Windy day  - 本感想



 

「脳内ポイズンベリー」5巻 水城せとな

印税っていくら入ったんだろう。いちこは一気にバラ色オーラになったし黄金付箋貼ったし、「孤独な老後の備え」とまで脳内で話していたし、かなりの金額だったようだけど…いくらなの? 本っていくら儲かるの!?(興奮)

早乙女が来て、通帳をしまうなら振り込み通知ハガキも一緒に隠せよ…以前の別れ宣言メールといい、うかつすぎだろ いちこ!
作品がPVに使われることになって早乙女もゴキゲンだったけど、それ以上に いちこの印税額が凄くて、簡単に飛び越えられた気分になっちゃったのね。気持ちは分からんでもないけどなー、面倒くさいなー。

ハガキを見られたことに気付いてない いちこは、何が早乙女を怒らせてしまったのか分からない訳だし、もう訳分かんないよな。だからハガキに気付けよ、帰宅して部屋にハガキ出しっぱなしなのを見つけろよっと思うけども。

確かに早乙女はガキだけど、彼なりに反省して、いちこのために懸命に「オトナになろう」としてくれてるのはよく分かる。バイトに変えようとしたり、高所恐怖症なのに観覧車に乗ったりもいちこのためだよね。
いちこは見るからにテンション低いのに(早乙女が原因だけど)、それでも「何なんだよこの女めんどくせーなあもういいや」とはならずに、ニコニコして気遣ってくれるんだから、いちこの事が好きなのは間違いないんだよな。
互いに好きなのに、何でうまくいかなかったんだろう…早乙女のアートの仕事がガンガン認められてバンバン収入があれば いちことの仲もうまくいってただろうし、1~2年したらひょっとしたら結婚話も出ていたかもしれないよな。まー「たら」「れば」の話はしても仕方ないけど。

最後は越智さんもいちこもセリフのみだし、「彼」とか「あの人」とか名前は出て来ないし、フワッとした感じだったけどそれが良かった。
越智さんとヨリが戻って(という感じではないけど一応付き合ってた訳だし)、良かった! 結婚することになって良かったーーー! レイちゃんも喜んでいることでしょう。

どうしても早乙女のカゲはチラつくだろうけど…越智さんの中で脳内会議ガンバッて、付箋つけて開かないようにしといてください(笑)


 
「魔法使いの娘ニ非ズ」5巻 那須雪絵

オオカミ女に尋ねよ
初音と兵吾はヤッてるのかいないのかが相変わらず気になるのですが(下世話ですみません)、「まだオレの最高記録65歳だから」という兵吾のセリフがあったし、もし初音とそういう仲ならこういう事(過去の女性遍歴というか)は言わない気がするのでやっぱりヤッてはいないのか…? いやでも…とやはり分からない。

人面疽の正体は、…気の毒じゃないか…。マギー丘のせいでは厳密にはないのかもしれないし、彼女も悪気はないし、気の毒な過去もあるし、だけども…。パワフルに夜の街に繰り出して行く姿を見たら、なんだかなあと少し思ってしまった。

おじいちゃんのお年玉
うずくまる彼女の後ろに立って車からかばった初音、カッコいい。「気持ち悪い」って言われてたけど(笑) 一応傷付くんだな初音でも。

祖父がたった1人の孫娘に台帳を託したかったのは分かるけど、「おじいちゃんがそう望んでるだろうから」とのことで処分してもらうことにしたなんて…。曽祖父がだまし取ったものなら、台帳をお返しした方が良かったんじゃないの? 両親らと今後かなり争う事になって苦労かけそうなんだし。なんかモヤッた…。

魂の乗り物
久し振りに無山についてのお話。なんか難しかった。
ラストに出て来た無山は相変わらず能天気な顔してますな(笑) 初音が兵吾と入籍した事は知っているのかな?

