取らないで歩かせてるお母さんだと、それはそれで、
「子供ちゃんが急にこっちに駆け出したり転んだりしたらどーすんの? 保護者の自覚が足りーんッ!」
と、全くもう最近の母親は・・・とブツブツ言いながら通り過ぎたりするんですけどね。

どっちなんだよ、私(笑)


でも子供に限らず、大人のカップルでもそう。

女性を車道側に歩かせてる男の人って、結構いるんですよね。
外国みたいに、クルマに乗り込む時はドアを開けて、とそこまでは言わないけど、車道側を歩くのくらいはさり気なくして欲しいぞ。

ちなみに階段やエスカレーターでは、男性の方はどうすればいいのかご存知ですか?

正解は、足元を踏み外しても支えてあげる事が出来るよう、女性より階下に立つのがマナーなんだそう。なので上りの場合は後から、下りの場合は先に、と歩くのが正しいんだそうです。

なるほど。いいですね、そういう扱いされてみたいですね。(された事ない・・・)
でも私の場合、付き合った相手の人はいずれも、
「足元を踏み外したら、ボクは例え階上にいたとしても、はっしと支えてやる!」
ってなたくましい人ばかりだったので、まあいいんですけどね。





00/6/7 (水)
 

今朝は朝っぱらから、友達と電話しまくってました。

実は朝6時過ぎくらいに、こちらの方で地震があったんですよ。
それで 「大丈夫だった?」 って。
しかしみんな、
「ビックリして飛び起きちゃった!」
とのことでしたが、って事はまだ寝てたの?(笑) まあ 6時過ぎじゃそうかも。

私は朝食の用意で台所にいて、
「あわあわあわ・・・」
となってたんですが、でもまあ、大した被害も出なかったようなので、良かったです。


そういえば、数日前にインドネシアの方でも地震があったようで、心配。

2月にバリに行った時、街で見かける人全てに、
「この人達みんな、一生幸せに暮らせるといいなあ」
と思ってたもので・・・

あ〜、皆さん大丈夫かなあ?


それにしても今日も暑いです。なんと30度。

相変わらずクーラー嫌いの私は、窓を開けてガンバッてたんですが、やっぱ暑い・・・
これは何か目標がなけりゃダメだ、というワケで、知り合いの人に電話して、今夜飲みに行く約束を取付けました。

よっしゃこれでガンバレるぞ!


それにしてもこう暑いと、海に行きたくなりますよね。

ちょうどこの日、岡野史佳さんの 「君の海へ行こう」 って海の本を読んでたせいもあって、海に行きたい! 海辺に住みたい! 嫁不足の漁師さんの元へ行きたいッ! と本気で思っちゃいました。

でもこの初夏の陽射しのおかげで、ここ数日ちょっと滅入ってたんですが、なんか元気になってきました。
ソーラーシステムか、私は。


さて仕事も終わり、約束した通り、飲みに行って来ました。

この日も盛り上がり、色んな話をして、気がついたら11時半。
5時間もいちゃいましたよ。
周りにいた私達の後に来た人達も、みーんな帰っちゃってとっくにいません。

まあカップルの人達は、この後もあるんでしょうから急ぐんでしょうけどね。
カップルでも何でもない私達は、せいぜい長居させて頂いちゃいましたよ。





あー、でも楽しかった。

ちなみに後から気がついたんですが、一昨日借りて来た新作ビデオ。すっかり忘れてました。
今日までだったんでした・・・

延滞決定。あらら。





00/6/8 (木)
 

仕事が終わって帰る途中、知り合いのS藤さんから電話が。

「おう優希〜・・・」
「S藤さん! どうもお」
「今日飲みに連れてってくれない?」
「あはは、何それ? んもうこっちが連れてってほしいよう〜」
と笑うと、S藤さんは低い声で、
「あのさ、オレやっぱ、取消しだわ・・・」
「えええっ!?」

実はS藤さんは先日、ちょっと色々ありまして、運転免許の停止が来るだろうな、ということになっていたのでした。

だけど免停じゃなく、取消し!?

「そうなんだよ・・・他にもちょっと話があるし、飲みに行かないかなと思ってさ」
そっか、そういうワケなら、もちろん。

「うんうん、行きましょう」
「もうこれで最後になるかもしれないからさ・・・」
とすごい落ち込んでたけど、いや最後にはならないでしょ、絶対(笑)





ともあれそんなワケで、S藤さんと焼き肉屋さんへ。
6時半から11時半まで。昨日と同じく、また 5時間もいちゃいました。

それにしても免許取消し。
取消しになると1年間は免許が取れないので、トラックの運転手してるS藤さんは、当然仕事は続けられない。

「これからどうするの?」
「うーん、まだ決めてないけど。知り合いが声かけてくれてる所もあるけど、県外に出ようかなとも思うし」
そっか、そうなると寂しくなるね。

S藤さんは、私の知り合いの男の人の中では、1番親しい人だと思う。

顔が広くて、社交的で、頭もいい。
そして私は、数えきれないくらいお世話になったり、元気づけられたりしてきました。

私が数年前、今の会社を辞めようとしていた時も、夜遅くまで一生懸命説得してくれた。なので私は会社に残った。
今私がこうしていれるのも、間違いなくS藤さんのお陰だと思う。
そのS藤さんが仕事を辞めちゃう。ううS藤さん・・・

・・・なーんちゃって。
仕事辞めたからって、もう会えなくなる訳じゃなし。へへー。
まあ県外に行っちゃったら難しくはなるけど、まだどうなるか分からないし、お互いが会う気になれば会えるってもんですよ。

ってな訳で、この日もしんみりする事はなく、いつも通りフツーに別れました。
また焼き肉食べに行こうねー。

家に帰って着替えて一息ついたら、もう12時。
飲んでるからすっごく眠いし。もう寝よう。

そして気がつきました。昨日に引き続き、レンタルビデオをまだ観ていない事に。
もう1日延滞決定・・・





00/6/9 (金)
 

さあやるぞ! と張り切ってる日に限って、仕事ってないものですね。
(上記の文章には少しウソがありますあしからず。ちなみに最初の方)

要するにヒマでした。
午前中なーんにもないんだよう。もう8時からずっと寝てました。
11時半、知り合いの人から電話があって、それでやっと起きました。
「・・・ふぁい」
と取ったら、
「なんだ、寝てたのか?」
と一発でバレちゃいました。ふぁ〜い(笑)


午後からは仕事が出て来て、とある現場まで走っていたら、近くにあった運送会社の倉庫に、昔〜の知り合いのTさんが!

