Windy day  - マイホーム建築記


2004年、
結婚を機に家を建てました!
間取りからメーカー選び、地鎮祭など
他の方のサイトが参考になったことと
自分自身の記録のため、
一連をまとめてみました




はじめに

「家、建てようかな?」
土地さがし
展示場めぐり
間取りはどうする
いざ、プランニング
メーカー決定!
わくわくショールームまわり
詳細打ち合わせ
重要!地盤調査
ついに契約
設計打ち合わせ
地鎮祭一応やっとこう
えっちらおっちら残土出し
上棟〜!
内装打ち合わせ
現地打ち合わせ
さてお立ち会い
とうとう引き渡し

おわりに
私の家にようこそ!(写真公開)

 




はじめに

家作りを考え始めた頃から、「土地探し」「家作り」「住宅メーカー選び」などのキーワードで、個人の方の家作り体験記を読ませていただいて、参考になったり楽しかったりしたので、自分でも書くことにしました。 (記念に残しておきたいという気持ちもあったし)

家を建てようと思ってる方は参考に…はあまりならないかもしれないけど、また建てる予定のない方にも、読み物として楽しんで頂けたらと思います。

最初で最後の(?)私のマイホーム奮闘記、ぜひどうぞ!



「家、建てようかな?」

実家を出てマンション暮らしを始めて1年ちょっと経った夏。
一緒に暮らしていた今の夫と、きっかけは忘れましたが、
「マンションの家賃を払ってるのってもったいないよね」
という話になりました。
「今からのんびり考えて、来年くらいを目標に家建てようか?」
「うん、いいねえ」
「じゃ、土地は今からぼちぼち探す?」
「うんうん」
しかーし。行動が早く熱中しやすい私の性格からいって、「ぼちぼち」なんて呑気になんてしていられません(笑) 住宅情報誌を買ってそれを眺めてるうちに本気になってきて、「この土地はどうだ? この土地は?」と次々にFAXで資料を送ってもらい、実際見に行き、こんな間取りがいいなーなんて想像していたらすっかりその気に。

彼の方も、実家に帰った時にポロッと家のことを話したら、「そうよ。家賃払ってるなんてもったいないじゃない。家建てなさいよ」とご両親も乗り気になって来たそう。

そんな時、友達から「住宅展示場って面白いよ。行ってみなよ!」とすすめられていたので、日曜日、相手と夕食を食べに行く前、とある住宅展示場に立ち寄ってみたのが始まりでした…って、もうとっくに始まってる?
そう、私が住宅雑誌を手に取った時から、多分。



土地さがし

間取りの希望はこの時なりに決まっていたので、これがどのくらいの建坪になるのか、それにはどのくらいの広さの土地があればいいのかを見極めるため、とあるメーカーさんの展示場に行って相談してみました。

でもこの時言われたのは、
「土地の方角、広さ、形によって間取りはガラッと変わりますので、土地と予算を先に決めて下さい」
とのこと。むー、そうなのか。

じゃあやっぱり、とにかく土地だ土地!
場所の候補はとにかく、なるべく相手の会社に近い所。
広さは最初、1階をガレージにするつもりだし庭もいらないし、40坪くらいで十分だろうと思ってました。
でもいろいろ間取りを考えてるうち、1階をガレージにするのは諦め、「土地は出来れば60坪くらい」となりました。
全然違う…。頭で考えてた通りにはいかないもんですね。

でも予算内で60坪というと、場所がかなり限られてきます。この頃の私の頭の中は土地のことだけ。ヒマさえあれば住宅情報誌とにらめっこ、不動産屋に電話しまくり、FAXを送ってもらいまくり、20ヵ所くらい見に行きました。楽しいけど、疲れる。

結局、ちょっと場所は不便(田舎(笑))だけど、南側は何もなくて日当たりは最高という、小さな新興住宅地の一角に決めました。
でもここ、夫の両親が見に行ってOKを出してくれるまで3週間もあって、その間はすご〜く長かったです。毎日が合格発表の気分でした。(ここの前の所がダメ出しされてたので、だから余計に)
でも無事にOKが出て、わーい、決定!

ちなみにネットで土地探しの体験談を読んでいると、「ここしかない!」と一目ぼれされた方や、「うーん、まあ仕方ないか」と妥協しつつ決めた方など、さまざまなようです。

私の場合、今回の土地は、「私の会社まで遠いしなあ」と最初はイマイチでした。
でも土地だけを見れば、日当たりもいいし、小じんまりした新興住宅地という周囲の環境もいいし、「ちょっぴり遠いけど、それ以外は最高なんだよね」とどんどん気に入ってきて、「ここでいいかな…」→「ここがいい!」となっていきました。

伊藤理沙さんの『やっちまったよ一戸建て!』の中に、「その土地に惚れなくてはいけない」というセリフがありますが、確かにその通りかもしれません。私の場合は、「徐々に好きになっていった」感じでしょうか。



展示場めぐり

というわけで展示場へ。まだ全然、どのメーカーがどんな工法なのかというのも知らないで、近くの住宅展示場から順番に、何件か行きました。
営業マンさんの対応も含めて、紹介します。

<パナホーム>

一番最初に行ったモデルハウス。いろいろ説明を聞いたんですが、その後あちこち何件も行ったので 「最初の所はどんなんだったっけ?」とすっかり忘れちゃって、後日もう一度行きました。
そしたら同じ営業マンの男性が出て来て、 「以前いらっしゃった方ですよね」と覚えててくれたのはもちろん、土地はどの辺りを探しているとか、彼の会社がどの辺かとか、話したことを全部覚えていて、「よく覚えてますね!」と驚きました。

<積水ハウス>

一緒に行った相手が、いつもは無口なのに ここではよくしゃべってたので驚きでした。営業マンが女性だったからか?(笑)
(単に相手は昔、積水ハウスの組み立ての仕事をやってたので、話が弾んだだけだったんですけど)

この時は「地震に強いからとにかく絶対2×4!」と思ってたので、ここではかなり熱心に話を聞きました。でも高いなあ、と思ったんですけど。
その後 知人から、「積水ハウスは増築がすごく大変だし、窓ひとつ増やすってのも出来ないよ」と言われたし、坪単価も高いしで、候補から外しました。

<大成建設>

相手が「コンクリート打ちっぱなしの家がいい」と言っていたので、コンクリート住宅のこちらへ。いいなと思ったんですが、その後やっぱり木造がいいなと思い、候補からは外しました。

<エスバイエル>

「2×4でなきゃ」と思っていた私でしたが、木製パネル工法でも十分地震に強いらしいし、また耐火実験では、メーカーで唯一1時間燃えなかったとか。
カタログには、隣家が全焼した火事にも耐えた家や 阪神大震災でもしっかり建っている家の写真が載っていて、こういう写真を載せることは賛否両論あると思いますが、インパクトは確かに強烈でした。

それに壁と断熱材の間にすき間を作ることで風を通し、湿気を排出するらしく、住宅の寿命低下の最大の原因である結露を徹底的に排除しているとのこと。耐久性にこだわっていた私はガーンとやられちゃいました。

あと、タレントの島田紳助さんもご自宅をこちらで建てられたそうで、なんかそれで更にいいと思っちゃいました。島田紳助の影響力、恐るべし。(私だけ?)