海鳴り<前後篇>
本当最低な男!! だけど、そのせいで子孫代々が苦労するのは割が合わんな。当の男だけを一生涯たっぷり恐ろしい目に遭わせて終わりにして欲しいもんです。

日本でもあんな奴隷部屋みたいな裏機関があるなんて怖。そこにツテのある兵吾もつくづく胡散臭い奴だけど。
まあ、孫はこれに懲りて真面目に高校大学行って、お母さんを大切にしてあげてくれ。

 

「夫婦フーフー日記」 くれよんカンパニー

ユーコ(妻)が幽霊になって居る、という内容じゃない方が良かったな。事実そうだったならともかく 違うんだろうし(笑)、普通に事実を淡々と漫画にしてくれた方が自分的には好みだった、というかそういう話だと思っていた。

原稿を出版社に持ち込んだ時、インパクトがなくて出版は難しいと各社から断られていたから、普通に病気発覚から亡くなるまでだけだと「弱い」ので、あえてこういう形にしたのかもしれないけど。

弟にハッパかけられて言葉に詰まったり、死ぬのが怖いと言ったり、福島で過ごしたり…の部分の描写はものすごくリアリティーがあって伝わって来たので、やはり「事実」だけを描いて欲しかったと思う。

誰しもガンになる可能性はある。そのシュミレーションではないが、どう受け止め、もがき、闘ったのか、遺された者はどう感じているのかを貴重な一例として知りたかったので、こういう話の形式にしてしまったのは残念だし期待外れだった。

時間軸もフラフラしてて分かりづらい。息子を心配して高速バスを降りて走ったりなどの事実かどうか分からないシーンにあれだけページ数を使うなら、サプライズ結婚式の方をもう少し丁寧に描いて欲しかった。

 

「ときめきトゥナイト 江藤望里の駆け落ち」 池野恋

前作の「真壁俊の事情」がひどすぎた(なかった事にしたかったので本も売った)ので 購入するつもりはなかったし、書店で手に取って「う~~~~~ん」と考えたのですが、「…まあこれは望里と椎羅の結婚前の話だから ときめき当時と若干絵柄が違ってもまだ違和感ないかもしれないし、蘭世も俊も出て来ないだろうし、ある意味ときめきとは別物語として読めばいい、のかも」と、まあダメ元覚悟で買いました。

椎羅が最初はあんな姿だったなんて。だからこそ内面に惹かれた望里の純粋な椎羅への愛や、サンドや羅々おばあちゃんの登場、文献にも記されていなかった「真実」などでそこそこ物語に深みが出て、「それでも望里と生きたい」という椎羅の決意も伝わってきて良かった。

大王様のご成婚による「恩赦」は、ターナと結婚することになった大王が嬉しくって、「え、モーリとシーラ? ああ別にいいよ、ワシ今幸せだから許してあげちゃうもーん♪」という心境だった(でも顔はあのままで)のかなぁと思うとおかしい(笑)
恩赦には2人ともすごく驚いていたから、それほど想定外の事だったのだろうし。

サンドが地下室の扉を厳かに開けて、掃除道具室だったのが面白かった(笑)

椎羅が妊娠して産院に行った時、「赤ちゃんがはしゃぎ出すのと同時にお腹の子もすごく暴れ出したの」と話してたけど、あー前作で真壁くんと会った時にお互いはしゃいだっていうエピソード? 前作はなかった事にしたいので聞きたくないわ~。

本編であった、未来から刺客が来た時のシーンは懐かしい。このシーンを読んで、本編を知らない人も興味を持って読んでくれる人がいるといいな。この時は本編のストーリーが最高潮の時だし。

とりあえず、読んだことを激しく後悔した前作ほどではなかったのでセーフ。それでも絵柄というかコマ割りというか? がどことなく幼くなってるのが残念というか違和感ありましたが。



「江藤蘭世の悶々」は…上にも書いたけど蘭世と俊は見たくなかったので おそるおそるページをめくっていきました。(買ったのに読まない、という事は貧乏性なので出来ない)

まあでも俊は前作より全然マシで、絵柄的にもキャラ的にも「俊」を保っていてくれたからギリギリセーフ。
蘭世はスーパーで働いてたのね(笑)

神谷さんはまあでも、俊と蘭世が結婚するってのは覚悟してたでしょ。それでも「現実」になるとやっぱりショックなんだろうけど。
でも なるみ編冒頭での結婚式では、曜子は「風の便りで結婚することを聞いてやって来た」かのような感じだったので、ちょっと今回のエピソードをふまえると少し違和感あるな。

ラストの俊のキスと「そろそろオレの方を向いてくんない?」的セリフは「らしくない」なあ…。(本編の)俊はあんなこと言わんだろ。

もうお願いだからもうこれ以上、ときめきに手をつけないで そっとしておいて欲しい。

 

