港に戻ったら、
「 ”さしみ” フィッシングツアー」
と書かれたワンボックスが停まってて、
「これ面白い！ 写真撮って！」
と夫に頼んだけど、
「やだよ恥ずかしい」
と撮ってもらえませんでした。あーん残念。ＨＰにアップしたかったのに。

ともあれ楽しかったです。
夫はジェットスキーがかなり気に入ったらしく、
「またやりたい」 「日本に帰ったら免許取ろうかなあ」
としきりに言ってました。楽しんでくれたようで、良かった。

いったんホテルでシャワーを浴びて、またアラモアナ・ショッピングセンターへ。

ここの一階に 「エクスプレッションズ」 という、ヘアメイクして好きな衣装を着て写真を撮ってくれるお店があるとのことで、楽しみにしてたのでした。

でもここでは、ちょっぴりイヤな思いしました〜。

まず、行ったら日本語が全然通じない。とりあえず１ポーズだけということで話をして、メイクをお願いしたんですが、何も聞かずにサッサと始められちゃって、
「あれ、どんなふうにメイクするのか聞いてくれないの？」
とちょっと思いました。

アイラインバッチリ、マスカラバッチリのキリッとしたメイクにされて、私は娼婦のイメージで撮って欲しかったので （セクシーで色っぽく、普段の私とは正反対ということで）、思いきりケバくしてくれて構わなかったから良かったようなものの、もしナチュラルメイク希望だったらどうするんだろ。

それからヘアは、最初、
「ウィッグ？ 自分の髪で？」
と聞かれたので、ロングヘアの巻き髪が良かったので「ウィッグ」と言ったら、ロングのシャギーヘアのを持って来て、つけるのかと思ったらやめて、なぜか地毛をセットし始めたんですよ。
「カール？」
と言われて、まあ地毛でもうまく巻いてくれるならいいかと思い、「イエス」 と答えました。

それからもう１人来て、２人でセットし始めたんですが、この後から来た店員さんが、うるさいうるさい。
実はメイク中、メイクしてくれてた店員さんに花束が届いて、
「キャー。なんたらかんたら、ボーイフレンド？」
と、
「ボーイフレンドからなの？」
「そんなんじゃないわよ友達よー」
という会話を（多分）してたんですが、まだその話を広げたいらしく、
「ほにゃらら、ボーイフレンド、ほにゃらららら？」
と、ガムをぐっちゃぐっちゃかみながら、時にはギャハハハと大声で笑いながらセットしてて、
「いいから早くやれよ」
とちょっとイライラ。

しかもセットが終わってみると、イメージが全然違う。どんな髪型にするのか一言も聞いてくれてないんだから、イメージが合う方が奇跡だけど。

「日本人のスタッフを呼んで」
と私。
そう、日本人の店員さんもちゃんといるんですよ。メイクしてもらってる時に気付いたんだけど。
その人に、
「最初、ウィッグでやるって話だったんですけど、ウィッグはダメなんですか？」
と伝えて、そこで初めて、
「衣装はどんな？ ハワイアンですか？」
と聞かれ、
「いえ、黒いドレスで」
と伝えたんですよ。どんな衣装を着るのかも知らないでヘアメイクしてたんだから、イメージも何もあったもんじゃない。

今度はさっきのと違うウィッグを持って来てくれて、かぶせてくれ、ドレスを選び、ようやく納得のいくスタイルになりました。

写真を撮ってくれるのもまた外国人スタッフで、好きなポーズや背景もなあーんにもリクエストできやしない。仕方なく言われるがままのポーズで撮られました。
日本人スタッフの方も、少しでも手が空いたら「どうですか？」と来てくれればいいのに。と、その人にも腹が立ちました。ヘアメイクもポーズも、 「こんなふうにしたい」 ってお客の希望は絶対たくさんあるんだから、ちゃんと聞いて欲しいですよねえ。

後で夫が、
「お店の裏に、『日本人スタッフいます』 って書いてあったよ」
と言うのを聞いて余計思った。そう宣伝してるならちゃんと責任持って接客しろってーの。

撮影が終わって着替えて、メイクはどこで落とせばいいんだろう、と近くにいた外人スタッフに聞くと、
「ああ、これでどうぞ」
と、ほとんど残ってないクレンジング（？）をバンと置かれ、それで流しました。でもなんか変にヌルヌルして、ちゃんと落ちたのかどうか心配だし、帰りにクレンジング剤買って来ましたよ。もう。

