Windy day  - 本感想 2018



 

「宝石の磨き方 ルノワールな女 後編」 前原滋子

「僕は釣った魚にしか餌はやらないんだ」って…。
くうぅぅ、どこまでいい男なんだ睦月! ほんといい加減にしろ!(笑)

デパ地下の試食巡りだけでも恥ずかしいのに、それにケチつけるって(赤面)
それを楽しんで見てられるマリエの余裕すげーな。マリエのこういう天真らんまんな所は大好き。

睦月が浮気しないという自信は、「あの凪子でさえ動かせなかったのだから」か。なるほどそれは言えるかも。
ただ凪子の事も本当に愛していて大切だったから一線超えないようにしただけで、体だけが目的のどーでもいい女なら手ぇ出しちゃう可能性は、普通の男なら十分あるんだけど。睦月は普通じゃないからな。

「家でもっとだらしなくして欲しい」と頼むマリエ(笑)
シュッとしてるのは睦月は苦じゃないのかな。1人暮らしでもちゃんとしてそうだもんな…。お前は『ときめきトゥナイト』の真壁くんかッ。
でもなんとなくだけど、もし凪子と結婚していたら、もうちょいリラックスした感じになってたような気もするような、しないような。



 
「結婚までの歩みをリレー漫画にしてみました。」 横山了一&加藤マユミ

出会い~結婚までのエッセイって大好きだし、男女それぞれの視点からって面白そう! 横山了一さんのブログ好きだし♪

加藤マユミさんの「ゲイ受けする人がタイプ」というのはよく分からん(笑) ゲイ受けするってのがどういう人なのかが。佐々木健介とか照英ってゲイ受けするの? 分からん…。

お互いに話しててすごく楽しいと感じていたし、結婚までトントン拍子で「でもうまく行く時はこういうものかもしれない」というのが、運命の相手だったんだなあと思えて素敵。

明治神宮って行ったことないけど、行ってみたいと思えました。
グアムへの新婚旅行もすごく楽しそうで良かったなあ。

助産院で産みたいって、自分も当時思ったなー。しかし自分で赤ちゃん取り上げるってなかなか凄いな。結構体勢キツイような気がするけど。
父親がへその緒を切るというのは、貴重な体験でいいですね。

そして生まれたばかりの ゆうちゃん(息子)がにらみつけるという「前兆」が(笑) ブログ読んでると今は仲良しなようで良かったですが(笑)

面白かったんだけど、読み終わってみたら「同じ出来事をそれぞれの絵柄で描いてるだけ」な印象だったかなあ。もう少し「この時相手はこんな風に思ってたのか!」と驚愕の事実みたいなエピソードがあれば良かったかな。
まあでも、面白かったです。



 
「オタクに恋は難しい」 5巻 ふじた

うん、宏嵩が興味あるのは成海(ついでに横樺と花子)なんだよな。それ以外はどーーーでもいいんだろうな。うんうん。

週末は必ず会うって訳じゃないんだな。土曜は各自自由に過ごしてたし、日曜も「ヒマなら」と誘ってるし。
成海からの映画の誘いに、疑いつつも「ヒマだす!」と即答してしまう宏嵩はやはり愛の奴隷なのです。(愛のって)
手ぇ握れて良かったね! 初めてだっけ?

宏嵩って樺倉より背高いんだな。何となく樺倉無敵な気がしてたわ。
あんだけ樺倉に威嚇されたのに、後にいくら1人の成海を見つけたとしても、またアホみたいにナンパするかな。いつまたアイツが来るか…と普通怖くならない? まあスルーしてたら話が広がらないからだろうけど。
成海もだいぶ宏嵩を意識するようになってきたかな。いひひ。
でも以前ペアのピアス(成海はイヤリングだけど)をプレゼントしてたし、宏嵩の事をちゃんと好きではあると思うんだよな。

二藤弟とこーくんの事は結構どうでもいいんだけど(笑)、弟の一生懸命さはキュンとしたな。ゲーム上での再会てのはいまいちよく分からんけど。

タバコ休憩は、吸わない側からしたら全く理解出来ないししたくもない。宏嵩はニコチン切れの禁断症状みたいになってたけど馬鹿じゃね? としか思えない。タバコが救いみたいになってるけど、そもそも吸わなかったら「タバコ吸いてぇ」って苦しみもなくなるのに。
どうでもいいけどタバコ吸わない側は「タバコ休憩」なんか取れないんだから、とっとと戻って仕事しろよ。



 
「健康で文化的な最低限度の生活」 6巻 柏木ハルコ

表紙が京極係長さんだー! 好きなので嬉しい。お名前は雅人さんなのね。

アルコール依存症の赤嶺の話。
…正直、こんな人間にここまで手間暇とお金をかけて生きさせる必要あんの? もう放置して野垂れ死にさせときゃいいんじゃないの、と思ってしまった。お兄さんが怒って突き放すような事言うのも無理ないよ。

同期の七条が思わず愚痴るのも分かるよなあ。まあ最後の砦となるべき立場のケースワーカーがそう思ったり、口に出すのは良くないんだろうけども。後に先輩の山内もそう言ってたし。

バイトで不正受給になってしまった欣也くんがまた少し出て来たのが嬉しい。んでもやさぐれてたなー…。高校卒業後の進路は、金がないから働くしかないっしょ、みたいになってて。
でも義経が持って来た資料を見てたし、もし進学したいと思ってるなら、希望に近い所に行けるといいな。