「男になりたい!」 山岸ヒカル

作中では性同一性障害の診断は受けていないようだけど、確実にこの作者はそうなのでしょう。

「女の子らしくない」「女の子と遊ばない」ことで園の先生や母親からケンケンと責められ、小学校入学では赤いランドセルが嫌でたまらなくて 黒ランドセルの私立小を受験、猛勉強して合格…って、6歳(当時まだ5歳)の子が そこまでして赤いランドセルが嫌だったなんて、本当に気の毒になる。

髪を切りたいから運動部に入る、レズという疑惑(事実)を払拭させるために好きでもない男子と付き合いヤる、など、作風がサラッとしてるからスイスイ読み進めてしまうけど、自分の中でものすごく悩んで葛藤して、の連続だったんだろうな。

ミドリちゃんと田中くんはいいヤツだし、マユともなんと付き合える事になって万々歳! マユも女性と付き合うのは初めてらしいけど、アッサリ受け入れててすげぇなあ…肉体関係まで普通に「え、やるでしょ?」と言っちゃってるんだもん。ノンケの自分には同姓と絡むなんては考えられない(考えたくない)ので、うん凄い。

ミドリが結婚式に招待する際の作者への理解度と思いやりは凄いな。本当の友達だなーと思った。

結婚式でマユとも再会してヨリも戻ったし、やったー良かったと思っていたけど、就活でマンガを描いていたことにより再び別れ話に…またヨリ戻るんじゃないかと期待してたけど、結局作中では「理解してもらえてるいい友達」な感じで終わってるし、ヨリは戻らなかったってことなんでしょうか。

家族へのカミングアウト。あっさり認め、味方になってくれた次女タイプはどちらかというと少なく、最初は反発したけど後に理解してくれたという長女タイプは多いのではないでしょうか。

でもこれも兄弟姉妹ならでは。両親となるとやはり「反対派」が圧倒的に高くなるのでしょう。作者の場合も、父親はともかく、母親は超手強そう…。まあ心と体の性が一致している「一般的」な人間からすると、「はあ? アナタは女の子でしょ、男になりたいだの女の子が好きだの、気持ち悪いしおかしいわよ何言ってるの!!!!」となるのも分からんでもない。

発刊が2013年なので、あれから2年か、マユとの仲は、両親へのカミングアウトはどうなったんだろう…と気になります。マユとはお似合いだと思うし結婚して欲しいけど。

あと大きなお世話だけど作者の漫画家人生についても心配。画力ははっきりいって上手くはないし、今回の自身の性についてによるエッセイなら食いつく人も多いだろうけど、正直これで打ち止めなのではないかという気がする。漫画家は自分に向いてると強烈に思っているようだし、漫画で食べていけるようになれればいいですねとは思うけれども。

 

「ホリデイ ラブ ~夫婦間恋愛~」1巻 草壁エリザ

原作こやまゆかり、とあってビックリしました。だったら自分で描いておくれよ ゆかり姉さん!
まあ連載持ってるし、不倫モノは『スイート10』が既にあるしで、新境地として原作提供を試みたのかな。

出会い系に強引に登録されて男性からメールが来てたことから、てっきり主人公女性(杏寿)が不倫しちゃうのかと思いきや。
旦那の不倫疑惑も、不安になって出会い系サイトで知り合った男性につい相談してるうちに…という展開なのかと思った。

「リビングで話していただけ」の状態で、そんな世界の終わりかのように絶望しなくてもいいのにと思ってしまった。
他の女のコにときめいていた、相手の旦那さんにバレなければ続いてエスカレートしていただろうと思うと許せない、というのは分かるけど、結婚何年も経てば自分にはトキメかなくなるのは仕方ないかなあお互い様だしと思えるし、確かにバレなければエスカレートしてただろうけど、逆に言えばそうなる前にバレて未然に防げて良かった、夫も今回の事で懲りて軽はずみな行動を取らなくなるだろうと思えるのに。

しかし事実はしっかりヤッちゃってました! 何なんだよ旦那!