写真は１時間後に受け取れて、仕上りは、うーん、満足度は半分くらい。もっと色々ちゃんとして欲しかったなあ。ルージュももっと赤い方が良かったし。
でも髪も衣装もほぼイメージ通りだったので、満足度が低いのは、私自身の問題か（笑）

でもそれ以外でもやっぱり応対のまずさで、ここはすんごく印象悪かったです。すごーく楽しみにしてただけに、余計に。

これから行く人は、最初に、
「日本人スタッフの方にお願いします」
とはっきり言った方がいいです。

夜はまたホテルの近くの、アメリカンやタイ料理など、いろいろあるお店に。ステーキとロブスターが食べたかったので。

メニューも日本語で書かれたものを持って来てくれ、そしてなんと店員さんもバリバリ日本人の人が来てくれました。
うーん、便利だけど、なんちゅうか（笑） でも助かったのは確かだし、気取ったって仕方ないか。分相応にということで。

この店員さんがすごく気さくなおばちゃんで、
「量が多いかもと思うんなら、このコースをひとつだけ頼んだら？」
とか、
「ビールはハワイの地ビールにしてみない？」
とかいろいろアドバイスしてくれました。

ハワイの地ビールは黒ビールに似た味がして、けっこう苦め。私は苦いのダメなのでバドワイザーを注文し直したけど、夫は 「おいしい」 と私の分も飲んで、お代わりしてました。
お料理もおいしかったです。ロブスターが大満足！

ネットで口コミのレストランをいくつもピックアップしてきたけど、結局全て、こうやってホテルの近くで済ませそうだなあ。でも、実際に自分の目で見て、雰囲気の良さそうな所に入るのもいいよね。

眠い〜。枕がフカフカすぎる。

昨日、朝食をしっかり食べすぎて昼食が苦しかったので、今朝は１個のパンを半分ずつにすることに。
ＡＢＣストア（コンビニのようなもの。どこにでもある）で、あんパンがあったのでそれを買って来ました。お味は、うーん、日本のとやっぱり違う。

今日もオプショナルツアーです。クアロア牧場という所で、１日中遊ぶのだ。

でもお天気はあいにくの小雨で、まずはバスツアーから行くことに。
ジュラシック・パークやゴジラのロケ地などがあって、そこを回るの。

ゴジラの足跡は、降りて写真を撮れるのかと思ってたけどバスから見るだけでガッカリ。写真撮る時のポーズも考えてたのに。

もちろん足跡だけでも写真撮りました。

このゴジラの足跡、本当は２ｍ以上の深さだったそうだけど、放牧されてる牛が何度も落っこちたため、現在は浅くしたそうです。つか、落ちるなよ、牛…穴が空いてるの分かるだろ（笑）

それにしてもここの山はスゴイ。岩の山というか、日本のとは全然違っててカッコイイ。
雨の日でないと見られないという滝も見れましたよ。チョロチョロでしたけど。
道は悪いし、途中２回くらい大きな水たまりの中を通ったし、でもそれが面白かった！ ちょっと仕事を思い出したけど（笑）

野生のイノシシも見れました。普段は夕方にならないと降りて来ないのに、今日は雨だからだろうとのことでラッキーでした。

戻ったら雨は上がってて、お次は射撃！

私実は、以前社員旅行でグアムに行った時、やったことあるんですよ。そこではなんと２位の成績だったの。
だからちょっぴり自信があったんですが、やってみたら全然ダメ！ ピストルなんて一発しか当たっていませんでした。
夫は、
「銃のクセもあるだろうから、難しいと思うよ」
と言ってくれたけど。（でも自分は当たってる）

写真を撮る時ピストルを持たせてくれて、嬉しかったです。ここのスタッフさんは親切だったな。

それから昼食。バイキングで、お代わりしちゃった。
ハワイのお肉は全般的にツナっぽい感じで、ソースがすごくおいしいです。

それからホノルル動物園へ。

中まで入って行くと、クジャクなどの鳥がいきなり放し飼いにされてて驚きました。そのうちの一羽、羽根開いてるし！
脅かさないようにそろりと近付いて、一緒に写真撮りました。
夫と、
「絶対サービスしてるよね、この鳥」
「うんスゴイよね」
と言い合ってました。

あと、キリンとシマウマがいるんですが、なんと柵がないの！
どうなってるの？ と思ってよく見ると、周囲（といってもすご〜く広い範囲）に掘って溝が作られてあって、こちら側には渡れないようにしてあるのでした。なるほどー。 でも、昨日の牛みたいに落ちないのかなあ（笑）

見所はこれくらいかな。後はトラやカバ、イグアナやオランウータン、鳥くらい。柵なしのキリンとシマウマは一見の価値ありですが、それだけ見に行くくらいの気持ちで行くといいかも。