再飲酒は絶対するでしょと思ってたから全く驚かない。けどこういう考え方もいけないのかな、「どうせアナタはダメなんでしょ」みたいな。信じなきゃダメなのかな? 正直自分には無理だわー…。

依存症の人は酒と人を置き換えている。同じ仲間と語り合うミーティングが有効、か。
まあ分かるけど…アルコール依存症の人を温かい目で見る事はやっぱり出来そうにない。支援に携わってる人達は凄いな。

新入社員の鹿間ちゃんは初々しくてやる気に満ち溢れてて、いいコやな。
このコも対象者の相手をしてるうちに病んできちゃうのかな…って義経達も病んでる訳じゃないけど。



 
「よっけ家族」 4巻 宇仁田ゆみ

あれだけ家族が多ければ、カレーの好みはそりゃバラバラになるだろうなあ。
いそいそ外食に行くのを咲は「ふーん」みたいにちょっと嫌味に見てたけど、いーじゃんカレーくらい快く食べに送り出してあげなよー。
男同士でいかがわしい所へコソコソ行くんじゃなく、ルンルンでカレー食べに行くなんて可愛いもんじゃん(笑)

確かに子供沢山いると卒業式・入学式で感情の振り幅大きくなりそう。
キリキリしちゃってる咲に、「春やな」と達観してる幸一が素敵やわ。

大おばあちゃんのお話もありましたね。文句言わずついて行ってあげる健人、いい子。

この時の健人のジャージの袖の校章が逆さだったけど、咲が上下間違えて縫い付けた幸人のお下がり? こういう細かい所がこの作者さんは好きだな。
校章がそのままということは、幸人は結局3年間気付かなかったのか。ならば健人も絶対気付かないであろう(笑)

ユキホが仕事を辞めて三重県に来た事について、朝の畑で話し合うシーンが何となく良かった。咲がトマト待ってるぞーと思ったけど(笑)



 
「やんごとなき一族」 1巻 こやまゆかり

うお、またハードな嫁×家のバトルストーリーやな。もう『あなたにホの字』みたいな ほのぼのラブコメは読めないのかなー。

1話の扉絵、主人公2人以外ほとんど人相悪いじゃん! こやまゆかりの「ザ・悪人顔」勢揃い。怖えーよー。

健太の家から追い出された時にタイミング良くタクシーが通りかかってたけど、あの高級車が1人1台あるような高級住宅街でタクシー使う人なんているのかな? お客さん?

着物の柄について、自分も知らなかった。多分知らない人の方が多いだろうな。
「実際の桜が満開な中、桜満開の柄の着物ってだぶっちゃって逆におかしくない?」とは思ったけど、季節を先取りするものとは知らなかった。

聖花は「前もって教えてあげれば良かったのに」と美保子に言ってたし、この人はまだまともそう。佐都とも気が合いそうだし、彼女を気に入って味方についてくれれば心強いのにな。

弟夫婦は派手だけど話の分かりそうな人じゃんと思いきや、夫婦仲は悪くて大ゲンカ始める始末。おいおい…。
父親は取り繕ってたけど、こんなの週刊誌のいいネタなんじゃないの。

父親の策略がまんまと敷地内同居になってしまったけど、断れば良かったのにーー。
健太と家族を結び付けてあげたい、深山家をちゃんとした家族にしたいっていう思いは分かるけどさ。普通の家ならまだしも、世界が違い過ぎるってば。

まーでもあのまま別居で深山家とは距離を置いて健太と暮らしますとなると お話としては面白くないから、佐都が深山家に入る事にしたんだろうけども。

美保子はヤな女だけど、ある意味深山家を担っていく覚悟を持ってこれまで色々やって来た人だから、彼女の方が深山家の跡取りの嫁には相応しいと思うんだけどな。当の跡取りである明人が頼りないからダメなんだよな。

こちらで家も家具一式も与えたんだから見たって文句ないでしょ、みたいな言い草にはゾッとした。絶対ヤだわー。

佐都は頑張ってるけどさー…この生活、笑顔がないよな。佐都のお母さんも毎日心配でたまらないだろうし。

佐都と健太とお母さんが笑って暮らせるのは、佐都の実家の近くにアパート借りて、佐都はまんぷく屋の仕事を続けて、健太は会社帰りに店に夕食食べに来ておっちゃん達と酒飲んで、佐都と一緒に帰る…という生活じゃないかな。テレビ観て大笑いしたり、缶ビールで乾杯したり、休みの日にはゴロゴロダラダラしたり。

健太の家の事を考えてあげるのは偉いし立派だけど、自分は本当にそれで幸せなの? と思ってしまう。
まあさっきも書いたけど、そういう生活だと漫画の展開として面白くないから、あえてイバラの道を行かせるんだろうけどさ。佐都がストレスで体調崩すんじゃないかと心配だわ。

そして4個しかない和菓子! 考えてみたけどさっぱり分からん…。
それぞれお皿に乗せてテーブルの真ん中に置いて「召し上がりたい方はご自由にどうぞ!」しか思いつかないけど、絶対にそうじゃないんだろうな(笑)



 
「お互い40代婚」 たかぎなおこ

たかぎさんの結婚・出産・育児エッセイをぜひ読みたいッと思っていたけど、お独りのまま40歳になられたし、もう無理かな…とほぼ諦めてました。
が、前作でのひとり暮らし本のラストで「彼ができて一緒に暮らす事になりました!」との爆弾発言! そしてブログでの出産報告!
やった! エッセイ読める!! とものすごく嬉しく、楽しみにしてました。