カバンにはコンドームが入ってたって、いそいそと準備して出かけてんじゃねーよ。ラブホに入る前に栄養ドリンク飲んでた狩野英孝かお前はっ。

相手の女、ひょっとして夫が帰って来るのを知りながら純平を呼び出してセックスしたんじゃねーの? 「純平さんは私だけを愛していて、きっと奥さんとは離婚したいと思ってるはず。私達の事がバレてお互い離婚になって再婚しましょうねっ」と1人で思い込み暴走して仕組んだんじゃねーの。

杏寿の所に客のフリして電話したり、友人だかを送り込んで家の写真を撮らせたり出会い系に強引に登録させたりしたのもコイツだろうし、純平の職場にまで入り込んだりする女だし、そのくらいの事サラッとやりそう。

女の夫も、外面はいいみたいだけど妻には束縛してごう慢そうだし、メールを全て転送設定していたとか怖い部分もあるけど、それでも浮気はイカンよな。

純平はもちろんバカだし悪かったけど、後半の純平側の話を読んでたら「まあ、成り行きでこうなっちゃうのも仕方ないかなぁ」とも思える。いや悪いけど。

会社も辞める事になってすんごく反省してるし、これで離婚、子供とももう会わせないとなるのはちょっと可哀想かな…もちろん自業自得なんだけど。

特別編は杏寿と純平の出会いの話で、十分2人ともドキドキしてるしトキメいてるんですよね、当たり前だけど。それが結婚してこうなっちゃうなんて…とやっぱり残念ですな。

 

「ライアー×ライアー」 7巻 金田一蓮十郎

透が湊を好きで、だから みなにも惹かれた、というのは分かっていたけど、あっさり振ったな! あんなに好き好き言ってたのに振られるとは、みなが湊だったから良かったようなものの、本当に別人で みなも透を好きだったらたまんねーな。

烏丸くんは相変わらずいいヤツだなあ。「いい人」とかよく言われる言葉じゃなく、本当に「いいヤツ」。透なんかよりよっぽどいいわ。
サークルの新入生はどうでもいい。

湊の潔癖症設定は、とても潔癖症には見えないし 取ってつけたような設定であることはずっと思ってるんだけど、1人暮らし→透とルームシェアという口実になったか。

透は まさか湊も自分を好きとは思わずに、自分だけの気持ちで「家族」という形を壊したくないと思ってるだけなんだから、「周囲に奇異の目で見られても構わない、私も好きなの!」と言やーいいじゃんかとイラッとしてたから、予想より早く告白してくれたから良かったわ。

まさか「好き」ってのを単なる家族愛として透は受け止めて、というか言い張って、自分の湊への気持ちは頑なに明かさなくて拒否するんじゃないだろうな。

 

「バラ色の聖戦」 16巻 こやまゆかり

演技の勉強もしてない真琴があそこまで出来るとは思えないけど、それはモデル業界でも同じか(笑)

南川さくらは「さあ嫌ってください!」と言わんばかりのキャラだな。「(主役のプレッシャーがものすごいから)きっとまともな神経じゃいられないんだと思う」とスタッフさんも言ってたけど、マジで頭おかしいんじゃねえの。

真琴の真っ直ぐ気質からドラマは途中降板になったけど、スタッフ全員の愛情を感じたし、白川からもわざわざ花を贈られるほど気に入ってくれたなら、「真琴というモデルがいい演技をしていた」とあちこちで口利きしてくれるんじゃないかな。

浅野も「感謝してるよ、かばってくれて」なんて言って、真琴の気持ちを軽くするようサラリと対応してくれるなんて、相変わらずいい男だわ。「不器用だけど偽れなくて真っ直ぐな真琴ちゃんを惚れ直した!」とか思ってんじゃないの。くー、いいなあ。

そして敦司は相変わらずヤな男(苦笑) 子供が頑張ったのに「なんでそのくらいか、もっと頑張らなきゃ意味ないだろ」みたいな言い方、最低!
仕事で大ポカしたのもざまーみろ、と思ってしまった。病気はさすがに気の毒ですけどね…。

紗良も義父が亡くなっていよいよ本格始動。根っこは「母親に愛されたい、認められたい」という、小さな子供が親を求めるような気持ちだと思うけど少し切なくなるけど、それさえも吹き飛ばしてくれるような人でなしっぷりな裏工作です。
茜子には、やられっぱなしじゃなくて華麗に逆襲して欲しいけど、無理かなあ…紗良は狡猾に尻尾をつかませないようにしてるもんな。

 

「銀のスプーン」 12巻 小沢真理

娘の訪問はドキドキしてたのに、3世代にわたって幽霊だったってオチかい!
さとしにはいつかいい恋が訪れるといいね…(いつかかい!) そして老女の身元も調べたスグルは本当に探偵になればいいんじゃないの。