ただこの時の営業マンさんが、他メーカーの悪口を言ったり、ボソボソと小さい声でしゃべるので話が聞きづらかったりと、なんとなく合わないなという感じだったので、次は違う人に話を聞こうと決めました。

<東急ホーム>

実は最初の有力候補は輸入住宅でした。
理由は何といっても耐久性と断熱性。日本住宅の寿命が平均23年なのに対し、外国では70〜150年なのです。ローンを返し終わったらリフォームしなきゃいけない家なんて冗談じゃない、と思っていた私には、輸入住宅はとても頼もしく思えました。
あと寒いのが苦手なので、断熱性が高いというのも魅力でした。

ただ気になったのは外観や内装のデザイン。輸入住宅はとてもオシャレで可愛らしいんですが、私はやっぱりシンプルでモダンな風にしたい。それを正直に設計士さんに言うと、「そういう風にもできますよ」とのことでしたが、全然輸入住宅っぽくない外観になっちゃうだろうから申し訳ないなと思い、候補から外しました。

メーカーさんの方も脈なしというのが分かったのか、「何かありましたらいつでもご連絡下さい」という電話を最後に、連絡はなくなりました…と思ってたら3週間ほど経ったころ電話があったので、丁重にお断りして、
「もし誰か家を建てようとしてる人がいたら、○○さんご指名で紹介しますね」
と伝えておきました。
外観が好みとは異なっていたので残念ながら外れてしまったんですが、輸入住宅そのものは素晴らしいと思っているし、対応もとても良かったので、家を建てようとしてる知人がいたら、本当にぜひ紹介しようと思ってます。

<日建ハウジング>

同名の住宅メーカーは全国にあるらしいので、ここでは私の地域のということで。

昨年家を建てた友達が、こちらでもプランニングしていただいていて、なかなか良かったよとのことだったので、担当の人を紹介してもらうことに。
初めての打ち合わせ当日、営業部長さんと設計士さんがそろって出て来てビックリしたけど、きちんと対応してくれる姿勢で好感が持てました。

ここは高品質・省コストが有名。価格は本当に安くて、なぜこんなに安くできるのかを尋ねると、まず展示場を持たない (展示場は1軒あるだけで、維持費が年間数千万かかる) 、お客様には建築中の実際のお宅を見ていただくことにしてるそう。また薄利多売というか、1軒でドーンと設けを取ることはせず、数多く建設することで利益を得ているらしいです。 (事実 県内の工務店としては、トップクラスの建築数だそう)

ベタ基礎、県内初のさびない基礎鉄筋を仕様、柱や土台は全て檜の中央の部分を使用するなど、大事な所はきちんと高品質にしている印象で信頼できました。




それほど多くのメーカーさんを見て回ったわけではありませんが、考えた結果、耐震や耐火、耐久性などを明確に分かりやすく表示してあるエスバイエルと、省コストだけど高品質の日建ハウジングの2社で話を進めていくことに決めました。

最初は4〜5社くらいから見積もりを取って徹底的に比較するぞ、と張り切っていたのですが、工法、予算ともに納得いくメーカーはそうないと思ったし、何社も候補を決めるのがもう疲れてしまい、この2社でいいやと思っちゃいました。

ちなみにモデルハウスのアンケートは全部断ってました。だって住所なんて書いたらDMやなんかがドカドカ来るだろうし。「どうしても書かなきゃダメですか? 今度でいいですよね」と全てかわしてました。

 

間取りはどうする

この頃から、ヒマさえあれば「こんな間取りがいいなあ♪」と考えては間取り図を描きまくってました。(思えばこの時が一番気楽で楽しかった)

ちなみに間取りの希望は、
<私>
・1階はガレージと収納部屋
・2階にキッチンとリビング、寝室、予備室、バスやトイレの水廻りなど。生活空間全て
<相手>
・友達を呼んでタバコも吸えて騒げる、自分用の部屋が欲しい

って、相手はこれだけ ↑ かい! まあ、あーだこーだとうるさく言われるよりラクですけどね。

でも、家を建てた友達と話していたら、
「2階をリビングにするって、それ私も考えたんだけど、もしケガや病気になった時や 年を取った時なんかに、階段の上がり下りがしにくくなった時のことを考えると、やっぱり1階にしとこうって思ったのよ」
と言われて、
「うおー、それもそうだ!」
とあっさり納得して、リビングやお風呂、トイレは1階、寝室を2階という、一般的な間取りになりました。結局無難な形に落ち着くんですね。

部屋の数は悩みましたが、もしうちの父親が先に亡くなって母親を引き取ることになった場合を考えると、どうしても1階にひとつ予備室があった方がいいなと思って作りました。(それまでは相手の希望の「友達を呼んで騒げる」部屋にすればいいし)
2階は寝室の他に2つ部屋を作って、子供部屋(予定)と収納部屋にするつもりです。

でもこれだとどうしても1階の方が大きくなってしまい、外観的には1階と2階の広さが同じの箱型が好きだと営業マンさんに伝えると、2階を多くするべく、玄関の吹き抜けがプランに登場。ワーイ!