40歳を前に たかぎさんも婚活を意識し始め、そんな時に自然に出会って「この人いいな」と思えた おつぐやん。なんかやっぱりタイミングとか縁ってあるのかな~と思えますね。

それにしても、おつぐやんがものすごく穏やかでいい人!
なんでこんな人が43歳まで独身だったんだろう…つかひょっとしてバツイチとか…? とあらぬ疑惑をかけたくなってしまう。だとしても別にいいんだけども、そんな感じもないですね。

かとうさんも「カニの時の人いいんじゃないですか!」と勧めてくれていたのが笑えた(笑) かとうさん自身の恋愛事情はどうなのかなぁ。(←大きなお世話)

ちょうどGW中に おつぐやんの誕生日があって、その流れでご飯に誘って…と、この辺もタイミングと縁が良かった気がする。なんか不思議ですね。

たかぎさんは35歳くらいならともかく、40歳というとそりゃ出産の事を考えると焦るよね。自分が後悔しないように おつぐやんに本心を話したのは良かったと思うし、それに対して何の返事もしてくれない彼にイラつく気持ちもごもっとも。
でも怒って電話にも出ないって、たかぎさんもそんな風になるんだな~。

そして引っ越しを思い立ち、「一緒に暮らそうか」と彼からの提案。これもタイミングですなあ。

ご両親への引き合わせも、ほのぼのしてて良かったです。
お母さんとのやり取りがメインでお父さんの気持ちがあまり見えなかったけど、たかぎさんの年も年だし、安心したという方が大きいのかもなあ。
お母さんは、「娘を取られる気がしてちょっとさみしい気もする」と言ってたけど。

不妊検査に病院に2人で行き、結果を聞きに行った時、「お2人とも問題はありませんでした」的な事を言われていたので、おつぐやんも検査受けたんだ! と感心した。
不妊検査ってまだまだ女性だけが受けるもんだと思ってる人も多いし、男性は嫌がる人も多いのに。すげーな、おつぐやん…。といっても問診と血液検査だけらしかったけど。

同棲の予定が、引っ越し直前に入籍もすることに。
前作のラストでそう描かれていて、「いやいや、お互いいい年なんだし、同棲なんかじゃなくて結婚しなよ~…たかぎさん、のんびり屋さんだなあ。相手の男性も、たかぎさんやご両親に対しての責任とかけじめとか考えないの?」とちょっと思ってしまってたんですが、おつぐやんのお父さんの喪中だったからなんですね。
でも結局入籍する事になって良かった。

結婚式の準備話も見てみたかったけど、式はされなかったそうで。興味なし&互いの年齢&親類が遠方の3拍子だもんね、ちょっぴり残念だけど仕方ない。

ご両親の顔合わせも、おつぐやんのお母さんは後ろ姿だけで1コマだけでパッと終わってて、その後も全くお母さんは登場してないけど、関係があまりよろしくない、訳ではないよね、きっと。
おつぐやんのお母さんなら同じように穏やかで優しい人なんだろうと思うし、多分息子の年齢もあるし、干渉せずに距離を置いて見守ってくれているのだと思いたい。

新婚生活も、お互いの相性が良いようで楽しそうでした。
しかし おつぐやん、実家暮らしだったそうだけど、家事そこそこ出来るし嫌がらないでやるって、貴重だな。

妊活もされてたんですね。誘発剤など、痛そう…。
GWは病院も休みなのでリラックスして過ごしていたら、翌月妊娠発覚! …不妊治療を忘れてリラックスっていうの、やっぱりいいのかなあ。でも欲しい人はなかなかそうもいかないよね。うーむ難しい。

「ライン見えない!?」と判定役をおつぐやんの目の前に出して、「…もっと離してくれないと見えない(老眼)」というのが笑えた(笑)

つわり中も、おつぐやん優しい! お料理もリクエスト通り作ってくれて、いいなー♪ 手作りおもちゃも凄い!

たかぎさんのお母さん(きっとお父さんも)、すごーくテンション上がって喜んでましたね。弟さんにもお子さんはいるようで(お姉さんは不明)初孫ではないようだけど、何人目でもやっぱり嬉しいものなんですね。微笑ましかったです。

高齢出産に不安がる たかぎさんだけど、サザエさん家の波平とフネさん夫婦の年齢と同じじゃん、と力づけられるのには笑ってしまった。漫画にせよ何にせよ、前向きになれるならいいですよね。

自分ら夫婦が高齢だから子供について行けるか…という不安は描かれていたけど、「無事に健康な子が生まれて来るか」の不安もきっとあったよね…高齢出産のリスクはよく知られているし。
でもそれを描いちゃうと、同じく高齢出産の人を不安がらせたり、ハンディのあるお子さんをお持ちの方の気持ちを害してしまいかねないので、一切触れない事にされたのでしょう。この辺は本当にデリケートで難しい問題ですな。

ジャイアントコーン食べるのがそれほど楽しみだったなら、2日に1回くらいいいのでは…とか思ってしまった。
でも妊娠期間ってほんの数ヵ月だし、病院の先生が言ってるんだし、赤ちゃんが無事に生まれるためには我慢した方がいいんだろうけど。