うわあ、懐かしい!
他のトラックの荷物を積むのを手伝っていたTさんは、私に気付いて駆け寄って来ると、
「久し振り! 元気?」
「元気だよ〜!」
など、近況をしゃべって、
「また今度、飲みにでも行こうね」
と言い合って別れ・・・ようとしたのですが、Tさんは振り返ると、
「つっても連絡先知らないじゃん」
「あ、そういやそうだわ」
って事で(笑)、電話番号を教えてもらいました。

いやあ懐かしいわ。Tさんとは6〜7年前、ひょんな事で知り合って、以来1年くらいかな、時々飲みに連れて行ってもらったりしてたのでした。

そのうち私が運転手の職に就いて、恋人ができたり 転職した会社で勤務時間が不規則になったりしたりしたために次第に疎遠になり、最後に声を聞いたのはもう4年くらい前になると思う。





仕事が終わってから、早速Tさんの携帯電話にかけてみました。
「もしもしい」
「あ、どうも〜」
と改めてあいさつ。

「いやあ、さっきあの後、冷やかされちゃってさ。参ったよ。スミにおけないなあ、とか言われちゃって」
とTさん。ははは。

「優希はまだ独り者なの?」
「そうだよ。だってダンプ乗ってるじゃん。結婚したら辞めるからね」
「そうなの?」
「そう。寿退社が夢なの。それで辞めるんなら社長も文句言えないだろうし」
「あはは、そりゃそうだ! 最高の辞め方だよな」
「そうでしょ? お祝いももらえるしね。まあうちの社長の場合、くれないかもしれないけど」
「いや、そんな事ないだろ。それまでの働きぶりによるんじゃない?」
「あら、それじゃあダメだわ、私」
「あっははは!」

「でも本当にすごい久し振りだよな〜。国道なんかで擦れ違うことはあったけど、会う事はなかったもんね」
「うん。本当だよねえ」
「オレ、全然変わってないからなあ」
「あ、そう? う〜ん私も、・・・どうかなあ」
「眉の形は変わってたな」
「ぎゃははは!(笑) Tさんだってヒゲはやしてたじゃん!」

といろいろ話してたんですが、
「まあとにかく、今度本当に飲みに行こうよ」
となりました。

「うん! 私はいつでもいいよ。え〜とでも、来週と再来週はダメなんだ。飲みに行く予定がつまってて・・・」
「・・・・・・」
うう、ヤバい。いや当時の私は、遊びに出歩くことは全然してなくて、本当にTさんとくらいしか飲みに行ったりもしてなかったんですよね。

いや当時はワケありで特別だった時期なわけで、そして今も、ちょうど飲み会の約束が重なっちゃってる時期なわけで、たまたまそうな時なだけで、いつもこんなに遊び歩いてるわけじゃ決してなくって、・・・うう、どうか誤解しないでね、Tさん。って、誤解じゃないか。





00/6/10 (土)
 

連休です。
土曜に休みなのって久し振りだから、なんか日曜日みたい。

たっぷり12時間眠った後、買い物に行って来ました。

日用品から洋服から色々買ったんだけど、中でもクーラーバッグ! 買ってしまいました。
今年の夏はこれにビールいっぱい詰めて、遊びに行くぞー!


それからデパート内で開催されていた、クリスチャン ・ R ・ ラッセンの原画展へ。

イルカや海の絵をおもに描いてる人で、ほとんどの人が知ってると思うんですが。

 ← こんな絵です。

そんな大ファンって訳ではないんですが、展覧会がある、しかも入場無料と聞いて、ポスターももらえるらしいし、買い物ついでに、どうせならそのデパートへ行くかなって感じで。

でも行って、本物の原画を目の前にすると、
「すんばらしい・・・」
と感激。とにかく美しいの!

私、芸術ってよく分かんないんだけど。でもとにかく、水玉ひとつ見ても美しいって本当に感じました。

入り口で書かされたアンケートに、
「ラッセンの絵を飾りたいと思いますか?」
という質問があって、「いいえ」 にマルしちゃったけど、考え変わりました。
つっても、飾ろうと思って飾れるモノじゃないんですが。ハイそれはもう。

すっかり感動しながら、1枚1枚じっと眺めて次に行く、って感じで、係員のお姉さんから、
「本当にラッセンお好きなんですねえ」
と言われちゃって、ちょっと照れくさかったっす。買い物ついでに来たとはとても言えない。

そして、ラッセン自身の写真や経歴も紹介されてたんですが、これがすごくカッチョイイんですよ!
がっしりした筋肉質の体格に、長い金髪の髪。
おおっ、いいじゃないの・・・

と、すっかりファンになってしまった私でした。
相変わらず動機は不純ですね(笑)





00/6/11 (日)
 

休みだけど9時に起きました。
腰に手を当てながら牛乳を飲んで、おフロに入ろうとお湯をためてたんですが、どうも何か、母親の起きてきた気配がない。

もう9時なのに。まさか部屋で倒れてるんじゃないだろうなと思い、父親と母親の部屋へ。
「お母さん?」
と部屋の中へ入って行くと、母親がイスの陰にしゃがみこんで笑ってる。
「何してんの?」
と言うと、
「うふふ。アナタが来たから隠れてたの」
だって。

って、子供かあなたは(笑)


私がおフロに入っている間に、ちょうど、先日注文しておいた本などが届いたらしいです。

ドアの外から母親が、
「荷物来たわよ」
「あ、そう? ありがと」
「美衣ちゃん (ネコ) が番してるわ」
「?」
おフロから上がって、フロアに置いてある荷物を取りに行くと、そのダンボールの上に、美衣 (ネコ) がちょこんと座ってます。
ホントだ、番してる(笑)


今日はこの後、たまってたビデオを観て、それからHPの更新。

が、さっき届いた本が気になって、ちょこちょこ読んではやってたから、なかなか進まないったら。当り前か。

HPでは日記の他に、「NEWS!」 っていう全国ニュースについてのページを更新してたんですが、もう5月分がまるまるたまっちゃって。

1か月分の新聞を読み返して記事を拾って行くのは、なかなか大変。
いや分かってはいるんですよ、毎日やればいいって事は。うう、そうなんですが・・・

子供の頃の夏休みの宿題と同じ進行具合になるもんなんでしょうか、こううのって。


夕方からはバイトです。

仕事内容は相変わらずだったんですが、そういえばバイト友達のY枝ちゃん。
大学生で、めちゃめちゃ行動的なY枝ちゃんなんですが、なんと数日後にはアメリカに旅行に行くんだそう!
ついこの間、イギリスから帰って来たとこなのに。

私は週末しかバイトに入っていないので、今日から2週間会えない事になってしまいます。
寂しいよー。気をつけて行って来てね、Y枝ちゃん。


さて私の今後2週間はというと、コンパや飲み会の予定が盛り沢山。

Y枝ちゃんが帰って来るまでに、男のコの1人や2人や3人と仲良くなれてると良いな。るんるん。

えっと、コンパが3つ、個人的な飲み会が3つ、そして日にちが決まってない飲み会が2、3つ。

先に肝臓壊さないように気をつけよう・・・





00/6/12 (月)
 

今朝は4時半起きです。
眠い、眠すぎる。本当にぶっ倒れるかと思いました。

それというのも今日、とある仕事を引き受けてしまったからだったんですが、引き受けるんじゃなかった、本当に。とほほ。

そういや仕事に出てから、仕事仲間のNちゃんが、
「今朝地震あったよね。5時半ごろ」
って言ってたんですが、ええ、本当?

その時間だと、家を出た頃くらいかな。全然気付かなかった。
眠くて自分自身もフラフラ揺れながら歩いてたせいね、きっと(笑)


仕事先の工場へ向かう途中、同じ会社のK林さんから電話が。

「あのさ、優希の後ろを走ってるっていう知り合いから電話があったんだけど、右のタイヤパンクしてるんじゃないかってさ」
とのこと。げげっ!

「あ、じゃあ見てみます。どうも〜・・・」

電話を切って、トラックを止めて見てみたら、確かにパンクしてました。
恐るべしダンプ業界のつながり。相変わらず、有り難いような放っといて欲しいような。


仕事帰り、事務所に寄りました。

社長も誰もいなかったけど、日報を机の上に置いて帰ろうとしたら、あ、新しいパソコンがある!