それからその近くにある、ワイキキ水族館にも行って来ました。
クラゲがうようよ泳いでて、ブルーにライトアップされてるので更に神秘的。でもここもそれほど見所はないかな〜。

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夕方からはナイトフィッシングへ。夫が釣りが好きなので、後からオプショナルツアーを追加したのです。

迎えに来たのはなんと、一昨日見た「さしみフィッシングツアー」の車。うわ、このツアーのだったんだ！（笑）
今度こそ逃すまいと、写真撮ってもらいました。

「ＳＡＳ Ｉ Ｍ Ｉ�U号」 という船に乗って（笑）、出港です。

軽く食事をとって、ポイントで釣りざおをセットして。（私はセットしてもらって）
明るいうちはまず釣れないとのことだったので、腕ならしのつもりで適当に。（って、何をエラそうに）

それにしても夕日がキレイでした〜。
そしてなんと、クジラが見れたんですよ！ 一昨日はイルカも見れたし、嬉しかったあ。

陽が落ちて、さあいよいよ本番だ。
でも全然釣れない…
と思ってたら、後ろの外人さんが結構大きな魚を釣り上げ、一気に活気づきました。おお、やっぱり魚はいるのね。よーしガンバルぞ。

でもやっぱり釣れない…
他に数人、最初の外人さんも含め釣れてたんですが、私達はさっぱり。うーん、やっぱり釣れないと楽しくないね。

そのうち私は腕が疲れたのでリタイアしたんでチて来るから、持ってて」
と夫のさおを渡されて、すぐ、なんか手ごたえが。
気のせいかなと思ったけど、また。
「なんか来てるよ！」
と慌てて夫を呼ぶと、
「お、巻け巻け！」
と言われたので巻き上げたけど、途中で固くて（重くて？）巻けない！ これって本当に魚？ なんか引っかかってるんじゃないの？
Ｏくんがさおを持って、ガーッと巻いてましたが、
「あ！ …あ〜！」
「何なに？ どうしたの？」
「持ってかれちゃった。やっちゃった〜〜」
糸が切れて逃げられちゃったらしいです。

「ありゃりゃ」
「すげー力だったもん。さおを持ってかれるかと思ったよ」
ってことは、それだけ大物だったってこと？ でも逃げられたんじゃダメだよね…
でも確かにすごい力だった。リール巻けなかったもん、全然。
あああ〜…とガッカリ。すぐに別のさおでやりましたが、結局この後は一度もかからず、他の人が釣った魚を焼いてもらって食べました。おいしかった。（けどトホホ）

それはそうとこのツアーはちょい腹が立って、軽い食事が出たと書きましたが、案内には「夕食は船上でバーベキュー」とあったんですよ。
でも最初に出たのはゴハンとソーセージ１本、ハンバーグ半かけ。
ゴハンは炊きたてだったものの、ソーセージとハンバーグは冷たくて驚きました。
「まさかこれが夕食なわけないよね。とりあえずのつなぎだよね」
と思ってたんですが、その後何も出て来なかったの。釣った魚は焼いて食べたけど。

当然それだけでお腹が持つはずはなく、帰りにラーメン食べて帰りましたよ。おいしかった。っていや、そうじゃなくて。
「あれはダメだよね」
「ナメてるよね」
と夫と言い合ってました。ＪＴＢにも一言言っておこう。

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ホテルに戻ってからは、シャワーを浴びていつもの通りバルコニーでビール。

すっかり、ここでビールを飲むのが日課になってました。波の音が心地良いし、風は気持ちいいし、ホテルのディナーショーの歌や演奏も毎晩タダで聴けたし。
「部屋変えてもらって良かったねー」
「本当だよ。よくやった！」
と毎日言い合ってました。
この一件で、私の座右の銘、決まりました。「ダメでもともと」 。ずっと思ってたことだけど、何事もやってみなきゃ分かりませんよね。「絶対ダメだよね」 と思ってたのにうまくいったことって何度もあるし。
（そのかわり、絶対大丈夫と思っててダメだったこともあるんだけど）

部屋を変えてもらいに行ったのは本当に正解でした。前の部屋はバルコニーなんてなかったし、狭かったし、それに夫いわくなんか臭かったし。本当〜に変えてもらって良かった！（もちろん値段は一緒だし）