子宮口がなかなか開かず、陣痛はかなり大変そうでした…つくづく、なんで医療技術がトップクラスの日本で、出産だけこんな原始的に獣みたいに陣痛にのたうち回らなきゃいけないんだと思っちゃった。早く無痛分娩が主流になればいいのに!
ともあれ赤ちゃんが無事に生まれて良かったです。

帝王切開になり、「経腟分娩の経験もしてみたかったですが」と描いてらしたけど、いやいや、読んでて率直に「どっちも同じだよ!」と思えました。
経腟分娩の人が「帝王切開してみたかった」と言うのは聞いた事ないのに、帝王切開の人は「経腟分娩してみたかった」って言うよね。どちらも立派な出産なのになあ。

あとがきによると、おつぐやんとのケンカもちょっと増えたそうで…のんびり穏やかなたかぎさん夫婦でも、育児が絡むとそうなってしまうんだなあぁ。
でもまあなんやかや仲良くやっていかれると思うので、今後の育児エッセイも楽しみです!



 
「今日からシティーハンター」 1巻 錦ソクラ

本屋で手に取って裏表紙のあらすじを読んで、「なんじゃこりゃ(笑)」と笑って一旦は戻したのだけど、やはり気になったので思い切って購入。

いや面白い!
まず、絵のクオリティが凄い。北条司の絵は画術的にかなり上手いので似せるのは難しいと思うのだけど、この方かなり似てる。
もちろん全てがという訳ではなく、ちょくちょくデッサンが狂っていたり「違うな…」と思う所も多いものの、大ゴマや重要なシーンなどはビシッと似せており、別人でここまで描けるのは大したもの。

そして何より、面白い! (2回目)
沙織(香)のシティーハンターの世界でのドタバタっぷりがとにかく面白いのです。
登場人物に出会うたびに「○○さんだあぁ!」と飛び上がり、感激し、でも必死で平静を装うとして。
そう、沙織がとにかく「いいコ」なのです。だから嫌味もなく素直にスラスラ読む事が出来る。
シティーハンターの世界に本気で心から憧れ、冴羽獠に恋していながらも、香に嫉妬する事はなく「素敵! お似合い!」と彼女にも憧れ。
海坊主や美紀や冴子に対しても同じ。そして漫画の世界を壊すまいと努力しつつ、大切にしている。だからファンであるこちらも素直に受け入れられるのだと思う。

彼女が「転生」したのは、連載終了後の世界なのかと思っていたが、海坊主の元へ美紀が「押しかけ女房」しに行くエピソードの少し前から。(単行本18巻の『海坊主にゾッコン!』)
「既に出来上がっている話の中に沙織が入り込む」形なのだけど驚くほど違和感がない。
シティーハンターの世界に心から憧れ、なおかつ大切にしている彼女は、「漫画のあらすじ」を壊してしまわないように必死で協力する。
作者そして沙織のシティーハンターへのリスペクトと世界観を壊さまいとする努力を感じるから、本編のファンである自分も、原作をぶち壊されたイヤな感じは全くなく、「これはこれで楽しい」と思える。ときめきトゥナイトの続編で最悪の作品である「真壁俊の事情」とは雲泥の差である。

なんとなく「何度も読み返したくなるかな、手元に置いておきたいかな」と感じ、電子書籍ではなく単行本で購入したのだけど、正解だった。
2巻以降が楽しみ!



 
「ハイポジ」 1~3巻 きらたかし

「新刊なかなか出ないなあ…」とずっと思ってたらいつの間にか出てた! 3巻まで!
試し読みしてみたら冒頭からやはり面白そうだったので一気買い。

ヘルスで死んじまった俺、と思ったら高校生にタイムトリップ?
記憶はそのままで高校生に戻れたら…と誰しも思った事あると思うから楽しいです(笑)

高校時代の幸子(妻)と会ったらそりゃガン見しちゃうよな。若いし、当時大して意識してなかったとしたら「うわーこんなだったんだー!」と思うし。

小沢さつきがイヤホンを天野に貸してくれたけど、これ何気にハードル高くない? 耳垢つくとは思わないけど、何となく耳の穴に突っ込む物を大して親しくない人に貸すのってイヤだよね…?

30歳年下(中身は)だとしてもやっぱりヤンキーにはビビるしケンカには勝てないんだな…
小沢さつきカッコいい! 空手かぁ。ジャッキー・チェンに憧れて実際に格闘技を習って続けるなんて、行動力あるというか意思が強いというか。

30年前の両親に「再会」して色々思うのはリアル。
弟にチン毛の事を突っ込んだのは面白かった(笑) 姉ちゃんもバカウケ。

ボコッたヤンキーが再び来たけど、高校でイキッてるガキなんて大人から見たら馬鹿丸出しで笑っちゃうんじゃないの。光彦はビビッてたけど。
姉ちゃんの彼氏の下妻は動じてなくて頼りになったな。こちらから見るとただの成金オヤジだけど(笑)

セックスシーンはいつもながらリアル。下手なエロ雑誌より抜けるんじゃない?(でもないのかな?)

亡くなったお父さんとの「再会」は感慨深いだろうなあ…。姉と弟を呼んでの一家団らんは、お父さんにとっても思い出深い時間になったんじゃないかな。親孝行したね。

小沢さつきは過去の作品のヒロイン(チーコとか)系だから多分作者さんの好みなんだろうけど、幸子ともいい感じだよね。元嫁だから当たり前か。
でも高校生の今、幸子といい感じになっちゃって大丈夫か? 未来変わっちゃうんじゃないのか?