パソコン台も新しいステンレスので、プリンターまである。いいないいな。
私の部屋のパソコン台は、そこいらにあった小さい机を2つくっつけたものなので、パソコン台って憧れなんですよね。





そういえば自宅のパソコンですが、5日ぶりくらいでメールチェックしたら、えらい事になってました。

「はじめまして」 メールがどっさり。お返事遅くなってゴメンなさい。

他の 「巨乳美女」 「大人の恋愛」 「こんなビジネスがあったんです!」 ・・・等のメールは、題名で削除ですが。

そういや中に、
「理子さん、はじめまして。メル友になって頂きたいのですが。よろしくお願いします」
ってのがあって、
「間違いだと思うんですけど」
と返事を出しておきました。
はっ、ひょっとしてこれも手なのかしら? まあいいか、どちらにしてもメール交換は出来ないんだし。





00/6/13 (火)
 

今日の仕事は、山の林道です。

しかし狭い。いや林道なんだから狭いのは当たり前なんですが、路肩が分からないわ、木の枝が出まくってるわで、ひええです。

途中に 「熊出没」 というコワイ看板があったり、オマケに昨日も来てた運ちゃんに、
「この先に古い橋があるから、そこは1台ずつ通らなきゃダメだぞ。2台乗ると、落ちるぞ」
なんて言われるし。

それでその橋まで行ったら、
「この橋、老朽化につき大型車両は危険。通行止め」
という看板が。

ちょ、ちょっと、「2台いっぺんに渡っちゃダメだぞ」 って、1台でもダメなんじゃん!(笑)

橋の下を見ると、上流なので、トラックよりも大きい岩がゴロゴロと。
「・・・橋が落ちたら、死ぬな」
と思い、コワくなっちゃったので、気にしない事にしました。(それでいいのか?)

しかし辺りを見回しても、木 ・ 木 ・ 木。いやあ緑を見てると心がなごむ・・・わきゃないです。

また荷物を積む所はは、
「あの辺動いてるからさ。いつ崩れてもおかしくないから、ちゃっちゃとUターンしてパッパと積んでサッサと下りて来なきゃ危ないぞ。あ、荷物を積む順番が来てから上がれ。上にいると危ないから」
だって。帰りたくなって来た。


せっせと仕事していたら、途中、林道の出口の所で乗用車が1台、道から落ちてゴロンと横になってました。

「うわ、何だこれ!」
慌てて中を見たけど、人はいませんでした。

私の前を走っていた運ちゃんがちょうど落ちてすぐの場面に遭遇したそうで、
「困ってたからさ。レッカーの会社に電話しといてやった」
とのことでした。

「それでさあ、乗ってたの80歳くらいのジイちゃんバアちゃんなんだけど、不倫なんだって」
だって。
なんともはや。


ようやく仕事は終わったんですが、は〜疲れた。

林道なので、信号も交差点もなし。1日じゅうノン ・ ストップなので、異常にグッタリです。
そんでノルマもギリギリだし、お昼休みも全くなし。ゴハンだけは食べたけど。

後から聞いたら、昨日来た運ちゃんは、 「もうイヤ」 と今日も来なきゃいけないのに断ったんだそうです。

ああそう。その人の代わりに私たちが回されたわけね。
なんか余計疲れた気がする。自分がイヤなら他の人だってイヤなのに、自分さえ良ければいいのかなあ。


さて気を取り直して、この後は私が幹事のコンパです。

女のコは、Y美ちゃんとY子ちゃんとYちゃん・・・ってあら、伏せ字がみんな同じだわ。
まあとにかく、高校の同級生です。

初対面の男女同士、お互い名前を言い合って、その時、セールスポイント (チャームポイント?) を 1言付け加えることにしました。
みんな趣味とか色々言ってたんだけど、私の番になって、
「高木です。セールスポイントは、ええと何だろ・・・」
と考えてたら、知り合いの男のコが、
「いつもハイテンション!」
だって。う〜む確かに。でもそれってセールスポイントになってるのかな? まあ幹事だからどうでもいいんだけど。





ともあれ、この日はとっても楽しかったです。
みんなも楽しんでくれたようで、良かった良かった。





00/6/14 (水)
 

今日も昨日と同じく、山の中での仕事です。

昨日で慣れたのか、今日はそれほど辛くなかったです。

でも昨日は知り合いの運ちゃん ・ Bさんとずっとしゃべっていたけれど、今日は無線のついてる人がいない。
ラジオも電話も通じない山の中で、1日中、黙々と運転しなきゃならないのはかなり退屈。

あまりにも退屈なので、携帯電話でダウンロードした着信メロディを鳴らして聴いてました。


仕事が終わって家に帰って来ると、腰が痛い。
やっぱり、林道ノンスノップ2日間ってのは、相当負担だったようです。

湿布はってます。うう情けない〜。





00/6/15 (木)
 

梅雨入り宣言されたとたん、雨が降りませんね。カラッと晴れてます。

相変わらずクーラーつけるのキライな私は、窓を開けてたんですが、よりによって今日は舗装の仕事。

舗装の仕事では荷物はアスファルトなんですが、これは積んだらシートをかけなきゃならなくて、荷物のアスファルトがすごく熱いのです。180゜Cくらいかな。
1度顔にかかった事があるんですが、熱かったなあ。って、当り前ですね。危ないなあ。

今日も何回もシートをかけていたら暑くって、昼過ぎごろになると、体がだるくてフラフラしてきちゃいました。


でも今日は仕事が終わってから飲みに行って、ビール指数はかなりアップしていて、すごく美味しかったです!

この日行った居酒屋さんはメニューも豊富で、雰囲気も良く、また何より家から近いので、よく利用しています。

そういや先週も来たような。先々週も。
そして来週も行く予定なのでした。行き過ぎだろ。





00/6/16 (金)
 

朝 起きたら、なんだか朝食とお弁当作るのが面倒くさい。

15秒間台所で考えて、やめました。やめやめ。

今日も暑くなるようだし、お弁当食べる気がイマイチしないんですよね。
コンビニで冷やし中華買おうっと。


そして今日も暑いです。梅雨の中休みで、30゜C越えました〜。
でも相変わらずクーラーつけてませんけど。


家に帰って、夕食を摂ろうと下へ下りて行ったら、・・・こ、子供がいるう! 誰の子じゃ?

と驚いていると、
「隣りの子よ」
と母親。
あ、そうですか・・・いや知らないもん。ちょっと見ないうちに大きくなっちゃうし、子供って。

ちなみにお隣りの子供ちゃんは、7歳の男の子と1歳4か月の女の子。

うちのネコを追っかけ回してましたが、ネコはイヤがって逃げ回ってました。子供って触り方に遠慮がないもんねえ。

ハムスターの雪ちゃんのことも、
「さわりたい」
と言ってましたが、う〜む、まだちょっとやめてね。ギュッとやられたら一巻の終わりですもんねえ。





00/6/17 (土)
 

仕事です。忙しい〜。

昨日までは梅雨の中休みでカラッと晴れて30゜C 以上にもなってたんですが、今日はうって変わって曇り時々雨です。

知り合いの人の結婚式なんだけどな。でも小雨だし、涼しくて却って良かったかもしれません。

ちなみに私はというと、雨上がりの山は土でニュルニュルで、滑って山壁にぶち当たるかと思いました。怖かったです。うう。


「TVチャンピオン」 って番組は、こちらでは土曜のお昼に放送されてるんですが、今日は 「ケーキ職人選手権」。

ケーキすっごく美味しそう! あ〜食べたくなっちゃった。

決勝戦では、厨房から会場へどでかいウエディング ・ ケーキを、冷蔵車に載せて運ぶのを見て冷や汗。すんごい責任重大ですよ、このトラックの運転手さん。

「もし私が保冷車の会社に勤めてて、こんな依頼が会社に来たりしたら」
と想像すると・・・(来るわきゃないけど)