マヤ、いい年してヤキモチ妬いてチョコレート捨てるとか。ツンデレにも程があるだろ!
律への手作りチョコは本命だと思うけど、どんなコだったのかな…ダメなのかな…そして夕子はやっぱりチョコレートくれなかったのね…自分から振ったんだから後悔してたとしても渡しになんて来れないか。

調、良かったね! 無事高校も合格したし、留学から帰って来たみゆきちゃんと思う存分ラブラブしてください。

てっちゃんの弁当すげー! おかずはともかく、一口おにぎりだけでも十二分に凄いよ。負けたよ…

完全にいいパパっぷりだし、ルカもプロポーズには大賛成だし、マヤもおそらくOKしてくれそうだし、…と思ってたのに何やってんじゃーい!!
避妊しろよ!! まあコンドームしてても破れたり外れちゃったりする事もあるらしいですが。もしかしたらそれだったのかもだけど、ああもう!
律とマヤもいい感じになってきたし、全てが上手く行き始めた所だったのに。

ファンに手ぇ付けるのはよろしくないけど、でもテツがクズには思えないんだよな。喫茶店での涙も自己嫌悪でしょ。

中絶してもらうのも確かに後味悪いけど、時間が経てば(男側は特に)記憶は薄れ、「…申し訳なかったな…」と時たま思い出すだけで風化していくけど、産んでどこかで成長していると思うと一生その思いに囚われ続ける事になる。
ルカやその後産まれるかもしれないマヤとの子を可愛がっている時も、「もう1人の子」への想いが絶対に頭をよぎる。
テツがそれはそれ、と割り切れるならいいけど、いいヤツっぽいし、プロポーズも諦めてしまうのかなー…

 

「星守る犬」 村上たかし

なんていうかもう心に静かに重くのしかかる本です。最後の方、涙してしまった…

奥さんちょっとひどいじゃんと思わないでもないけど、まあ長年蓄積していたものがあったんでしょう。離婚を切り出した時は「もう相談したい時じゃない」と心は決まっていたようだし。

娘がグレずに素直に育っていたら、妻の父親が介護が必要にならなかったら、家庭生活が落ち着いていたら妻も離婚までは考えなかったかもしれない。
虐待児を保護せずにいたら、財布を盗まれずにいたら、犬が病気にならなかったら、無事に故郷へと辿り着いていたら、生活は何とか出来ていたのかもしれない。
どうしても「もし…だったら」と考えずにいられない。作者もあとがきで書いているが、男性は決して こんな結末を迎えなければならないほどひどい人ではないはず。むしろ虐待児を放っておけずに保護したり、犬の手術代もきちんと支払ったりなど(当たり前の事ではあるが)、人間味のあるきちんとした行動を取っている。

持病の薬を捨ててしまった時は「えー何で?」と思ったけど、あの時にもう「覚悟」はしていたのでしょうか。
ランチを食べる店に入った時、夕方までゆっくりとランチを食べた時、男性は一体どういう気持ちだったのか、何を考えていたのか…察すると本当に哀しく、何とも言えない気持ちになって来る。
ストーリーはあくまでも「犬」から見た世界なので、その辺の男性の心情は全く描かれない。ただ「気が遠くなるくらいずっと海を眺め、夕方までかけてゆっくりとランチを食べた」という行動のみで表現されているが、それだけで、男性の「覚悟」と「諦め」を悟っただろう心情を十分に察する事が出来る。

男性は話の後半、道中のコンビニで買ったサングラスをずっとかけていたが、最期の時にようやく外して素顔を見せる。髪も髭も伸びきってボサボサで、顔はやつれ、眼は白濁してほとんど見えていない。ゾッとしたが、同時に「美しい」とすら感じた。

最後、犬に「ありがとう…」と言って優しく抱きしめた時の男性の気持ちを想像すると涙があふれて来る。家族からも会社からも必要とされなくなり、居場所もなくなった。しかし犬だけは変わらず真っ直ぐな愛情を注ぎ続けてくれていた。この犬こそが男性の最後の希望であり、自身の生きる「意味」だったのでは。本当に心の底からの「(いてくれて)ありがとう」だったのでしょう。