 
「恋は雨上がりのように」 10巻 眉月じゅん

途中で話題になって連載引き延ばしの方向になったのかダレてきちゃったからゲンナリしてたけど、きちんと着地してくれて良かった。

店長は「今、部屋に戻ったら帰したくなくなる…!」と危機感を自覚して、送って行く車の中ではもう あきらとの「決別」を覚悟してたよね。会話の内容といい…。

別れ際に何を言ったんだろう。あきらの気持ちを傷付けずに、なおかつキッパリと踏ん切りをつかせる言葉って…?
親に「雨宿りしてただけ」と答える あきらの表情は清々しくもあり、本当に何と言われたんだろうと知りたくなる。

そして店長のプレゼントしたのは「日傘」。素敵なラストシーンでした。

店長への あきらの恋が「成就」するのかしないのかが争点だった訳だけど、「しない」と決着(少なくとも今の時点では)して、まあ良かったかなと。
やはり40男と女子高生がイタしちゃうのはねぇ、ちょっと…

ただ自分も あきらの年代に年上男性に大恋愛していた経験がある身として、この年頃の年上男性への恋愛感情を「よくある事」「憧れと恋を混同してる」みたいに片付けられちゃうのはやるせないんだよな…。少々、複雑な思いですが。



 
「1122【いいふうふ】」 3巻 渡辺ペコ

初対面の時もだけど、礼君の対応がことごとく神やな!
ちょっとした飴のプレゼント、マッサージからベッドへ誘いキス、夫の体調不良を話したら
「いちこさんはどうしたい?」
「すげー残念だけど」
の返し。
その後の予約も、
「休みだけど いちこさんのご指名なら!」
と飛んで来る。
…分かってる分かってるよ、全て営業トークと手口だよ。でもこんなんされたら
「ひょっとして自分の事を本当に好きになってくれたのかも!?」
とアホな勘違いしちゃうよ自分なら!(汗) キャバ嬢に本気になっちゃう男性をバカに出来ないなもう。

おとやのギックリ腰で、おとやは いちこの大切さを再確認し、美月も…
「結婚したい」という申し出に、おとやは答えず、家庭で何かあったのか、仕事するのいーねーとはぐらかて答える事しかできず…でもそれで美月も察しただろうし、ある意味「返事」だよな。

美月のダンナ、海外赴任をわざわざ希望してたのか。やる事が陰湿やな~~。
妻の浮気に面と向かって話し合う事はしないけど(プライドが高いから?)、「気付いてるぞ」オーラを出して「大人しく海外に来るなら許してやる」圧か。

美月もそれは理解したものの「シングルマザー」系の本を借りたという事は、離婚を決意したってことか…まあ海外について行って「許してもらった」としても、一生弱みを握られる事になるしな。元々夫に限界っぽかったのが「もう無理!」となったのか。

いちこは美月とおとやが「最後の逢瀬」とは知るよしもなく、おとやの誕生会を延期された事に傷付き、怒り、「浮気日」にしてしまう。あー…まあ仕方ないやね。
しかし5時間て長いな! さいしょからそんなたっぷりみっちりでなく、
「もうお別れ? もっと一緒にいたいな」
と思うくらいの方がいいんじゃないの? と余計なお世話。



 
「私たちは繁殖している」 17巻 内田春菊

もう電子書籍で。読み返す事はないしデカいから場所取るし。

まあ相変わらずの、自画像が若い、元夫や元彼、その他周囲の人の悪口。ゲンナリ…
書かれてる事は「事実」ではあるんだろうけど、相手は全く反論出来ない立場なのに、自分の言い分だけを一方的に発信するのって卑怯だしフェアじゃないでしょ。

クタクタに疲れて帰って来た所に娘①がパソコン見たまま「ココア飲みたーい」って…。
「疲れてるから無理、自分でやって!」ではダメなの? 子供への対応がしっかりしてると思ってたけど、甘やかしてるの間違い?

娘②、「約束」という言葉が嫌いって。
学生でも社会人でも「約束」というのは人として基本だし、それが嫌い、約束したくなーい、では通らないんじゃないの、と呆れた。
先生も大変だろうな…

50代半ばで自動車免許を取られたのですが、いやいや頼むからやめてくださいよ…と思ってしまった。初心者&高齢ドライバーって怖すぎるわ!
まあ個人の自由なんですけどね…



 
「うてなの結婚+α」 よしまさこ

「1丁目の楽園」の続きが読みたくて電子書籍を即購入! しんちゃーん、会いたかったよおぉ。
「花ちゃんと一緒」も面白かった♪

クロちゃんがキャバクラの客引きになっちゃったのは自分もショック(笑) 辞めてカタギになったらしいので良かったけど。

彼女のいなかった しんちゃんやクロちゃんやフーちゃんも今頃は結婚して子供もいるのかな~。見て(読んで)みたいぃ。



 
「ママレード・ボーイ little」 #6 吉住渉

すず&蛍カップルは仲良いな~。
蛍も結婚式(前撮り)についてぶっきらぼうながら すずの希望を最大限に汲んであげてていいヤツ。
でもこれしょせん少女マンガの男キャラだよな…現実の男はこんなんじゃないよ…いやこういう人(もっと優しい人)もたまにはいるかもしれないけど。