実際に依頼のあった会社では、冗談でなく大変だったでしょうね。

「社長、TVチャンピオンさんからお電話です」
「なに? どこからだって?」
「ほら、TV番組ですよ。いつも ○曜日にやってるやつ」
「その番組が何だ?」
「ですから今その番組スタッフの方からお電話で、今度ケーキ職人選手権てのをやるんですが、そのケーキをうちで運んで欲しいんですって」
「ふ〜む、よく分からんが TV番組か。宣伝にはなるな」
「なりますよう! お受けしましょうよ、私あの番組好きなんですよ」

「おいおい、受けたのはいいが、話を聞くと大変だな。ミスがあってケーキを崩しでもしたら、こっちの責任になるじゃないか」
「そりゃそうですよ社長」
「これは慎重にやらんと。とりあえずトラックは 2 t 車でいいな。運転手は・・・おい誰にする? 2人はいるぞ! あと助手もだ!」
「やっぱりベテランの○○さんがいいんじゃないですか? それと△△さんですかね」
「そうだなあ。じゃああの2人に頼んでみるか」
「あとどの道を通るかですね。スタッフの方の説明ですと、厨房がここ、会場がここですからね」
「う〜む。最短距離で、なるべく段差がなくて、それでいて交差点と右左折が少なくて、なおかつ車通りが少ない道を選ばんとな」
「そんな道ありませんよ。東京ですよここは」
「あっそうか! ・・・くく、高木優希の住んでるような地方の田舎だったらなあ」

って社長、余計なお世話です・・・


それからラジオでは、旅行先での恋愛、いわゆるアバンチュールについての FAXを募集してて、面白かったですよ。やっぱり経験ある人いるのね。ワーオ。

私は海外旅行の経験は2回しかないんですが (それも 1回は社員旅行)、どちらも南の島のリゾート地で、
「開放的になってしまうなあコレは」
と確かに思いました。

バリに行った時、ホテルにムードのいいバーがあって、
「ここに誘われたら一緒に飲んでしまうかもッ」
と本気で思ったもんです。(誰にも誘われなかったけど)


それはそうと、仕事です。

お昼過ぎに行った現場では、どこに荷物を空けるのか分からなくて、現場の人に聞いてみました。
「ああ、どこかなあ。・・・お〜い!」
とその人は、離れた所にいる別の男の人に声をかけて、降ろす場所を聞いてました。

「ん。あの人、何であんな離れた所にいるんだろ? 何してるんだ?」
と何となくチラチラ見ていると、少ししてその人が、ズボンのチャックを上げながらやって来ました。あ、そういう事してたのね。じっと見てるんじゃなかった(笑)





00/6/18 (日)
 

うう眠い。
昨夜は3時過ぎまでパソコンしてたのでした。





00/6/19 (月)
 

やって来ました月曜日。うう眠い。

昨夜12時頃、知り合いのAくんからの、
「いま友達と飲んでるんだけど、良かったら出て来ない?」
というお誘いの電話も、明日仕事だからとちゃんと断ったのにい。って、当たり前か。


さて仕事です。

現場は、新築中のパチンコ店だったんですが、車通りのガンガン多い道から直接バックで入ってかなきゃならなくて、すごく入りにくかったです。

そしてお昼過ぎ。次の現場は、山のど真ん中。
国道から沿れた狭い道を入って行ったんですが、なんか見覚えあるな、この道・・・
と思ったら、2〜3年前にも仕事で来た所でした。

その日は1日じゅうこの山道を上がったり下りたりしてて、ある時パッとカーブを曲がったら、道の真ん中に蛇がいて、荷物積んでるし下り坂だしいきなりだしで止まれなくって、そんで結局踏んじゃって、うう生き物轢いたの初めてだあそれもヘビ、と落ち込んでて、次にその道を通った時パッとカーブを曲がったら道の真ん中にさっきの潰れた蛇がいて、それを今まさにかっさらおうとしてるトンビがいて、今度は慌てて止まったらトンビは脚で蛇をつかんでばさばさあッと飛び立って行った、という絶妙なタイミングに出くわして、クラクラ目まいがしたもんです。(長いなー)

そういう思い出の道 (どこがじゃ) を、よいしょよいしょと上がって行ってたんですが。

私のトラック、エンジンの回転計がいま壊れてるんですよね。いくら走っても針が0のまま、全く動かないの。
これではオーバーヒートしちゃうかも、と思い、社長に伝えたところ、
「ん〜。でも、大体分かるだろ?」
って、あのう。
なるべく修理には出したくないという、ケチ・・・いやしっかり者の社長は、いつもこんな調子なのでした。

まあ4年以上も乗ってるんだから確かに、エンジン音で大体何回転なのかは分かりますけど。
だけどいつも、
「気をつけろよ。事故だけは起こすな!」
とくどいほど言ってるくせに、こういう時だけは、
「大丈夫だよな? な、なっ?」
と態度が変わるんですよね。もう(笑)

車検の時にでも直してもらおうっと。
11月なんですけど(笑)


そういや今日、母親と賭けをしたのでした。

私がバイト先のお店からもらって来た 「大福あんぱん」 ってパンがあったんだけど、
「これ、『大福』 なんて書いてあるけど、お餅が入ってるのかしら?」
と母親。
「ただのあんぱんでしょ? お餅なんて入ってるわけないじゃん」
「でも、じゃあなんで 『大福』 なの?」
「それは知らないけどさ。でもあんこだけだよ、きっと。賭ける?」
「ようし! いくら賭ける?」
「えーと、じゃあ500・・・じゃ面白くないな、ようし5000円!」

そして母親が、むにゅっとあんぱんを2つにちぎると、パンの中にはあんこと、お餅が入ってました。

「ほお〜ら見なさい! やっぱりお餅よ」
ぐわ〜ん! 本当に大福のようにお餅が入っていたとは。ま、負けた・・・

くく、賭け金5000円、無駄な出費だわ・・・でも大福あんぱんはおいしかったです。





00/6/20 (火)
 

朝です。相変わらず眠いです。

お弁当を作って、お弁当袋に入れるという時になって、箸がないことに気付きました。
おかしいなあ、いつものように洗って箸立てにさしておいたのに、と思って探してみたけど、やっぱりない。

仕方ないので、母親の箸を持って行きました。
いや私のは、朝食を食べるのに使って洗ってないもので。(洗えって?)


しかし今日も暑いです。

おまけに仕事はまたも舗装。これは荷物が150゜C以上あって、それにシートをかけなきゃいけないので、体を動かす上に暑くなっちゃうのでした。

クーラー嫌いの私は、今年まだ1度もクーラーをつけてません。窓を開けて自然の風は気持ちいいなあわはははッ、と仕事してたんですが、この日はさすがに昼過ぎからつけちゃいました。

うう、負けた・・・(誰に?)