相手は吹き抜けは「スペースがもったいない」と反対していたのですが、
「でもね、吹き抜けをなくしたら屋根にしなきゃいけないし、屋根も高いんだよ。吹き抜けにするのとそんなに値段は変わらないんだよ。だったら吹き抜けの方が、玄関が明るく開放的になっていいと思わない?」
とうまく丸め込んだら(?)、あっさり、
「ならそれでいいよ」
と言ってくれました。

「窓の掃除が大変なんじゃない?」
とも言ってたけど、大丈夫! 掃除するつもりないから。(←おいおい)

 

いざ、プランニング

2社それぞれのプランニング経過です。


<日建ハウジング>

7/11 (初顔合わせ)

工法について話を聞きに行っただけのつもりだったんだけど、いきなり営業部長さんと設計士の方まで出て来て少しビックリ。でもしっかり希望は話してきました。設計士さんがいちいち素早くメモを取るので、いい加減なことは言えないなとちょっと緊張。

7/25 (1回目プラン)

この時、候補に上がってる土地を仮定して、素早くプランを作ってくれてました。
前回私が言った希望を全てきちんと取り入れてくれていて、またトラックに乗っていることも伝えてあるので、駐車スペースもきちんと取ってくれてあります。
トラックをどう停めるかが問題ですが、家の前と横に停める2通りのプランが出来上がっていました。
設計士さんのおススメは家の横に停める方で、私もこっちの方が間取り的にも気に入ったので、横に停めるようにすることに。他に気がついたことをいくつか伝えて、自分で描いた希望の間取り図も、ちょっと恥ずかしかったけど見せました。

外観も、もっとこうこうがいいと具体的に伝えたし、次回のプランが楽しみです。

8/8 (2回目プラン)

見せてもらったプランは、…あれれ? 前回伝えた希望、
@洗濯物を干す専用の部屋
A2階南側は全てベランダ
というのが取り込まれてない。
設計士さんに言うと、「はい、前回伺ってましたよね」。って、じゃあどうしてそうしてくれないの? とけげんに思いながら、もう一度念を押しておきました。

外観はバッチリでした! シンプル&モダンにとの希望通り、屋根も窓もとてもイイ感じに仕上がっています。

8/17(3回目)

打ち合わせも3回目だし、どんどん理想に近付いて来るんだろうなとワクワクしてプランを見たら、あれれ? なんか全然ピンと来ない…

でもこの時の打ち合わせで、それまでは洗濯物を干す専用の部屋が欲しいと言っていたのですが、相談の結果、浴室に乾燥暖房を設置して干すことに決定。その分洗面所を広くしよう。

あと、プラン図の階段がコの字だったので、どうしても真っ直ぐな階段が良かった私は、
「ここをこうして、直にできませんか?」
と粘っていたら、そのうち設計士さんの方が、
「何かを諦めなきゃどうしようもありませんよ。予算が多くなっても好きな間取りにするか、逆に予算内で納めようと思われるなら、できないこともあると思っていただかくちゃ。どっちつかずじゃ進みませんよ!」
というようなことを、ちょっとキレ気味? に言われました。
は、ごめんなさい…でも私、そんなに無茶なこと言いました?
「何がなんでもしてください!」じゃなく、「ここをこうして、それでも難しいですか?」って聞き方してたつもりなんだけど。確かに少し粘って少ししつこかったかもしれないけど…
この日の打ち合わせは、すんごく後味悪かったです。

でもさ、あんな言い方しなくても。そりゃこっちは素人だから、プロの設計士さんからしたら「無理だっつーの」ということをバンバン言って、イラッと来ることもあるのかもしれないけど。

なんだか希望が言いづらくなっちゃった。他の人はどのくらいの無理を言ったり変更したりしてるんだろうと本気で悩みました。
家のことを考えるのって楽しかったのに、なんか考えるとゆううつに…

8/29(お断り)

前回の打ち合わせで、すっかり日建ハウジングと話を進める気がなくなってしまった私。
もともと本命はエスバイエルだったし、もうお断りすることにしました。

でも気が重くてなかなか連絡できなくて、結局向こうから電話があった時に、
「申し訳ないですけど、今回は他のメーカーさんにお願いすることにしましたので…」
と伝えました。
そしたら、
「えっ!?」
と数秒絶句されて、次に言った言葉が、
「(土地の)仲介手数料をまだ頂いてないんですけど」
はあ!!?
「それはもちろん、言われた額をお支払いしますけども…」
と呆気に取られちゃいました。断った第一声がそれ?

また、
「うちのどこがご不満だったのか、参考までにお聞かせいただきたいんですが」
と言われたので、
「いくつかありますけども、…正直、前回の打ち合わせの時、間取りについてワーッと言われて、要望を言うのが怖くなっちゃったっていうのが一番大きいです」
と正直に言うと、
「そうですか」
え、それだけ?

まあ最後には、
「いいお家を建てられることを願ってます」
と言ってはくれましたが、
「はあ、どうも…」
という感じでした。やっぱり断った時の「仲介手数料は?」の第一声が忘れられない。
土地はここのメーカーさんに紹介してもらったので、そのまま間に入ってもらうのが筋かなと思ってそうしたんですが、その時は仲介手数料のことは一言も言われなかったんですよ。てっきりメーカーさんは自分の所で建ててくれると思っていたらしく、それなら手数料は請求しないつもりだったらしいですが、私は一言も「こちらで契約します」なんて思わせぶりなことは言ってないし、勝手に勘違いしておいて、断ったらといきなりソレかい。

文句言っちゃろうかとも思いましたが、これ以上イヤな気分にもなりたくなかったので、放っとくことにしました。

が、その後、メーカーから土地の値段や説明などを受けた相手のお父さんが、
「手数料って何だ? そんなもん聞いてないぞ!」
と大激怒。なのでもう一度メーカーに電話して、
「仲介手数料のことですけど、彼のお父さんに説明して下さらなかったんですか。ものすごく怒ってるんですけど」
と言うと、
「じゃあもう結構です」
はあ? 何、それ!?
「うちとしてもモメたくないですから」
と、なんだかこっちがタチ悪くゴネてるみたいな言い方をされて、更にムカッ。
もう本当にムカムカして、相手は「気持ち良く土地を買いたいから」と払いたがってましたが、私とお父さんは、
「いらないってんだから払わなくていい!」
と意見が一致し(笑)、払いませんでした。

最初、営業マンさんのことは誠実でいい人だと思ってたのに、いや実際にそうで ひょっとしたら私の受け取り方が悪かっただけかもしれないけど、この会社については、ものすごく後味も気分も悪くなりました。
もし家を建てるという友達がいても、この会社そのものは否定はしないけど、紹介はできないなと思いました。

こういう行き違いを防ぐためにも、
・「他でも見積り出してもらってます」とはっきり伝えておく
・メーカーさんから紹介してもらった土地でも、その後は不動産屋さんと直接連絡を取る
ことをおススメします。


<エスバイエル>

7月11日 (1回目)

プランというよりは、間取りについての話し合いでした。
いくつか希望を伝えたんですが、洗濯物を干すのにサンルーム(洗濯物干し室。積雪地域では必須)を作りたいと言ったら、
「サンルームは田舎っぽいし、今どきの家ではもうない」
「洗濯物が外から見えるのはみっともない」
「今は浴室乾燥機がついてるから、浴室で乾かす人が多いですよ」
など言われ、反対されました。

また屋根や外壁、玄関ドアは、なるべくカタログの中から選んでほしいとのこと。違うメーカーのだと エスバイエルの家だと分からなくなるからという理由らしいんですが、「そんなの個人の勝手じゃん。別にメーカーの宣伝のために家を建てるんじゃないのに」と思いました。

またやたら既定の間取りのカタログを出して来るのにも閉口。
この日も3種類くらいのカタログを持たされそうになったんですが、「自由設計でいきますのでいりません」とお断りしました。
なんか、「決まった間取りの方が、設計も建てるのもラクだから なるべくこの中から選んで下さい」と言われてるみたいでヤな感じ。 (考えすぎ?)