笑里と広大のエピソードは、そうだったのか。しかし「好きなのにふるわけない!」なんて面と向かって堂々と言ってくれる男子なんて今時いるのかなあ。いやあるかもしれないけど。(こればっか)

碧の元カノ。さすがというか…。
あんな美少女と碧の心の中でタメ張れてる(というか勝ってる?)立夏、やるじゃん。



 
「ウーパールーパにっき ウパ子はじめました」 1・2巻 楠見らんま

旦那さん、何を飼うかまだ決めてないのに水槽を買ってしまうとは。
飼う生き物によって大きさとか深さとかフタの有無とか違って来るだろうに。

自分は成体のウーパールーパーの外見がどうも苦手なのだけど、作者さんは「可愛い!」と感じたようで…そうか、可愛いと思う人もいるのか…そりゃそうか。

ネット通販があるのも驚いたけど、クール宅急便というのもまた驚いた。いや常温でいいやろ! クールは冷たすぎやろ! だから うぱ子も半冬眠状態になってしまってたのか?
いくら慌てたといっても、水槽にいきなり袋の水ごと移してしまうとは(汗) 無事で良かった…

「水面から出て水槽から飛び出そうになるって、そもそも水の量が多すぎなのでは」とか
「隠れ家と水槽に挟まれるって、水槽からもう少し離せば…?」とか、
突っ込み所は多々あるのですが、愛情持ってすごく大切にされているのが分かる。
そしてとにかく、うぱ子の感情豊かさに驚く。ウーパールーパーってこんなに懐くの? 感情見せるの?
作者さんの愛情と観察力が凄いから?

発情期はなかなか激しいようで、普段ポワーッとしてるウーパーだけに意外。犬猫と違って避妊手術も出来ないし、水温を一定にするしかないのかな。

ぷかぷか病というのは知らなかった。命には別条ないらしいけど…

獣医エピソード、1軒目の病院はこちらまでヤブ医者に腹立った。開腹手術したがってたらしいけど、やらせてたらおそらく うぱ子亡くなってたな…とんでもねぇな。
回復して何よりでした。

2巻まで出てるけど、うぱ子は最終話(単行本には未収録)で亡くなってしまったのらしい…。
なぜ単行本未収録にしたのかな。ページの都合なのか、事実を受け止められなくて載せたくなかったのか。



 
「今日からシティーハンター」2巻 錦ソクラ

これまでの「既に完成品として仕上がっているストーリーに沙織を織り交ぜて繰り広げる別ストーリー」の腕前も大したものだと思っていたけど、獠と海坊主の対決の「シナリオ外」の展開は見事。

展開を知っている沙織の存在による違和感に気付いた海坊主、そこからの真の真剣勝負の結果のあの展開。本編に負けず劣らない、いやもしかしたらそれ以上に感動したかも。

それに対しての沙織の「自分は動けなかった…」という心境の変化もありーの。


次の依頼は心を読める少女・紗良。
なるほど、内面を読まれてしまうと困る沙織にとってピンチで、これまたストーリーとしては面白くなりそう。

でも沙織の秘密を知ったとしても、紗良はペラペラしゃべらないだろうし、事情を話せば理解してくれそうだけどな…と思ったけどその「事情」がややこしいからダメなのか(笑)

芋の煮っころがしを食べた紗良ちゃん可愛かったぜ!!

沙織のお肉を食べちゃった獠とのやり取りを見てクスクス笑ってたのも可愛かったし、本編にはない紗良の笑顔が次巻でも沢山(は、無理だろうけど数回でも)見られるといいな。



 
「ヲタクに恋は難しい」6巻 ふじた

社員旅行、しかも温泉! 浴衣! っていいよね~。
しかし混浴であるはずがないだろ宏嵩。

荷造り手伝いに成海が宏嵩の部屋に気軽に(?)行ってるのに、まだ何もしてないのか?

夜に部屋を抜け出して成海が会いに来た(んだよね?)のはちょーーっと良かったけど、結局甘い感じにはならなかったし…いい加減キスくらいして欲しいのう。



 
「よっけ家族」5巻 宇仁田ゆみ

恭子ちゃんは医学部志望なんだっけ。現実の話だけど、医学部女子受験生は減点されてたニュースが話題になってたから、「うわぁやめといた方がいいんじゃ…」と可哀想になってしまった。
成績良いグループと恭子がバスで帰る中、幸人は自転車(チャリ)で全力疾走して「追いついたったど!」はカワイイ。好きな女子の方が成績いいのって心折れそうになるよな…ガンバレ幸人。

お昼事情、大変そう!
成人男性陣(3人)は社食や仕出し弁当なんだな。子供や自分らのついでに…じゃないのは意外な気もしたけど、成人男性3人分となるとおかずの量が今の倍以上必要になるだろうから大変なのか。

バレンタインデーにお邪魔虫になってしまった健人(トホホ)。
でもチョコ渡すと聞いても、変に冷やかしたりしないヤツだからいいよな。(恋愛に対してまだ無頓着なだけだけど)
そして数年前(昨年?)のチョコレート事件もようやく解けて良かった!(笑) 明憲はともかく、健人よくピンと来たな…