おかげでビール指数がバーンと上がってしまったので、仕事が終わってからの飲み会は、とっても待ちどおしかったです。

今日はなんかね、友達と知り合いがガーッと集まって、10人くらいで飲みに行っちゃいました。
もう楽しいのかそうでないのかワケ分からん。

おまけに11時過ぎに家に帰って来てから、また缶ビール飲んでるし。
寝たのは1時過ぎだし。

そうしてまた眠い朝が来るのでした。とほほ。





00/6/21 (水)
 

今日はとある女友達と、長電話してました。

この友達なんですが、ずっと以前からの知り合いではあったものの、どうも今ひとつ 「友達!」 とは言い切れないような気がしてたんですよ。

とってもいいコだし、当初から私に親し気にしてくれてるんだけど、何というか、考え方が少し後ろ向きな所があって、そこが私はどうも好きになれず、正直 彼女から電話がかかって来るとちょっぴりゆううつにもなったり。

でもここ1か月くらい、私の中でも彼女の中でもそれぞれ変化があったようで、彼女もとても前向きに元気になって来たし、私も彼女のいい所がまた更に分かって、会うのがとっても楽しくなりました。
今日のように長電話もするし、携帯電話のメールもお互いし合ってる。

友情にも片思いってあるんですね。恋愛と同じなのかも。どちらも人と人とのぶつかり合いですもんね。

彼女と私は、もう確実に両思い!





00/6/22 (木)
 

今日も雨の中仕事です。

最後に行った現場は、なんだか場所がややこしい。
「うーんと、こう行ってここを曲がって、こう」
と教えてもらった通りに行ったら、途中踏み切りがあるんですが、狭いじゃん・・・
つーか踏み切りじゃないじゃん。線路に細い道がつけられてるだけで、「自動車は通行禁止」 となってる。

「もし、タイヤが線路の溝にはまって動けなくなったら・・・」
電車を止めることになって、辺りは大騒ぎになってしまう! ひょええ〜!
でもUターンも出来ないので、
「どりゃあッ!」
と勢いつけて、ガーッと通ったら、通れました。良かったー。


でもその後、現場はその線路沿いで、車幅ギリギリの細い道のすぐ横が線路。

「もしタイヤが線路側の路肩に落ちてしまったら・・・」
電車事故になって新聞に載ってしまう! イヤイヤそれだけはイヤーッ!
とビクビクして、異様に慎重な運転で、のたくらのたくら走ってました。
これまた無事に出て来れた。良かった・・・

でもここへは、もう1度来なきゃいけなくなったのでした。


家に帰って、お風呂に入ってサッパリしてると、友達のY美ちゃんから電話が。

「今日、急に仕事休みになっちゃって。その辺フラフラしてるの」
とのこと。しばらく話してたんですが、
「ヒマなら家に来ない? 一緒にゴハン食べようよ」
と私が提案。
というわけで、カキーンッとビール冷やして、30分後に家にやって来た Y美ちゃんと一緒にゴハン食べて、んぐんぐビール飲んで、Y美ちゃんが持って来てくれたサクランボとビワを食べて、ポテトチップス食べて・・・いい加減にしろって?(笑)

「そういえばさ、大人になると味覚って変わるよねー」
とY美ちゃん。
「前は私、ポテトチップスのこの 「のりしお」 ってあまり好きじゃなかったの。なんか味が濃いじゃない? でも、今は好きなんだよね」
とポリポリ。

「ああ、そうかも。私はね、「うすしお」 ってあるじゃない。あれを初めて食べた時、味がなくて全然おいしくないって思ったんだけどさ。今はおいしいなーて思ってよく食べるもんね」
「ねえ。味覚って変わるよね」
「大人になるとねー」
って、なんでポテトチップスが大人の味覚なんだ?

まあそんなで、ダラダラ飲んでてとっても楽しかったです。
気がついたらもう12時。慌てて寝ました。いやー、今日は飲んでるだけで終わったわ。





00/6/23 (金)
 

うう、今朝もツライです。でも明日は休みだし、何とかガンバリましょう。

仕事がヒマだったのが幸いでした。いや幸いじゃないって。ダメなんだってそれじゃ。社長ゴメンなさい。

仕事先の工場では、事務所と工場が道を挟んであるんですが、ちょうど工場の隣りに、プレハブのハウスを建ててます。
「何だ何だ? 事務所、新しくするの?」
と、同じ工場で働く運転手仲間の Nちゃんにメール。

「うん。そのプレハブを仮事務所にして、今ある事務所を建て直すんだって」
「そうなのかあ。いや〜、いいねえ」

事務所が新しくなるのがいいのか、プレハブを建ててる若いお兄ちゃんがいいのかは、ご想像にお任せします。


今日は実は、飲みに行こうか、と約束をしてたんですが、その相手から未だに連絡がない。

「連れに聞いてみるよ」
と言ってたから、電話が来るのを待ってるのに〜。

「キャンセルってことなのかな」
というふうに解釈した私は、昨夜友達のY美ちゃんが家を尋ねて来てくれたので、一緒にガンガン飲んでたのでした。
なので今日はもうビールいいです・・・

という気分だったのに、3時半頃、その相手から電話が。
「今日どうする?」
と言うので、私はムッとして、
「どうするって、そっちが電話するって言ったから待ってたんだけど」
「あーそうか、ゴメン。いやこっちは OKなんだけど」
と言われたものの、もう連絡ないなって思い込んで、すっかり今日は家でゆっくりしてるつもりになってたし。

それからしばらく話し合ってたものの、結局、また今度ね〜という事になりました。ちゃんと連絡はしてほしいのよね。


そういや帰ってから、母親から、とある女のコの話を聞きました。

母親の知り合いだという22歳のコなんだけど、先日、18歳の時から付き合ってて結婚も決まっていた彼氏と別れちゃったらしい。

というのも、結婚が決まった時点でその彼氏が、
「結婚までの半年間、遊ばせてくれ」
と言ったそう。
遊ばせてくれって何だ? 女遊びか?
彼女もその両親ももちろん反対したんだけど、まあでも、彼氏は遊んでいたらしい。
そうしたら同じ会社の年上のバツイチ女性とデキちゃって、お腹に子供まで出来ちゃって、彼女とはジ ・ エンド。

「結構ふくよかなコだったのに、18Kgも痩せちゃったらしくて、もうガリガリなのよ。顔だって、アナタみたいになっちゃって」
と母親。アナタみたい、とは何だ! 私はこれで普通なんだよ、放っといてちょーだい。

まあそれはいいんですが、今日がそのコの22歳の誕生日らしく、後から家を訪ねて来るそうで、母親はプレゼントを用意してました。

う〜んでも、辛いですねえ・・・
私はまだまだ人生経験が浅いから、そういう時、何て言葉をかけてあげればいいのか分からない。

「そんな男とは別れて正解! 結婚前で良かったと思わなきゃ」
というセリフも、確かに客観的には本当にそうなんですが、いくらひどい男でも好きだったんだから、本人には何のなぐさめにもならないと思うんですよね。

「まだ若いんだから、これからいくらでもいい人が現れるわよ」
というのもどうでしょう。まだ若いんだから、って何だ? 「未来があるんだから」 という意味なのでしょうが、今がツライのに、未来のことを考える余裕なんてないでしょう。
年なんて関係ない。失恋したばかりの時に 「きっともっといい人がいる」 なんて言葉ほど信じられないものはない。

「何で年上のバツイチ女なんかに!」
と相手の女性をとことん悪く言うのも、あまり彼女の慰めになるとは思えない。
条件だけ見ると、確かにその女性より、22歳の彼女の方がいいかもしれないけど、それはあくまでも一般的な物差しで勝手に計ってるだけ。好きになるのに条件なんて関係ないし。