「営業マンの対応と工法そのものとは関係ないんだから、営業マンの対応でメーカーを決めることはしないぞ」と思ってはいたものの、やっぱりイヤな気分になりました。
エスバイエルの工法は気に入ってるんだけどな。
この日帰ってから、友達にさんざんグチってしまった。

8月8日 (2回目)

日建ハウジングの方では土地の測量をしてもらって おおまかな間取りが決まっていて、「このくらいの家なら建てられるんだな」と分かっていたので、
「こんな感じにしたいんです」
と自分で描いた間取りを渡しました。
これで見積もりも出るそうなので、楽しみなようなドキドキなような。

8/13(1回目)

ようやく初めてのプランが完成しました。
でも実は、最初と決定した土地は違ってしまったのです。坪数はほぼ同じだけど形が違うし、角地でなくなりました。
なので当然、用意されてた 角地であることを有効に使うプランは使えません。でもせっかくなのでプランを見せてもらうと、…リビングの形や洗面所の位置など、あれれ、希望と違う?
「ええ、ご希望とはちょっと違っちゃってるんですけど、こうなりました」
って何だ。

まあいいや。次のプランは、角地でなくなったからこれとは全然違ってきますよね?
「あ、でも、このままでも使えると思いますよ」
でもこのプランだと、玄関やリビングの大きな窓がお隣りに面するようになってるから、隣りから丸見えになりますけど…
「南側が何もなくて見通しがいいから、大きい窓は南にしたいんです」
と言うと、
「でも一般的には、こういう間取りにするんですけどねえ」
って、一般論なんかどうでもいいのよ! 住むのは私達なんだから!

そしてなぜか、
「うちはプランには自信ありますから」
と満足気。
そりゃメーカーさんは、経験から「この方がいいだろう」と思えるプランを持って来るんだろうけど、でも実際に住む私たちが気に入らないんじゃ、単なる自己満足の押し付けでしかないですよね。なーんかズレてる気がするんだよなあ…

「これこれこういう理由で、やっぱり南に大きな窓があるようにしたいんです」
とピシャリと言ったんですが、なーんか納得できてなさそうな様子。
でもとにかく、他にもいくつかの変更点を伝えました。

数日後にまた打ち合わせすることになったのですが、結構すぐなので、帰りがけに、
「そんな短期間で、新しいプランが出来るんですか?」
と聞いたら、
「いえ、その時はまた、ご希望点をお聞きするということで」
と言うのでビックリ。さっき散々言ったじゃん! 聞いてなかったわけ? どうりで、メモも何も取ってなかったわけだ。

なんだかさっき私が言った事を右から左に流していて、
「何言ってんだか。頭冷やしてもう一度考えてみな」
と言われてるような気がしました。考えすぎかもしれないけど、なんかねえ。

この日持って来てくれた見積りは思ってたより高かったし(日建ハウジングより400万も!)、営業マンさんはこんな感じだし、本命はエスバイエルなんだけど、なんか揺らいできちゃったなあ…

8月17日(2回目)

前回の打ち合わせから4日後、電話がかかって来て、
「おっしゃってたご要望を取り入れたプランができましたので、近いうちお持ちします」
とのこと。
「あ、なんだ、ちゃんとやっててくれたんだ」
と機嫌が直って(笑)、翌日さっそく打ち合わせ。

今回のプランは、私が「こうしたい」と言ったのをそのまま取り入れてくれてて、一目見て「わあ、いい!」と思いました。希望通りなんだから当たり前か。

ただ階段がコの字なんですよね〜。真っ直ぐなのが好きなので、なんとかなりませんかと言ったですが、
「そうすると、階段の位置がすごく難しくなるんですよね」
と言われ、この方がスペースを有効に使えるとか、転がり落ちた時に下まで落ちなくて安全とか、コの字の階段のメリットをいろいろ説明してくれました。
言われてみればそうかもなー…相手はコの字の階段がいいと言ってたし、私も別にこれでもいいかなという気がしてきた。

あと他に気がついた所をいくつか伝えて、日曜にまた打ち合わせをすることに。

8/22 (3回目)

階段はもうコの字でいいやと諦めていたのに、なんと直階段が実現しています!
「こだわってらしたので、なんとかしてみました」
とのことで、ありがとうございます…でも階段を上がった目の前が壁だし、部屋に行くにも遠くなっちゃうから、そこまでするなら真っ直ぐじゃなくてもいいかな。せっかく努力してくださったのに申し訳ないけど、やっぱり階段はコの字でいいですということに。
どっちなんだ! という感じですね。でも 「絶対こうでなきゃイヤ」 と思っていたのに、考えは変わるもんですね。

2階の部屋の配置はまだ迷ってるけど、建物の強度を優先にしてお任せすることにしました。次のプランで確定するといいな。

8/29(4回目)

この時にはもう日建ハウジングはお断りして エスバイエルと契約しようと決めていたので、打ち合わせにも熱が入ります。

前日に、私の両親や家を建てた友達と、間取りについてのいくつかをあーだこーだと話し合っていたので、それをぶつけてみました。
でもS田さんと話してるうちに、「やっぱりこのままがベストだな」と結局納得。S田さんの口がうまいのかな?(笑)

またどんな屋根にするかを熱く語り合ったり、
「ここの窓はどうやって開くんですか?」
ということまで細かく聞いたりしていたら、なんと3時間半! つ、疲れた…。(多分S田さんはもっと)
でもすごく充実感があったし、楽しかったです。


<総評>

日建ハウジングは行動が早く、「この土地が候補なんですが」と伝えるとその日のうちに測量しに行ってくれ、プランが出来上がるのも早かったし、また設計士さんも毎回同席してくれたので、質問に対してその場ですぐに答えが返って来るので良かったです。

一方、エスバイエルは打ち合わせ中一度も設計士さんとは会わなかったし(契約してからようやく紹介された)、営業のS田さんには時々カチンと来ることを言われたし、あまりいい印象はなかったんですが、日建ハウジングのルール違反(?)によって、エスバイエルの逆転という感じです。
まあもともと工法で、エスバイエルが本命だったので、自分でもこの選択は納得しています。

 

 メーカー決定!