夏休みの宿題をサクサク終わらせた ももかちゃん。小さい頃は「勉強」も楽しいよね…でも ももかちゃんは大きくなってもそこそこ勉強はやりそうだな。

健人と恭子ちゃん、互いに
「勉強教えてもらいたい」
「教えてあげたい」
と思っててカワイイ! 青春ですなあ。

りんごジャム美味しそー。アップルパイも美味しそう! 家族の一員になってご相伴に預かりたい。

ユキホがそういえば全然出て来なかったな。描き下ろし番外編でようやく。



 
「ハイポジ」4巻 きらたかし

幸子と小沢さつきの2人の間でウハウハ~♪ とはいかず…。まあ光彦は間違っても2股をうまくやれるタイプじゃないもんな。同じクラスなんだし、相当うまくやらないと無理だしな。

25年先の未来を知ってる光彦。言われてみれば確かにそうだけど、何も出来ないに等しい訳で。本当に総理大臣くらいにならないと無理だよな(汗)
でもオウム事件とか池田小事件とか、大きな事件だけでも食い止めたいよなあ。
ただあいつらは「その時」を妨害できたとしても、次の機会を狙ってまたやろうだろうし…ううむ。

小沢さつきと幸子の両方から好意を持たれるなんて、いくらなんでも光彦モテすぎやろ。作者さんの願望ありきかな(笑)



 
「やんごとなき一族」 2巻 こやまゆかり

4つの和菓子、どうするのが正解かと思いきや。その手があったか!
座布団への座り方、仏壇にお供えするやり方も作法があるけど、その辺は大丈夫だったのかな?

佐都のお母さんが入院したと聞いた健太、給仕をかって出てくれて、いい奴!
それを見てた聖花も手伝ってくれていい人やな。…けど単行本の最初に毎回家系図載せて欲しい。誰がどういう位置づけなのか覚えてられん。聖花って実のお姉さんやったっけ?

父親に愛人がいるのってそう意外でもないんだけど、あんな年配女性とは意外。癒し系という訳でもないし。(どちらかといえば妻が癒し系だから反対のタイプに行くのか?)

セレブの買い物、心臓に良くないわ…80万のワンピースなんて信じられない。もったいなさすぎて恐ろしくて着られない…(汗)

健太が好きだった女性との恋仲ではなく、佐都が深見家の重圧に耐えられなくなって離婚の危機か…家出ちゃえばいいじゃんとしか思わないんだけどな。



 
「ママレード・ボーイ little」#7 吉住渉

碧が立夏の事をまだ好きというのは「好きという気持ちがなくなった訳じゃない」という心境なだけで、結局それほど波風は立たず朔との気持ちを確かめ合えただけになりましたとさ。
碧があまり悪役というか邪魔者っぽい立ち位置になって欲しくはなかったので良かった。

遊&光希にベビー! これはママレード・ボーイファンの人には嬉しいのでは。
兄妹かと思って「一生子供は作ら(れ)ない」覚悟をしてた2人にとっても。(もうそんな時の事忘れてるか (^^; )
結局誕生日はいつだったんだろ。亜梨実の子と同級生になったのは1つ下になったのか…後にも記載なかったよね。
「2年後」で次女が出て来てたけど、遊が立て抱っこしてたし立夏は普通に膝に座らせてたし…まだ生まれたばかりで首座ってないよね?
別にいいんだけど、吉住渉さんて子供さんいないのかなぁ?
亜梨実の赤ちゃんを見に行った時(最初の妊娠中)の時は「あと8ヵ月あるし」と、妊娠期間はいわゆる10月10日でなく8ヵ月半くらい、ときちんと理解してる風だったけど。

初デートにウキウキする立夏カワイイな。
水族館やサンドイッチのお店など、いつも思うけど吉住渉さんの作中に出て来る所って楽しそうに描かれてて行きたくなる。

生田(元カノ)妹は、あんなに碧に夢中な感じだったのに結局別の男子といい感じになったのか。
まあ現実は(漫画だけど)そんなものかもな。

レナと碧カップル最強やん!
しかし碧、レナにズバッと言ってケンカっぽくなった後放置とか、
「キスしてもいい?」
でレナが驚いて顔を上げた時にキス、
「ごめん待てなかった」
って!! すげーなモテ男はやっぱり違うな!!!!

立夏&朔カップルも可愛いんだけど、どうしても「兄妹同士がくっついた」感が自分の中にあって、レナ&碧カップルはなんか大人っぽくて、付き合うまでのエピソードも楽しかった。

ラストは遊&光希が「話がある」と両親ズに言いに来た時とリンクさせて終わりか。なるほどーという感じ。
立夏&朔、レナと碧との結婚後や子供なんかも見たい気するけど、キリないか(笑)



 
「1122【いいふうふ】」 4巻 渡辺ペコ

礼くんとの夜、こちらまでドキドキしたというか、礼はさすがやな! プロやな!
セックスは相性もあるからアレだけど、シャワーから出て来たらアロマ焚いてるとか「うちこさんのがいいにおい」とか、気遣いっぷりは凄いよな。
セックスだけで終わらず、きちんと話し相手にもなってあげて。…これ勘違いする女の人いるだろうなー。キャバ嬢に本気になる男の人を馬鹿に出来ないな…

二也は美月と恋愛ゴッコみたいな感じにしてたけど結局位置づけは「浮気相手」だったんだな。せいぜい「ちょうどいい相手が見つかってラッキー」くらいだったんだろう。(そんな自覚はないだろうけど)
浮気公認されてた立場だから別にいいんだけど、美月は家庭でも追い詰められてたから本気の恋愛になっちゃっててそこは気の毒だよな…本気で離婚して二也と再婚したいとまで思ってたんだもんな。