同時収録の『日輪草』によると、リサイクルショップに記入した名前と住所は架空のもの、車のナンバーは取り外し車体番号は削り取られていていたという。記載はないが、免許証や車検証なども当然処分していただろう。男性が自ら身元を分からなくしていて、その意図は奥津の推理する「どこにも連れ戻されたくなくて」だったのか、離婚した妻や娘に面倒をかけたくなかったのか何なのかは分からない。
結局我々読み手側すら男性の名前は分からずじまいであり、元妻や娘も、男性と犬がいつどこで亡くなったかはおそらく一生知らないままなのだろう。

男性の最期に胸が辛くなるのは、これは自分にとって決して他人事ではないと思えるから。突然配偶者から離婚を切り出される、病を患って会社をリストラされるのは、ひょっとしたら明日は我が身かもしれない。
そして何より、老後の不安。年金など今やどうなるか分からないし、はした金の支給額ではまともな生活は送れないだろう。1人息子の学費や生活費などを最優先にするつもりなので、老後に必要といわれている数千万円の貯蓄など到底出来ないだろうと諦めている。息子には迷惑かけたくないので、老後いよいよ自分で生活が出来なくなれば、自殺の名所に行こうと半ば本気で考えている。それだけにこの男性の最期はリアルに身につまされるものがある。

犬の名前「ハッピー」は、男性の家庭が「幸せ」だった頃の象徴でもある。リサイクルショップで引き取りすら拒否された電池カバーは、娘が初めて父の日にプレゼントしてくれたという目覚まし時計のものだったなんてたまらない。

「ハッピー」がいてくれて本当に良かったと思う。最後に入ったレストランが犬同伴に目をつぶってくれたことをありがたく思う。そしてガソリンの切れたのが緑いっぱいの美しい草原で良かったと思う。

ハッピーと「おとうさん」は再会でき、大好きな散歩(のようなもの)に一緒に歩いていく。そして『日輪草』であの草原は見渡す限りの向日葵畑になった。この眩いばかりの情景は、ものすごく悲しく寂しい物語であるはずなのに、ほのかなハッピーエンドも匂わせてくれる。一途に「おとうさん」を慕い続けたハッピーに、「良かったね」と言ってあげたくなるのだ。

 

「続・星守る犬」 村上たかし

八百屋のご夫婦と大家さん、いい人だー。もちろんおばあちゃんも☆

そしてペットショップの店員さんも素敵! ただ今回は良かったけど、今後も売れ残って保健所行きになる犬猫はいるだろうし、あんなに優しくて勤め続けていけるのか心配…。ペットショップの売り方(というかペットショップそのもの)が良くないんだよな。良質なブリーダーのみになって、きちんとした飼い主の「依頼」があってからブリーダーが交配させて「命」を作り出せば、こういう悲劇もなくなるのに。

虐待児は、前作でも「財布盗みやがってまったく、でもあのままだったら命も危ない感じだったし仕方ないか…」と思っていたんだけど、犬を用済みで足手まといだからと電柱にくくりつけて置きざりにしようとしたのは許せんな。まあ自分の事だけで必死だから、犬まで思いやる余裕はなかったんだろうけど…

おじいちゃんがまだなんとか元気でいてくれて良かった。辿り着いたはいいけど、面倒を見れる状態じゃなくて結局また連れ戻されてしまうんじゃないかとヒヤリとした。
しかしあの母親、子育てする気がないなら祖父(父)に預けたままでも良かったのに、なんで連れて行くのかね。児童手当目当てとか色々あるんでしょーか。児童相談所に預かってもらうと、定期的に指導だのを受けなきゃならんかったりして面倒だから、というのは何となく分かるけど。

あのまま祖父の元に居続けられる様子で良かったけど、祖父も老い先長い訳ではないし心配だな…まあ高校生くらいになれば1人でも暮らして行けるか。

おじいちゃん、パンや自転車を盗んだお店や家にわざわざお詫びしに回るなんて。近所ならともかく、東京? にまでわざわざ行くなんてなかなか出来る事じゃないですよ。こんなに真っ直ぐで真面目な人に育てられるなら、きっとこの男の子もいい子に育つでしょう。
でも財布の持ち主である男性には、きっと永遠に会えない訳で…。

『エピローグ』では、元妻が「ったくお父さんはどこに行っちゃったんだか…」と愚痴をこぼしていたけど、何も知らないで! とやっぱり腹立たしく思ってしまった。
男性と犬の行き着いた先を知ったら、母も娘もきっとものすごく申し訳ない気持ちになるだろうな。おとうさん、やっぱり身元分かるようにしておいてやれば良かったのに、と第三者の自分は思ってしまった。