まあ今回の場合、彼はそのバツイチ女性を本気で好きになったのか、遊びのつもりだったけど子供が出来たからなのかは分からないけど。




こういう時って、どういう言葉をかけてあげればいいんでしょう。

私は何も言えない。状況は違うけど、私も過去に辛い思いはしてるから、だからこそ言えない、というのがあるの。
何を言われても辛くて、なんの慰めにもならなかった事を身を持って知っているから、何を言っても無駄だ、と思ってしまうんですよ。

ただ、「時間」 しかないんじゃないかと思う。でも今、ツライ時を過ごしている人に、
「時間が経てば楽になる」
という言葉は、これまた残酷すぎる。過ぎた時間は確かに早いけど、これからの時間は目まいがするほど長く遠く感じるもの。今こんなにツライのに、一体いつになったら楽になれるの? と気が遠くなってしまうんですよね。

あー、私にはやっぱり何も言えない。
時間と、周囲の人の支え (と出会い) しかないんじゃないかと思う。本当にそう思う。けどそれは言えないし・・・

どなたか何か、いいアドバイスがあったらお願いします。





00/6/24 (土)
 

今週も土曜日はお休みです。嬉しいな。

例によって目覚しをかけずに寝てたんですが、起きたら 2時。ははは。
(ははは、じゃないだろ)


そういや寝てる間、何回か携帯電話が鳴ってたなあ。

3件入って来てたので、こちらから掛け直すことに。
まずは仕事上での知り合い、Bさん。
「あ、もしもし」
「おう優希い。何してんの? 家にいるの?」
「うん、家にいる。寝てたよ。今起きたの」
「なんだ寝てたのかあ。まあいいや、それはそうと火曜日どうする?」
Bさんとは飲みに行く約束をしてたのです。

「う〜んと○時でいいけど・・・あのー、約束してたの、来週の火曜だよね?」
「あれそうだっけ? ぎゃははは! オッケー分かった、じゃあねー」
何なんだ・・・(笑)




お次は知り合いのOさん。
「もしもし、Oさん? ゴメン寝てたわ、おはようございます」
「なんだ、そうか。いや、休みだからメシでも食おうかと思ってさ」
「あ〜、そうかあ。今どこにいるの?」
「雀荘」
ぶわははは! 私が電話出ないから麻雀に行っちゃったのね。ゴメンねえ。

「今日もバイトなんだろ?」
「うん、夕方からね。バイト終わってからなら空いてるけど」
って、終わるの夜の 12時なんですけど(笑)
「じゃあ一応、終わったら電話して。まだ (オレが) 起きてたら飲みに行こう」
「うん行こう行こう! じゃあね〜」




最後は、仕事先の工場。
「すみません、お電話あったみたいなんですけど」
「あ、そうそう。ええと月曜日、8時までに M工場ね」
ふんふん。という事は早出か。

「はい分かりました」

これで連絡事項完了。


さてそれからは、何しようかな。

つっても大した事出来ないんですけど。時間が時間だし、すぐに夕方からはバイトだし。

なので家でのんびりしてる事にしました。連休だといいですね、1日ゆっくり休めるから。

夕方からのバイトも閉店、掃除を終えて、再びOさんに電話してみました。

Oさんはまだ起きていて、なんとあれからまだ麻雀やってました(笑)
「どうする? 飲みに行く?」
「おう、どっちでもいいぞ。オレ腹減ったわ」
「あ、じゃあ行こうよ! 今から着替えて、すぐに出るわ」

ってな訳で、5時までやってる居酒屋さんへ。
これがまた、若者のグループですごいニギヤカ。以前もバイトが終わってから来た事あるけど、その時は2〜3組しかいなくて静かだったのにな。
まあニギヤカなのって好きだから、いいんですけどね。


でもとあるグループが帰る時、店員さんと何かもめ出して、大声でイチャモンつけてるの。
それを見た周りのグループも、
「おう殴れ殴れ!」
なんてはやし立てていて、
「ちっ、これだから若いヤツはヤなんだよなあ」
と、私と決して若くないOさん2人は、ブツブツ言ってたでした(笑)

それから 3時まで飲んでて、帰って寝たのは 4時半になってから。
もう朝だけど、おやすみなさい。




00/6/25 (日)
 

ふわわ。お昼前、やっと起きました。
でも昨夜寝たのは明け方だったし、まあいいか。

ゴハンは何にしよう、と台所を漁ると、カレー (レトルト) があったので、それにしました。(もうちょっといい物食べろよ)

んでお湯を沸かしてレトルトパックを入れ、温めてるうちに、ゴハンをよそおうとしたんですが、ゴハンがない!
ジャーは空っぽでした。

温まりかけてたレトルトカレーを引き上げ、仕方なくうどんにしました。
あとパンも食べました。牛乳も。もうヤケ。


あと夕方からのバイトは、ヒマだったかな?
バイト仲間のOくんと、なぜかコンパ談義になりました。

「コンパでは、どういう男の人がモテるんでしょうかね?」
とOくん。
「う〜ん、それは好みにもよると思うけど・・・でもアレだね、しゃべらない人はダメだね」
「あー、無口な人ですか」
「無口な人はそれで仕方ないと思うけど、それでもこう、一生懸命しゃべろうとしてるってのが分かればいいわけよ。でもそうじゃなく、ムスッとしてやる気のなさそうな人ね。アンタ何しに来たの? って言いたくなるような」
「ああ。そんな人はダメですか?」
「ダメだね。せっかく来たんだからさ、例え相手が気に入らなかったとしても、せめてその場だけは楽しく盛り上げようとしてくれる人でないとヤだ」
なんて、なんだか偉そうに言ってました。

逆に 「じゃあどんな女の人がモテると思います?」 という質問に、
「うーん・・・それも好みなんだろうと思うけど・・・」
と詰まってしまいました。どんな女性が男受けするかって事が分かってるんなら、とっくに自分がそうしてるって!(笑)

「どんなかねえ。あ、でも私の友達はモテるよ! うん」
「へえ。キレイな人ですか?」
「そりゃそうだろうねー。性格もいいしさ、何ちゅうこう、柔らかいというか。そういやこのお店にも来たことあるよ」
「ひょっとして、この間このテーブルに座ってた人ですか?」
「ああ、そうそう! そのコだよ」
「へえ〜」
とOくんは肯いて、
「でも僕は、(私を指差して)・・・が、いいですよう」
だって。
う〜む、なかなかやるのう、Oくん。





00/6/26 (月)
 

暑〜。今日も暑いです。

仕事中、荷物を積んでいる時、知り合いの運ちゃん、Dさんと身振り手振りで、離れた所から話して (?) ました。

その少し前に無線で、
「Dさんは髪が短い方が男前だと思うよ」
と私が言ったからか、Dさん、運転席の窓を開けてわざわざ私に見えるようにしてバックミラーに映して、クシで髪をとかしてる。
「どう? (目線で)」
「う〜ん、やっぱり今の髪型はイマイチだねえ (同じく私、目線で)」
またもDさん、クシでサッサとやって、
「これでどう? (またも目線で)」
「ちょっとはいいかな、ちょこっとね (手で合図)」
「ぎゃははは!(笑)(顔だけで笑う)」

Dさん、マトリックスばりのサングラスをかけて、再びクシでサッサ。
「どうどう?(またも目線で)」
「あー、もう、無駄なあがきはしない方がいいよ。もうやめて、もう (あちゃーという顔で手を振る)」
「(笑)ダメかあ? くっそー!(笑)(と顔の表情で)」
「はいはいはい、もういいから (手で、あっち行って、という仕草)」

・・・てな事をやってました。何やってんだか(笑)


仕事友達のNちゃんと、電話でしゃべっていて、
「昨日は彼氏と何してたの?」
と私。

「午前中は選挙に行って・・・午後から、隣の県の動物園にまた行って来たの。出来たばかりの頃に1回行ったんだけど、人がすごく多かったから、もう1度行ってみようかって思ってさ」
「あー、なるほど」
「人はやっぱり多かったんだけど、ちょうどアザラシのショーが見れて、それがなかなか面白かったよ」
え、アザラシのショー!?