というわけで、メーカーはエスバイエル社に決定!

余談ですがプランニングは全て私1人でやりました。相手は「特にこだわりもないし、間取りのことなんて全然分からないから、任せるよ」と言ってたし、私としても自分の好きなように間取りを決められるのは嬉しかったので、「しめしめ。お金は折半で、私の好きな家を建てられるぅ!」とルンルンでした。
でも1人で来るのって珍しいのか、打ち合わせに行くたび「ご主人は?」と聞かれましたが。

あと「ご予算は?」というのも答えに困りました。私たちは予算から間取りを決めるやり方ではなかったので、聞かれても適当にごまかしてました。

 

 わくわくショールームまわり

キッチン、お風呂、洗面台を決めるのに、ショールームまわりをしてきました。
5社くらい行って、悩んだけど以下に決定。

キッチン

ミカドのカフェカウンターを特注。
トステムとも比較しましたが、デザインはミカドのが気に入っていたし、2段の食器洗い機もいい感じ。
(最初は1段でのがいいと思ったけど、お鍋と食器は分けた方が汚れ移りがなくていいと聞き、やっぱり2段に)

ショールームの人が説明がヘタでイライラしちゃいましたが、製品は気に入っていたのでやっぱりミカドに。

営業マンS田さんはINAX かトステムがお気に入りだったようで、なんとな〜くそのどちらかにして欲しかったようでしたが。でも、使うのは私だもんねー。

お風呂

日立のです。
INAXのサーモフロアという冷たくならない床が気に入って それにするつもりだったんですが、日立のショールームに行ったら、凹凸がなくて汚れがたまりにくいという新製品の床があり、掃除がラクなのでそっちにしました。残念だったのは、シャワーに取り付けられる掃除用の回転ブラシがなかったこと。

洗面台

日立のです。洗面台は、いいのを見るとどんどん欲しくなるかもと心配してたんですが、やっぱりそうなってしまいました(笑)

最初はINAX のシンプルなのにしようと思ってたんですが、もう一度ショールームに行った時、下の方が空いてることに気付きました。
体重計を入れたり オプションで引き出しなどをつけたりできるらしいのですが、私はいらなかったので、「掃除できなくて大変じゃん」としか思えなかった。

そしておフロを見に行った日立のショールームで、気に入った洗面台を見つけてしまい、でもちょっぴり高い。でもいい…迷ったけど、思い切って決めちゃいました。
ちょっぴり予算オーバーになっちゃったけど、大満足です。

 

 詳細打ち合わせ

この時まで私は、
「間取りが決まっちゃったら、ほとんど打ち合わせが終わったも同然よね」
と思っていたんですが、なんのなんの。決めることはまだまだまだありました!

本図面には、部屋や廊下のメーター数が全て書かれてあるので、メジャーで今の部屋と測り比べて「このくらいか」というのが分かってすごく面白かったです。

と同時に家具の配置も決めて、買い足す家具をあれこれ探したり。本図面はかなり楽しめました。

 

 重要!地盤調査

土地のどこに建物を建てるかを決定し、いよいよ土地の地盤調査に。

実は土地探しを始めたばかりの頃は、分譲住宅地は最初から家を建てることを前提で整地されてるんだから、地盤検査や改良をする必要はないと思ってたんですよ。でもそんなことはないんですね。

そして結果は、
「あまり良くなかったです…」
ええ!

「でも実は、市内では地盤の柔らかい所が多くて、ほとんどの場合、改良しなきゃいけないんですよ」
え、そうなの?
ともあれ、地盤改良の覚悟は決めました。
でも、改良は絶対条件だと思ってたけど、営業マンSさんが「ぜひしていただきたいんですが」とお願い姿勢だったので、やらない人もいるんでしょうね。

改良は、柔らかい土の代わりに堅い土を入れるのかと思ってたんですが そうではなく、コンクリートの杭のようなものを打ち込む(正確には流し込む)らしいです。
内田春菊さんの『ほんとに建つのかな?』と同じだったので、「ああ、あれね」と具体的にイメージできました。

柔らかい地中 5mまで37本の杭を入れるそうで、工事費用込みでなんと90万円! ヒエー。
でも地盤は一番大事だもんね。やるっきゃないのだ。



ついに契約

着手金(前金)も払って、本図面も見積もりも出してもらって、ここでようやく契約です。

契約ってすごく大変だろうし、ドキドキするんだろうなーと思ってたんですが、契約書についての説明をいくつか受けただけだったし、「なんだ、こんなものか」という感じでした。

でもやっぱり、うわー契約しちゃった、本当に家を建てる、いや建てなくちゃいけないんだなあとは思いましたけど。当たり前か。



設計打ち合わせ

今までに決めてきたことを、図面を見ながら確認していきます。この日初めて設計士さんと会いました。

床の色は、私は普通の木の色か白っぽい色が良かったんですが、相手は濃い茶色か白っぽい色がいいとのこと。
私は濃い茶色はイヤだったので、じゃあ白っぽい色となったんですが、そうするとドアも壁も白、窓のサッシも白で、全〜部真っ白になってしまう。

「ヘンじゃないですかね?」
と何度も営業のSさんや設計士のTさんに確認しました。
「いいえ、洗練された感じになると思いますよ」
と言われたれど、大丈夫かなあ。なんか不安…

でもやっぱり相手は、この色がいいと譲りません。
くそー連れて来るんじゃなかったと思ったけど、結果、白っぽい色の床は大正解で、この時の相手に感謝です。

あとクローゼットの中が二段に別れてない(真ん中の棚がない)と知り、つけてもらうことにしました。あーあ、また見積もりがアップする。
その他は特に、大きな変更はありませんでした。

 



 地鎮祭一応やっとこう

いよいよ地鎮祭!
これをやったら家が建ってしまう、いいのか? (いいだろ)

あまり神様的なことって信じてはいないんだけど、やっぱり一応やっておくことにしました。

雨天決行とはいえ、やっぱり晴れてくれた方がいいのですが、当日向かっている途中はずっと小雨。
心配してたけど着いたら雨は上がって、青空が見えて晴天になりました!