ひょっとしたら男性が身元を隠したのは、財布を持ち去った男の子の事を考えてかもしれないと思った。財布の中には免許証が入っている。男の子を保護した第三者の大人や 北海道のおじいちゃんが、免許証を見て自分を尋ねて探し回るかもしれない、その時に野垂れ死にしたと知ったら 男の子が一生罪悪感に苦しむかもしれずそれは可哀想だ、と思ったとか。のほほんとしながら優しい男性ならそう考えたのかも。

結局身元が分からず おじいちゃんも男性もずっと心に引っかかりがあるままだろうから、後に公園を訪れた元妻と娘と会えていたらな。互いにチビを「ハッピー」と間違えているわけで、「この犬ご存じですか?」とおじいちゃんが尋ねて、昔うちで飼っていた(のとよく似た犬な)んです、という話になれば、直接でなくてもお詫びと弁償が出来てとりあえずスッキリ出来たかもしれないのに。これ以上自力が探し回らなくても、元妻が「じゃあ元夫の居場所が分かったら連絡しますから」と約束するだろうから、後は待つだけで良くなるし。

娘の格好すげーな(汗)
あと公園内とはいえ犬はちゃんとリードで繋いでおかないと、と気になった。くだらんケチつけてすみません(笑)

 

「おかあさんまであとすこし!」 和田フミ江

つわり中、フライドポテトが食べたいというのはよく聞くな。
身体を締め付けないユルユルな服や下着というのはよく分かる!

「彼」はかなり特殊だけど、産婦人科をいくつかハシゴした身としては、「いい先生って何なんだろう?」というのってよく分かる。いくら愛想の良い先生でも頼りないのではダメだし、不愛想でも判断が的確で腕が良い方がいいもんね。愛想良くて腕が良いのが一番なんですが。

ママ友を作りたいけど隣りにいたのがギャルで羽根ペン、というのはまた特殊な(笑)

名前一体何なんだよ! と気になるじゃんか(笑) 「初めての宝物」ということは、そのまんま考えると「初宝」? だけどまさかそんなダサイ名前じゃないだろうし。

金銭面はどんぶり勘定だった、という話があったのに、ベビーグッズは倹約家(ケチ)って???
意固地にベビーバスを買い渋っていたけど、お店を何軒も回るならサクッとベビーバス買った方がいいのに、とものすごくアホらしい目で見てしまった…

ベビー服も、シンプルなのってそんなにないかなあ? あまりこだわらなかったのでよく覚えてない…
新生児って50cmだったんですね。小さ!!!

車、どう考えてもイタリア製小型車なんてダメだろ…何考えてるんだ旦那…
鬼嫁と化してファミリーカーにして本当に良かったよ。

親世代の妊娠出産、エコーがなかったというのはもちろんそうだろうけど、ということは性別も産まれるまで分からなかったんですねえ。うーん。
出産の時のビデオカメラ、今って普通に撮れば普通にキレイに撮影できるのに、何をどうすれば異様に白い画像になるんだ?(笑) 凝りすぎ、旦那さん! 日付け時間の設定くらいで、後はなーーんにもいじらなくていいんだよ!!

尿もれの「ジョー」が面白かった(笑) 「祝おむつはずれ」も(笑)

2人目妊娠というのは未知の世界なんですが、「検診が超早い」とかアバウトだとか、なるほど。
あとこれは想像つきますが、上の子のお世話しつつだから大変ですよね。まだ抱っこをせがんだりする子だったりしたら、「妊娠中は重い物を持ってはいけない」なんて言ってられないし。
また上の子の性別により、男か女かという「希望」がより強く「要求(?)」される、というのも。これイヤだ!!