それにしてもバルコニーにいるとよく分かるけど、とにかく飛行機がひっきりなしに行き来してます。
「ホノルル空港って、世界一もうかってんじゃないの？」
と思うほど。

だって空港の方を見たら、着陸しようとしてる飛行機がいて、その後ろを見たら１機、そのまた後ろにもう１機。そして反対側には、飛び立った飛行機が２機いる、ということがザラなんですよ。スゴイなあ。

こうしてハワイ最後の夜は更けていったのでした。

ハワイ最終日 （帰国）

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そういえばまだお土産買ってなかったんだ！

でもハワイって、何でもあると思ってたけど何にもないんですよ。チョコレートと水着とＴシャツばかり。（もちろん免税店は別だけど）

「これしかないから、仕方ない」
とみんなチョコレート買うんだろうな。そんなで売れるから、またチョコレートが店頭に並ぶと。悪循環ですね。

私と夫も、友達や会社の人にはチョコレート、それとプラス α することに。
社長にはゴルフボールをつけて。
「これでやったらダメだったぞ！」
って文句言われないか心配ですが （笑）

あと友達にはＴシャツやタオルなど。無難だけど。
どうにか時間内で買い物できました。ふう一安心。かなり重いけど。

時間まで、スターバックスでコーヒーとサンドイッチの朝 兼 昼食。

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１１時前、バスで空港へ。これでハワイともお別れかー。

昨夜のナイトフィッシングの夕食について、空港の公衆電話からＪＴＢにクレーム入れておきました。
でもそしたら、
「食事の内容は、変更になることもありますから…」
と言うのでさすがにムカッときて、
「変更って、何が出たか知ってます？ ご飯に、冷たいソーセージが１本、ハンバーグ半分ですよ。ああいう食事なら、軽食って書いといてもらわなきゃ困ります」
「そんなにひどかったですか？」
「ひどかったですね」
って言っちゃった。
「これから参加する方達が可哀想なので、そういうふうに伝えて下さい。ＪＴＢさんのツアーだから安心して申し込んでるんですから、きっちりお願いしますね」
と言っておきました。ちゃんと改善されるといいけど。

荷物を預ける前、スーツケースにはくれぐれもカギをかけないで、としつこく言われました。中をチェックするのに、カギをかけてあると壊されちゃうそうです。

来る時は比較的スンナリだったけど、出国するのは厳しいそう。私も今度は、爪切りはスーツケースの中に入れときました。

クツや上着まで脱がされて、夫はベルトも外すよう言われてました。バックルが大きいからだって。
「マグナムあるけどいいのかな」
と股間を指さしてましたが、バカです（笑）

帰りも真ん中の席だったんだけど、隣りは誰も来なくてラッキー。
機内食にはシルバーのナイフとフォークがついてきて、
「これっていいの？ 凶器になるよねえ」
と夫に言われて、本当だよね。一体どうなってんの？

帰りの映画も面白くて、『Ｌａｄｄｅｒ４５』 という、消防士さんのお話でした。泣けた〜。繰り返しやってたので２回も観ちゃった。

帰りの方が時間がかかるので仕方ないけど、飛行機疲れた！ もうハワイは２度といいってくらい。どこでもドアが開発されるまで行かないぞ。

日本の空港はスルッと通してくれて、すごくあっさりでした。スーツケースも中を見られた様子はなかったし。
でもなぜか税関の人には、必要以上に愛想良くしちゃうんだよなあ。何もやましいことはないのに。

あと、早速携帯電話の電源を入れてメールチェックしたけど、一通も届いてなかったのが寂しかったです。友達はみんな私が旅行中なの知ってるから、当然といえば当然なんだけど。てへ。

家に着いたのは夜の１０時半。
雪がどっさり積もっていて、車が入れられませんでしたよ。スコップもないし、どうしようかと思いました。トホホ。
（道の端っこに停めといた）

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今回の旅行の感想ですが、ハワイ（に限らずどこでもだけど）は、やっぱりベストシーズンに行くに限るということ。
ずっと曇ってて、海の色がフツーだったんだもん。ＴＶや雑誌で見たのとは全然違うの。私が南の島に行くのは、あの夢のような空と海の色を見に行くというのが大きな理由のひとつなので、これはすごく残念でした。

それにハワイも冬なので、もちろん半袖では過ごせるけど、結構涼しかったですよ。ドラマ『ＧＯＯＤ　ＬＯＣＫ！！』で、
「夜は冷えるから気をつけて」
「ハワイだよ」
と笑って答えるシーンがあっけど、いやいや、ハワイでも夜は冷えるよ〜と言ってあげたい。（誰にだ）

あと航空という字が、「くうこう」なのか「こうくう」なのか一瞬分からない、という私の弱点も分かりました。ってどうでもいいか。

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