でも地鎮祭って、「えいっ、えいっ」と言いながら盛り土にスコップを入れなきゃいけないらしくて、うわーなんか恥ずかしいと思ってたんですが、やったのは相手とメーカーさんだけで、私はやらずに済みました。良かった。

それはそうと土地には、地縄といって 建物の立つ範囲がロープで張られてたんですが、めちゃめちゃ小さくてビックリ!
「こんな小さい中で暮らせるの?」と信じられませんでした。
更地だと小さく見えるとは聞いていたけど、本気で心配になった。というか、これから一生 こんな小さい空間の中で暮らすの? とちょっとショックでした(笑)

この日は周囲のお家にごあいさつに行ったんですが、5軒のうち いらっしゃったのはお向かいの1軒だけで、後はお留守でした。お休みだもんね。
1軒だけだったけど緊張したー。(お留守だったお家は、後日メーカーさんが行ってくださるとのこと)

さあ、いよいよ明日から地盤改良の工事が始まります。
すごく楽しみ! 遠いのでお休みの日にしか見に行けないのが残念だけど、毎週行こうっと。



 えっちらおっちら残土出し

基礎を作る際に出た土を出さきゃいけなくなったんですが、その費用が7万円、さらに駐車場の土のすき取りは13万円!
せっかく私はダンプカーの仕事をしてるんだから、こうなったら自分たちでやることにしました。

重機機械はリース、私の会社で4t車と道具類、仕事先の工場で土を捨てる場所を提供してもらいました。重機機械の運転は相手に。(前の会社でそういう仕事をしていた)

「一応自分たちでやるように段取りしてみますので、処理するのはちょっと待ってて下さい」
と現場監督S井さんに伝えておきました。

数日後、うちの社長やリース会社など、段取りが整って、
「今度の日曜にやりますから」
とS井さんに電話すると、
「すみません実は、基礎から出た土(7万円分)を、現場の者が出してしまったんです」
とのこと。えー、なんで? 待って下さいって言ってあったのに。

「費用は格安にさせていだきますので」
「はあお願いします」
というわけで、駐車場のすき取り(13万円分)だけでよくなりました。

ダンプカーの使用料は「タダでいいよ」と社長が言ってくれ、かかったのは重機機械のリース代1万円ちょっとと土の処理代(半額以下にしてくれた)のみ。
すごーく安く上がりました。でも自分たちの仕事なので、精神的にすっごく疲れました。

そしてこれには後日談があって、打ち合わせで変更した部分の見積りが送られて来たんですが、その中に、
「残土処理代 6万7千円」
という伝票が。
はあ、6万7千円? 「格安にさせていただきます」なんつっといて たった1万しか安くなってないじゃん。

それに、「この金額になりましたがよろしいでしようか」の一言の断りもなく、いきなり見積りを送りつけて来るってどうよ。

これにはさすがにムカッと来て、S井さんに電話すると、
「現場でも一応、土を出しましたし…金額が出たら言って下さいとおっしゃってたんで、お支払いしていただけるものと思ってたんですが」
はああ?
「現場で出しましたからって、それはS井さんの連絡ミスだからでしょう。なんでそっちのミスの尻拭いを、私達がしなきゃいけないんですか。それで一体いくらで出して来るのか、対応を見てやろうと思ってわざと黙ってたら、ほとんど変わらない値段を出して来るし。『いくらになりました』 って報告もなしで、いきなり見積り送りつけて来るし。ちょっとおかしいんじゃないですか?」
とガーッと伝えました。

結局、処理代は払わなくていいことになりました。というか請求して来る方がおかしいってーの。

あとこの「見積りを郵送で送って来る」というのも、どうかと思います。
打ち合わせで変更になった物の型番と値段が書かれていて、
「これで良ろしければ、印かんを押して返送して下さい。不明な点があればご連絡下さい」
とあるんですよ。(もちろん返送用の封筒は入ってる)
でも、これって最終確認でしょ。これで間違いないとなったら発注するんでしょ? それなのに、こっちが単独で見てハンコ押して送り返せ、分からなかったら聞きに来い、というのはちょっと横着なんじゃない?

今までは打ち合わせの時に、前の打ち合わせ後の新しい見積りを見せてくれ、
「これはここ、これはあそこで…」
と、図面と見比べながらひとつひとつ確認できるようにしてくれたので、すごく分かりやすかったんですよ。
それなのにここへ来て、打ち合わせすることがほとんどなくなったからって、それで郵送? じゃあ今までのは何だったの?

こちらだけで見て、ひょっとしたら間違ってるかもしれないのに気付かないでハンコ押しちゃったら、後から違う物が来ても「でもハンコ押されましたよね」と言われたら何も言えない。そんなの、怖くてハンコなんか押せないっつの。
このことは、2回目の現場立ち会いの時に言いました。
こんなやり方で、誰も文句言わないのかな? 私は絶対おかしいと思うんだけど。

これらの事で、本当〜にエスバイエルの対応にウンザリしました。後から部長さんから電話があり、
「申し訳ありませんでした」
と謝られたんですが、これがまた全然悪いと思ってないような口調で、よけい気分悪くなったし。もういちいち怒るのも疲れるので、何も言わなかったけど。

やっぱり若いからナメられてるのかな〜。
(周囲の人からは全員「そんなの当ったり前じゃん!」と言われた。やっぱりそうなの?)

 

上棟〜!

いよいよ上棟!

上棟式はしないし、当日は仕事で行けないから関係ないやと思ってたんですが、以前セキスイハウスで働いていた相手いわく、
「上棟の日に弁当が出なかったのは、一軒しかなかった」
とのこと。そ、それはイカン。じゃあ最低限のことはしよう。

でも私たちはやっぱり仕事で行けない。おそるおそる現場監督のS井さんに、
「あの、お弁当の手配など、お願いしてもいいですか?」
と言ってみると、
「ああはい、いいですよ〜」
とあっさり返って来ました。ホッ。

「お弁当とビールでいいですかね? 相場はどのくらいですか?」
「うーん、お弁当と飲み物、お茶でいいと思いますよ。最近はお酒は出さないんですよ」
「あ、そうなんですか」
じゃあまり高くはつかないだろうから、
「では相場でお願いします」
と全面的にお任せしました。

その次の日曜に見に行ったら、おお、建ってる! (そりゃそうか)
やっぱり屋根と壁が出来ると違いますね。「うわあ〜」と軽く感動。中に入って、窓がつく予定の壁の空いた所から外を眺めて、ニヤニヤしちゃった。
2階にも上がって見たかったけど、危ないのでやめておきました(笑)

 

内装打ち合わせ

上棟から数日後、照明とクロスを選ぶことに。

この日の打ち合わせも私1人で行きました。だって好きに決めていいっていうんだもん。あー楽。
とはいっても、照明もクロスも、こだわりは何〜にもありません。シンブルであまり高くないのが基準です。