驚いて、
「アザラシ? アザラシって、ショーするの?」
「うん、やってたよ。キューッて鳴いたり、ボールを転がしたりさ」
ええええっ!?

「本当に? アザラシが芸するなんて、初めて聞いたよ! スゴイねそれ!」
と私はすっかり興奮。うーむ、それは見に行く価値があるかも!

「それって確かにアザラシだよね? イルカとかアシカじゃなくって」
「え? ・・・だと思うけど・・・」
「アシカじゃないんだよね? 確かにアザラシ?」
「え? え? アザラシってどんなだっけ?」
あら・・・

よく話を聞いてみると、それはアシカだったようです(笑)

「あー、でも、恥かかずに済んだよ。無線とかコンパとかで、この話しちゃってたらヤバかったよね」
とNちゃん。うん、確かに。

でも、HP上でこうして書いちゃった。ゴメンね(笑)





00/6/27 (火)
 

あー眠い。

相変わらず昨夜遅くまで起きていたので、朝が眠いです。
もういい加減、早く寝るようにすればいいのに。自分のバカバカ。


仕事は、雨なのに忙しいです。

仕事仲間のNちゃんと電話で話しつつ、ガンガン走ってました。
と、急に、
「ち、ちょっと!」
と Nちゃん。
「おっ、どしたの?」
「今さ、高校生くらいの男の子が、カサさして自転車に乗って走ってたのよ!」
うんうん。

「私の前にトレーラーが走ってたんだけど、そのトレーラー、男の子を追い越すのにすぐ脇をビュンッてさ、全然スピード落とさないで走って行ったの!」
ふんふん。危ないねえ。

「そしたら風圧で、男の子のカサが取れちゃったの!」
え、取れた?

「そうよ! カサが骨組みだけになっちゃったの!」
って、あのビニールというか布部分というか、それが取れたの?

「そう!」
んで骨組みだけになっちゃったの!?

「そうそうそうなのよう!」
って、そ、それは・・・ぎゃははははは!(笑)

「本当なのよう! TVみたいだけど、本っ当にキレイに取れたの! 男の子、はあ? って顔してたよう」
ぎゃはははははは!(笑)

「笑い事じゃないわよ。同じトラックに乗ってる者として、あのトレーラーが許せないよ私ゃ」
と Nちゃんはトレーラーにすご〜く怒ってて、うん、確かにそうなんだけどさ。

でも現場を見てないせいか、私はどうしても、想像すると笑えちゃう。
「あ〜、ちょ、ちょっと待って、お腹イタイ」
と、笑いすぎてお腹と顔がイタくなる始末。かろうじて運転してたけど、トラック止めて笑おうかと思ったよ、本当に。

あ〜笑ったわ・・・いやでも危ないですよね、よく考えると。
うーん。男の子、ゴメン。思いっっ切り笑ってしまいました私ゃ。


その後、初めての現場に行ったんだけど、場所が 「この辺り」 って説明。

まあ行けば分かるか、ととりあえず行ったら、その辺りに、「この先ダンプ出入り口」 という看板が。
おっ、これだこれ・・・と思いつつ走って行ったら、あっさり入り口を通り越えてしまいました。

おっとここだ!
ちょっとが分かりにくいんだもん。現場のオジさんも慌てて、走って呼びに来てました。ゴメンなさい。

んでその後Nちゃんも来てたんだけど、同じようにあっさり行き過ぎ。
続いてHさんも行ったけど、やっぱり行き過ぎてました。

まあ、初めての現場はこんなもんです。(そうか?)


さて今夜は、バイト先のお店の人達が集まっての飲み会です。

うちのレストランは年中無休だから、この日みたいに店内の大掃除でお休みという時くらいしかみんなで集まれなくって、なかなか貴重なのです。

近くの居酒屋さん 「T」 に 6時半からで、私も仕事が終わってから参加することになっているのでした。楽しみ。

それにしてもこの 「T」 には、ここんとこ毎週来てる私。今日で 5週連続だったりして。


仕事が終わってから、7時半頃にお店へ。

始まって1時間経っているので、ちょうどお料理も一段落して、みんなお酒もほどよく回っているよう。

私が席につくと、向かいに座っていた厨房のS井さんが、
「あっ、高木さんだあ! どうぞどうぞン」
と瓶ビールを両手に1本ずつ持って、2本同時にひとつのコップへ注いでくれました。う〜ん、出来上がってるなあ。

それにしても賑やかでした。男の人は一気飲みしたりビールこぼしちゃったり、一通りはやらかしてたし。
まあでも 20人くらいいたんだし、この人数では多少ハチャメチャになるのも無理ないですよね。自分が店員ならイヤだけどさ(笑)

あ、私は上品に飲んでましたよ。もうオトナですからね。

ビールを注がれるまま飲んでたんですが、これだと自分でもどのくらい飲んだか分からないんですよね。なので飲んでないのも同然です。って、それは違うだろ(笑)


11時にお開きになりました。

つか店員さんが、「お会計お願いします」 って言いに来たのでした。
他のお客さんはまだ沢山いたのに。ひょっとしてイヤがられた?

ゴメンなさい店員さん。後のテープルを見たらすごい有り様で、これを片付けるお店の人が心底気の毒になりました。座布団はビールまみれだし。

まあ会計は水増ししてあるだろうから、いいよね? (してなかったらゴメン)





00/6/28 (水)
 

今日も雨です。仕事は、初めて行く所。

事務所の女の人が場所を説明してくれたんですが、
「えーと、H町のN小学校の信号を左ね。そうすると農協のガソリンスタンドがあるらしいから、そこをええと、西の方に入ってほしいんだって。そうしたら重機機械があるっていうんだけど」
と言ってから、
「どうしても分からなかったから、これ社長の電話番号ね」
と、お客さんの社長の携帯電話番号を渡されました。

うう、イヤな予感。こうして電話番号を渡される時って、いつも結局 現場が分かんなくって右往左往して、あげく電話して場所を聞き直して、ようやく到着するってパターンなんですよね。

イヤな予感の中、とりあえず説明された通り、行ってみました。

ええと、N小学校の信号。これね。左に曲がる、と・・・でもこの先、農協のスタンドなんてあったかな?

確かもう少し行った所に、農協の建物はあったっけ。そういやその反対側にはガソリンスタンドもあったなあ。
ひょっとしたら、農協 「と」 スタンドって事かも。

と走って行って、農協 「と」 スタンドの信号を西、右折。西ってこっちだよな・・・
走って行くと、いくつか現場をやってて重機機械もあるんだけど、どれもそのお客さんじゃない。

途中、誰もいない現場があって、そこかな? とトラックごと入って行ったら、地面が結構柔らかいの。ハマッちゃうかと思いました。

危なかった。正しい現場内でハマッたのならまだしも、全然関係ない所へ入って行ってハマッてたなんて、
「そんな所で何してんの?」
と言われてしまう。

結局そこも違っていたので、仕方なく、聞いてきた番号へ電話。
が、出ません。
うう社長。どうすりゃいいんですか私はあ!