しかしまさか剣山で股間をぶっ刺すとは。
「…ふっざけんなーーー!!!」
とブチ切れたのかな…
衣服の上からだし、非力そうな美月の力であそこまで(どこまでか知らんけど)の怪我をするかなーとは思ったけど、勢いつけて剣山思い切りぶつけるように刺したなら、なるのかな。いやでも痛そうだった…(知らんけど)
ホテルのフロントマンと救急病院の先生が良い人で運が良かったな。

二也はいちこといい感じに戻ってまあ良かったんだけど、美月がやっぱりちと可哀想だよな…



 
「ゆうべはお楽しみでしたね」 5巻 金田一蓮十郎

ゲームは相変わらず分からないんだけど、そのおかげで たくみとゴローが遠距離でも接点があり寂しくない、というのは何となく分かる。
たくみがオフ会などで楽しそうにしてるのを聞いた時、ゴローは何となく「私いなくても楽しそうじゃん」と寂しく感じてた? 気がした。カワイイ。

…野暮な事聞いていいスか。(誰にだ) 大阪に会いに来た時もちゅうちょなく たくみのマンションに来て泊まってたし、えと2人はもうそういう仲って事よね? いつから!? 引っ越し前?
たくみは多分「初めて」だったと思うんだけど…その辺の混乱とか葛藤も見たかったな(笑)

別に近くに住んでる訳でないのに合い鍵を渡して、それをゴローも受け取って、なんかいいなあと思った。来る時は多分連絡して予定すり合わせてから来るんだろうから合い鍵なんていらないと思うのに。

まさか逆プロポーズするとは思わなかった! そして たくみも受けるとは!!
いやー「結婚準備」話って大好きだから嬉しいわ~。

たくみは資金面でショックを受けていたけど、別に「結婚」自体は無料でも出来るよ! 落ち着いて! ゴローも盛大な結婚式にはあまり興味なさそうだし。(予想)



 
「ハイポジ」 5巻 きらたかし

小沢さつきがヤンキー共に連れ去られると前巻の予告であって、こんなんもう絶対輪姦されるやつやん! いやでも漫画だしそんな展開にはならないはず…! と気になってた。

「ロッキー」を連想したボクサーだという運転手が情状酌量してくれた感じだけど、現実はこうはいかないよな。って漫画だけど。
ともあれ良かったよー。

現実(現代?)に戻って、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』みたいに「現実」が良い方に変わった! やったー! と思いきや。
光彦(自分自身)の行動によっては歯車が激しく狂い、全然違う未来になりますよってこと?

最初の「子供3人いて幸子とも円満」な現実が良かったのになあ。さすがにうまくいきすぎって感じだから止めたのかな。

結局そのまんまの現実に。それでもまあいいんだけど、タイムスリップした過去の記憶も丸っとなくなってしまったんだな。
そうするとこの話の本編が読者からするといわゆる夢オチのような感じになってしまうので、自分的には過去の記憶は残ったままでも良かったかな。

最後、小沢さつきと「再会」したけど、(彼女が既婚かどうかなどはご想像にお任せします的なのも含め)結局あの「やり直した過去」は小沢さつきの中でもなかった事になってて、高校時代にはほとんど接点がなかった事に夏てるのか?
だとしたら仮に小沢さつきが現在フリーだったとしても、40代後半で今さら恋愛という感じでもないだろうし、それほど印象のなかった光彦と今さらどうのこうのになろうとは思わないだろうし、再会したからって何? という感じ。せめて30代後半ならまだしもねえ。

あと馬場がちょろっと出て来たのは嬉しかった(笑) できれば下妻も見せて欲しかったなあ(笑)



 
「そのオムツ、俺が換えます」 1巻 宮川サトシ

デビュー作である『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』が良かったので、あのお母さんの説得により精子保存した子が…! と期待して読んだのだけど。

かなり何だこれ…だった。
理由は作者の心の中に存在するという「育児ポイントカード」。

育児をやった事で自分の中で勝手にポイントを溜めていき、「ここまで溜まったらこれだけの事をしてもいい」と勝手に決めているそうなのだけど、…いや何だそれ、としか思えなかった。

部屋のどこかに表として貼っておいて妻がポイントをつけるならまだ分かる。「ごほうび」の内容も2人で話し合って決めて。
そしてそれをするなら妻のポイントカードも同時に作り、作者が加点、ごほうびもあるなら良い。

しかしこれは違う。あくまでも作者が自分だけ勝手に決めているだけの事で、はっきりいって自分勝手極まりないとしか思えなくてドン引きした。

一度、「ポイント溜まったからいいよね!」と遅くまで飲みに行き帰ると、
「ポイントって何よ知らないわよ! そんな事より終電までに帰って来てよ!」
とクタクタの妻に泣かれて怒られて「反省した」らしいが、その後もポイントカード制は自分の中で継続、本書の巻末にもわざわざポイント内訳などを得意気に記載していて呆れた。

こうなるとタイトルの「そのオムツ俺が換えます」というのも「ポイントのために?」と冷めて見てしまうし、本書には他の内容も色々あったのだけど正直覚えていない。それほどこの「自分勝手なポイントカード」の悪印象は強烈だった。
続刊らしいがもう読む気はない。



 
「ホリディ ラブ ~夫婦間恋愛~」 7巻 草壁エリザ


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