この日初めて会う、照明担当? のコーディネーターの女の人と、カタログを見せてもらいながら決めて行きます。

でもさっきも言ったように、別に凝ったものでなくていいし、シンプルで安い物であればいいんですよね。なのでポンポンと決まっていきます。
玄関の吹き抜けの照明はちょっぴり迷いましたが、担当の人のアドバイスを受けつつ、満足いくものに決まりました。

次にクロス(壁紙)ですが、家じゅう全部同じにするつもり。だって、照明も壁紙も、まじまじ見る人なんていないし。
でもそれってヘンかなあ。「え、全部同じですか!?」って驚かれたらどうしよう…と不安だったんですが、あっさり「あ、そうですか」と受けてもらえてホッとしました。

クロスの条件は「水拭きできること」だったんですが、
「はい、これ全部できますよ」
とのこと。そ、そうなんだ。これで少しは絞れると思ったのに。

クロスは見本と全体に貼った印象が特にガラッと変わるので、やっぱりしばらく迷ったんですが、これもアドバイスを受けながら、満足いくものが見つかりました。

照明とクロスにかかった時間はたった1時間。かなりラクなお客だったと思う。
「早く決めていただいてありがとうございます」って言われたし(笑)



現地打ち合わせ

照明やコンセント、スイッチの位置などを、図面と照らし合わせながら現地(建築中の家)で確認して行きます。

「まずは2階から行きましょう」
とハシゴを上って行ったんですが、高所恐怖症の私は怖い怖い!

おまけにようやく上ったら、歩くと床がギシギシきしんで凹んで、ひええ、大丈夫なんだろうけど怖い!
ちゃんとした階段が出来るまで、もう2度と上がらないと思いました。つか、誓いました。

この日は相手にも来てもらい、屋根の上にまで上がってチェックしてくれてて心強かったです。私じゃ見たって全然分からないので。
現場監督のSさんとも専門用語(?)で話してたけど、さっぱり分からなかった。

あとこの日、引き渡しが当初の予定より1か月早い1月末の予定ですと言われ、「えええ!」と驚きました。いやもちろん嬉しいんですが、2か月後だなんて!
マンションの不動産屋さんに出て行くことを言わなきゃとか、いらない物は少しずつ捨てておかなきゃとか、少々アセッてきました。
でも反面「あと2か月もあるじゃん」とも思ってるんですけど。

 

さてお立ち合い

年が明けたら急ピッチで内装が進み、あっという間に立ち会いの日がやって来ました。
私達が図面と家を見比べて、間違いがないかを確認します。

工事中はダンボールが敷かれてて全体が分からなかった床や、壁紙、洗面台、そして何といってもキッチン! 感激した〜。
でも、メーカーの人によってすでに水がジャンジャン流され、ステンレスの洗い場に早くも水アカがついてたのがちょっとショックでした(笑)
お風呂も水が張られてたし。まあ、ちゃんと水が出るかチェックしなきゃいけないんだろうけど…

でも電気も来てて、エアコンがガンガンに点いてたのは、これも嬉しかったです。てっきり電気はまだ来てなくて、寒〜い部屋で説明聞かなきゃいけないと思ってたので。

あと、洗面所の戸が、引き戸にしたつもりだったけどドアになってた!
営業のS田さんが、打ち合わせの時、
「引き戸だと、戸が滑る部分の壁に、電気のスイッチとかタオル掛けとか何もつけられなくなりますので、ドアの方がいいんじゃないかと…」
と何度も言っていたので、
「そうですねえ。じゃ、ドアでいいです」
と私も変更を了承したんだろうけど、全然覚えてない…。
私はすっかり引き戸のつもりでいたので、これは少しショックでした。
(でも今ではすっかり、ドアにして良かったと思ってます)

営業さんや設計士さんは経験や一般論から、この方がいいですよとか、普通はこうしますよとか、いろいろアドバイスをしてくれて、もちろん「言われてみればそうだな」と納得できることが多いのですが、自分が「この方がいい」と思ったなら、それを貫くのも大切なのだと思いました。あくまでも暮らすのは自分達なんですもんね。

あとお風呂の壁は、以前 思ってたのと違っていて少しもめましたが、床もこの日初めて見て(今まではダンボールが敷いてあった)、白にグレーの点々の模様がついてるもので、えっ真っ白じゃなかったっけ!? とこれまたビックリ。

これは本当に「え、ウソ!」と驚きました。私はとにかくシンプル好きで、クロスもカーテンも白の無地にとこだわったくらいだから、お風呂の床も白を選んだハズなんだけど…
だけど今さら入れ替えるとなると大変だろうし、これでもまあいいかと思える模様だったので、諦めましたが。でもこれは今でも謎です。

 

とうとう引き渡し

いよいよ引き渡しです。相手は仕事なので、私1人で行って来ました。(私も本当は仕事だったけど休んだ)

立ち合いの時にいくつかの手直し(というほどじゃないけど)箇所が直ってることを確認して、あとキッチンやルームヒーターなどの使い方の簡単な説明。説明書ももらったけど、厚みを見るだけで読む気が失せる〜。

そして引き渡し書(?)に捺印。
これで本当に私達の家になったんだなとジーンとしながら、木の香りのする家を見渡しました。これからよろしくね!

 

家を建て終わってみて

家づくりは面白いと聞いてはいましたが、…
確かに面白かったです!

なんといっても相手(夫)が「好きなようにすればいいよ」と全面的に私に任せてくれたのが大きかったでしょう。 ほとんど自分の好きなようにできましたもんね、ふっふ。

将来 子供が出来た時と、私の母親と同居することになった時のために、予備室を2室もうけてあるので、
「もし子供ができなくて、母親も同居しなかったら、もったいないなあ」
とは思いましたが、でも後で増築するのも面倒だし大変だろうから、やっぱり最初から作っておきました。

楽しいことばかりでなく、ムカついたり不安になったりしたこともたくさんありました。
まず営業のS田さんが、キッチンやおフロ、洗面台を決めるのにショールームに連れて行ってくれたんですが、どうもS田さんはINAXとトステムがお気に入りらしく、それとなーく進めてくるのです。
ミカドのキッチンがを気に入ってると言うと、
「でも最終的に選ばれる人は少ないですけどね」
とか、
「ミカドさんはショールームが県内にないので、打ち合わせの面でも不便ですよ」
というふうにマイナス面を言ったり。(もちろんそれも事実なんでしょうけど)