しつこく何度もかけていると、3回目でようやく、
「もしもし」
と出たのは、なんと女の人。
奥さんかな? ここで私が 「あのー」 なんて女の声を出したら、浮気相手と思われてしまうかも! (いや思われないだろ)

なので慌てて、
「○○建設の社長さんのお電話ですか。私、○○工場の運転手ですけども」
と言うとすぐに通じて、社長に代わってくれました。ホッ。

そうして今一度場所を説明してもらい、今度はちゃんと分かって、無事着きました。

結局、最初の説明で、「N小学校の信号を左」 という所が、実は 「右」 だったのでした・・・





00/6/29 (木)
 

今日は仕事中、立ちシ○ンしてる男の人を2人見かけました。

が、どちらも、こっちを向いてやってるの。
「ヤバッ!」
と慌てて目をそらして、見はしなかったんですが、いやあ惜しかった・・・じゃなくて、危なかった(笑)


仕事は、いま大きな現場があってすごく忙しいです。

事務所に行くと、
「あの現場、今日は6時までやってくれるそうだから」
と、たっぷりと伝票を渡されちゃいました。
現場がやってるのはいいですけど、私の予定は?(笑)

まあいいですけどね。今日の約束は時間は遅めだから、間に合うでしょ。


さて仕事が終わって、それからは知り合いの人達との飲み会です。

すごく久し振りに市内の飲み屋街へ行きましたが、なんかイイですね。
ネオンと酔っ払いさん達の街! 「セクシーパブ ・ ちちゲッチュ」 という宣伝マンの若いお兄ちゃんを横目で見つつ、
「ああ私こういうの好きだ!」
と、なんか狂おしい気分になっちゃいました。

こういう飲み屋街っていいですね。もっとあちこちにあればいいのに。


飲み会そのものは、なかなか面白かったです。

この日のメンバー、Oさんとは初対面だったんですが、
「仕事何してんの?」
と聞かれて、いつもなら 「OL」 とウソの1言、それで職業についての話題は終わらせてしまうんですが、他のみんなは全員私の職業を知ってるしなあと思い、諦めて、
「ダンプの運転手」
と言ってみました。

すると Oくんは、
「あ、そうなの」
とだけ。

うわ感動!
トラックに乗ってると言うと、
「えー、ウソ!」
「そんな風に見えないね」
「スゴイね!」
と決まって言われて、その反応がもういい加減飽きてきちゃったのでした。
でもこういう風にさらりと流してくれるのって、ラクちんでいいな。

が、しばらくして、
「で、本当は仕事何してるの?」
とOくん。
「へ? だからダンプの運転手なんだけど・・・」
「あ、それ本当だったの!? いやあ冗談かと思ったよ」
だって。
何だ、冗談と思って反応しなかっただけなのね。ガクッ。





00/6/30 (金)
 

今日も暑かったです。こちらでは最高気温32゜C!

一昨日涼しかったので、コンビニでチョコレートを買って、半分ほど食べてトラックの中に置いておいたんですが、今日はもうコワクて見れません(笑)


仕事は忙しくて、他の会社からも応援のトラックが来て、ガンガン走ってくれてました。

途中で道路工事をやってて、交通誘導のガードマンが両端に立って誘導してるんですが、これがもう。
「オマエは本当に面接を受けたのか?」
と首を絞めたくなるくらい頼りない。

交通誘導のガードマンにイラついた人は少なくないと思いますが、なぜだかガードマンって、キッチリやる人と、全然ダメな人との両極端なんですよね。

そんで今日のは、ハズレです・・・
頼むってば。平坦な道ならまだしも、山道で勾配があるんだから。
こっちは荷物積んでるんだから。シャキシャキッと合図してくれないと困るよう。

と私は一昨日から思ってて、
「もう本当に怒鳴ってやろうか? 『何しに立ってるんだオメーはッ!』 と言いたい言いたい〜!」
と本気でイラついてたんですが、とうとう今日、一緒に仕事してた他の男運転手さんが、
「何なんじゃあのガードマンは! 今度通りかかったら言ってやる!」
と怒り爆発。
いやあ、やっぱり男の人は迫力あるわ。知り合いの私でさえコワイもんね(笑)

と、いうわけで、怒るのは男の人に任せときました。ちなみにその後、改善されたのかは、私は他の仕事が入ってその道は通らなかったので分からないんですが。





でも極端に言うと命を預けてるんですもんね、ガードマンの人には。

事実 頼りない誘導で、乗用車同士が正面衝突しそうになった瞬間も見た事あるし。やっぱりしっかりしてもらわないと。

それにしてもこんな風に、頼り甲斐のある? タクマシー男の人達毎日囲まれて仕事してる私は、頼り甲斐のある人でないと魅力を感じなくなっちゃっております。
困ったもんだ。


仕事も終わり、家へ帰る途中の国道では、ちょっぴり渋滞してます。

「何かあったのかな」
と思ってたら、乗用車が1台、止まっちゃったらしいです。

運転手の男の人が一生懸命車を押して、道の端に寄せてました。

私が通り過ぎる時、車を止めて降りて行った人がいたんですが、きっと手を貸してあげたんでしょうね。

ああいう時に他人のためにサッと行動出来る人って、すごく素晴らしいと思う。たまにそういう人の事を、
「そういう人って自己満足のためにやってるんじゃない?」
と言う人もいるみたいだけど、はあ? と思います。
そりゃあそういう気持ちは少しはあるでしょう。「他人に良く思われたい」 って気持ちは、誰でもあるのが当たり前。それは恥ずかしい事じゃないと思うし、隠す必要もないと思う。
でもそれを、「いい人ぶっちゃって」 なんて言う人って、他人をさげすむことでしか自分を確立できないセコイ奴だと思う。

私の友達 ・ Oちゃんは、連休になるといつもボランティア活動に参加しているんですが、その事は周囲の人はもちろん、両親ですら知らないそう。
訳を聞いたところ、
「別に隠すつもりはないんだけど。私がやりたくてやってるだけだから、わざわざ 『ボランティアしてます』 って言う必要もないかなと思って」
と実にあっけらかんとしてるのです。そういう人もいるんですよ。


それはそうと帰り道、知り合いのBさんと一緒になって、電話でしゃべりながら帰りました。

Bさんは近所に住んでるので、帰り道も一緒。会社の乗用車に乗ってて、私は見通しの良いダンプだったので、
「あ、Bさん。前の前のクルマ、遅いよ。追い越した方がいいよ」
など、ナビゲーターしながら帰ってました。

それで話してるうちに、
「今日飲みに行こう」
となったのですが、その時呼んだもう1人、Sさんの都合が悪かったので、あいにく延期に。

が、それで助かりました・・・
だって飲みに行くとすると、Sさんの仕事が終わる8時以降。
私が家に帰ってお風呂に入って、上がったのが、6時過ぎ。
それから2時間もビールおあずけなんて、耐えられましえんッ!

「今日、やっぱりダメだって。延期な」
と電話があった直後、家の冷蔵庫にあったビールをぐぐーッと飲んじゃいましたよう。あー美味しかった。





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