私はメーカーのブランドももちろん大切だけど、デザインや機能が第一と考えているので、そう言われても全然ピンと来ませんでした。
だって別に友達が来た時に、
「これはINAXのキッチンなんだよ」
なんてわざわざメーカー名なんて言わないし。

なんか結構それが気になって、言われるたび、「私は気に入ってるんだからいいんだよ!」と心の中で思ってました。


また、家を建てた友達にいろいろ相談してたんですが、
「その基礎の工法は良くない」
というようなことを言われて結構凹みました。(他にもいろいろ言われた)

家って、工法や材質など、メーカーや工務店によって本当にさまざまで、どこを選んでいいのか迷いますよね。私は湿気を抑える壁内換気と地震に強いパネル工法に惹かれてエスバイエルにしたんですが、この選択が本当に正しかったのかは、今でも正直分かりません。

メーカーの人、建てたお客さん、みんなそれぞれ 「うちの工法が一番!」 と思ってるんだろうから、何がいいのかという答えは相談した相手によって違うだろうし、正解は誰にも分からないと思います。

だから自分自身や家族や周囲の人、そしてもちろんメーカー(または公務店)さんとの話し合いの中で、工法や経営方針、または営業マンさんの人柄など、何でもいいから、
「コレが気に入ったからここにしよう」
という点をご自身なりに見つけて、納得すれば、それでいいのだと思います。
建ててしまってから言うのもなんだけど、どこで建てるかを選ぶのって本当に難しいです。

どうかステキな家を建てられて下さいね!
家造りに関係ない方も、楽しんでいただけたら嬉しいです。



 私の家にいらっしゃーい

では家を紹介します!

玄関

ドアはやっぱりシルバーがいいかなと思い直して、変更しようとしたけどもう発注した後で変更出来なかったのですが、いざ出来上がった玄関を見たら白のままで良かったと思いました。

頭の中でイメージしてるだけじゃどうしても分かんないもんですね。

表札

ネットでいろいろなデザインのを見て、一目見て「これだ!」と決めました。

マンション用なので小さいけれど、郵便や荷物を届けに来た人が確認できればいいもんね。

ホール

家の中から見た玄関。
靴を脱ぐスペースは少し広めに取りました。

あと、家に上がる段差は極力低めに。
(その分、外の階段が一段多くなった)

吹き抜け

玄関を広く開放的に見せたくて、できれば吹き抜けにしたかった。
間取りの関係で一時は諦めたけど
実現して嬉しい!

上に窓が3つあるので明るいし、夏は涼しいです。

キッチン

これが特注のキッチン!

右から食器洗い機(2段)、お鍋類の入る大きい引き出し、ダストボックス、調味料なとが入ってる引き出し。

リビング側から

背面が収納棚になってるのが多くて、何もないのを探すのに苦労しました。
なかなか見つからなくて諦めかけた時もあったけど、やっぱりこだわって良かった。
一番右に見えるIHヒーターのガラスのストライプも可愛くてお気に入り。

食器棚

思い切って買った食器棚。
ガラス部分にはミストのフィルムを貼ってもらいました。

左下の引き出しはダストボックスなので、キッチン下のも合わせるとこれで十分。
ゴミ箱が目につかない所になくなって良かった。

リビング

キッチンから見たリビング。

パソコンとメイクボックス、奥にTV、真ん中にテーブルとソファ。
右側の壁にはクローゼットがあります。

TV

台は新しく買いました。
これ、食器棚と同じシリーズのなので、おそろいなのです。
気付いた人誰もいないけど。

テーブル

通販で買いました。

普段はこうですが、友達が来てテーブルが狭いな〜思ったら、
  ↓

こうなる!

これで半分くらい出した状態。
一杯に伸ばすと180cmになります。

ソファ

前からあったやつだけど、
カバーをカーテンの同じ生地で作ってもらいました。
高かった〜。
でも、いつもベッドパットをかぶせているのでほとんど見えなかったり(笑)

来客用のイス

楽チンでカワイくて軽くて、
という条件のもと、探し回りました。
3つあります。
引っ越してから気付いたんだけど、偶然にもカーテンと同じ生地だったのです!

階段下の収納

キッチンの通路側にあります。
中にコンセントをつけてもらって
掃除機のコードを差しっぱなしにできるようにしてあります。ズボラだなー(笑)
玄関側にも扉をつけてもらったけど、そっちからは開けたことない。
あと、電気をつけてもらえば良かった。

おまけ・喫煙所

タバコは換気扇の下で吸ってもらってるので
キッチン横の窓枠がタバコや灰皿置き場になってます。
(一度禁煙した時灰皿を捨てたので、現在はなくなり、外で吸ってもらっています)

1階 予備室

将来 私の母親を引き取ることになるかもしれないことを想定して
念のため予備室を作りました。
(相手も自分の部屋が欲しいと言ってたし。案の定全然使ってないけど)
現在は本棚を2つ置いて、本部屋にしています。
本が色あせないよう、カーテンは遮光。

洗面所

最初は安いのでいいもんねと思ってたけど、ショールームでいろいろ見てるとやっぱりいいのが欲しくなり…
幅90cmとちょい広めの、結構グレードの高いのにしちゃいました。
鏡の裏は全て収納。

洗濯機など

洗濯機の隣りにあるのはランドリーラック。
通販で買いました。
場所もあまり取らないしお気に入り。

バスルーム

普通のユニットバス。
こだわったのは広さくらいで、1.25畳です。
(一番小さいのよりワンランク広め)

トイレ

別にフツーのトイレですが、一応。

階段

最初は一直線の階段にこだわってたけど 間取り的に無理なのでコの字になりました。

でも実際暮らしてみたら何とも思わず、今となってはどうしてあんなにこだわってたんだか。
(実家も前のマンションも一直線だったので、コの字って何となく上り下りしにくい気がしていた)

2階 予備室

一応子供部屋のつもりで作ったんですが、今は私の衣裳部屋。
というとカッチョいいけど、ご覧の通りまだ全然片付いてません。
ここで優雅に服を選んで着替えるのはいつの日やら。

寝室

遮光カーテンがしてあります。
ベッドがどーんと置いてあるだけの、文字通り寝るだけの部屋。

ベランダ

寝室と隣りの部屋とをつなげてあります。
家に遊びに来た友達がこれを見て、
「さすが、よく考えてあるね」
と感心してくれたのが嬉しかった。

2階 予備室 U

収納部屋として作ったんだけど
この部屋が一番広い(11帖ある)し、天井の傾斜が屋根裏部屋っぽくて妙にオシャレ。
物置なのに(笑)




一生で一番大きな買い物と言われる
マイホーム。
色々あったけど、楽しかったです!!



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