出産の時はあまりの痛みに「マジでみんなこの痛み乗り越えてるの!? 地球の裏側に住んでる人も!?」と驚愕しながら全世界の母を尊敬したとありますが、いやいやだから無痛分娩の国も多いですから。途上国ならそうだろうけど、先進国で十分な麻酔技術もある日本がいつまでも無痛分娩普及しないのがヘンなんだよ。ホント早く広まればいいのに。

 

「ごんたイズム」 カツヤマケイコ

実家に帰ったら息子が祖父母やいとこにベッタリで 母の元に来たのはハナ○ソを渡しに来た時のみ、とか。漫画家さんの子供ってなんでこうネタになる面白い行為してくれるの?(笑) もしくは漫画家さんだからささいな出来事も見逃さず面白く描く事ができるのか…いややっぱり面白いよ。

保育園争奪戦、やっぱり凄いんですね。生活かかってる人にとっては切実ですよね…母子家庭だと入園しやすいからと偽装離婚するのもなんか分かる気がする…いややっぱり分からないけど、それくらい切羽詰まってる家庭があるというのは分かる気がする。

見学に行った保育園すっげーーーヤな感じ! まだ2歳なのに決まった行動なんて出来るわきゃねーじゃん、いやしなくていいよ。こんな所入らなくて良かったよマジで!

ご飯を食べさせるのにすんごい苦労してる様子が描かれてたけど、そんな無理に食べさせなくていーじゃんと思えるのですが。本当に空腹で食べたかったら放っといても食べるよ。食べないんだからいらないんだよ、放っときゃいいんだよ。とはいかない人もいるから仕方ないか…

寝かしつけに時間かかかる、母親人形を発明販売して!! というの分かるー!(笑)
夜一緒に寝て自分だけ早起きする、というのって自分も実行してるしすごくいい方法だと思ってるけど、旦那さんの帰りを待たなきゃいけないとか、家庭によって実行出来ない所もあるんだろうな。

旦那さんが息子を遊びに連れて行ってポイントを貯めるのがイヤ、という話があったけどよく分からん…別にいーじゃん。まあ自分と出かけようとして「おとーちゃんがいい!」って言われたら少しショックなのは分かるけどさ。

あとがきで「子供の成長記録は一切書いておらず母子手帳も真っ白」とありましたが、この後発売の2冊目本のエピローグでは実は第一子を死産していた事を明かしているのに、無事に産まれた息子の記録を一切書いてないってのが意外なんだよな…まあ「誕生を喜んでる、愛してる = 育児記録を書く」ではないのかもしれないけど、それにしてもなあ。

 

「きょうは会社休みます。」9巻 藤村真理

朝尾に引っかき回されて 田之倉との誕生日デートどうなるんだろう…と心配してたけど、田之倉の気遣いがありがたかった。さすがだな。

占い師の最後の一言は油断してただけにキタ!! 怖えぇ…当たってる(かもしれない)ので思わずまた行きたくなるかも(笑)

田之倉の推理もすげぇ。確かに誕生日を教えちゃったのはウカツだったね。答えるにしても「○月です」と日にちははぐらかせておけば良かったのに、とその時も思ったもん。

花笑の素直な強い答えに感動(だよね?)してやっぱり今日中に指輪を買うことにしたけど、せっかくのバースデーケーキまだ一口しか食べてないよ~と思ってしまった。せっかくシェフ(パティシェか)が作ってくれたのにー。一口しか食べないで下げられてきたお皿見たらガッカリするんじゃないの…って下げられた食器までシェフやパティシェはいちいち見てないか。

ホテル予約してあったのかあ。誕生日だから奮発したのは分かるけど、シャンパンとかさー、全巻では温泉2泊もしてたし(ハプニングで実質1泊になったけど)、結婚生活に備えて節約しなきゃと言いつつ散財しすぎじゃない?
指輪も、婚約指輪だってしきりに言ってるから、結婚指輪は別に買うつもりなのかな…シンプルなデザインだし、もう結婚指輪も兼用でいいじゃん。いや2人の自由だからいいんだけどさ。

相変わらず朝尾のペースに巻き込まれる花笑にさすがにイライラする。どっか喫茶店で待ち合わせして、断固として席を立たずにその場で話終わらせりゃいいじゃんか。
でもまあそこであっさり終わらせたら数ページしか埋まらないしダメなんだよね、と漫画的都合もおもんばかってみたり。

だけど花笑の言葉は予想外ですごく素直ででも重くて、こう言われちゃ朝尾も諦めるしかないだろー。じゃあまあこうして会って良かったのかな。結果オーライ。

田之倉も内定出たんだ! てっきり軒並みダメで、漁師さんに名刺をもらった弟さんに連絡する事になるのかなと思ってたのに。まあ後から何らかの形で連絡するのかもしれないけど。

会社への報告、両家の顔合わせはこちらまでドキドキ。いいなあ。

新しい部長、オフィスに入って来た時の第一声が「カビ臭いわね」とか、1日早く来る(?)とか、挨拶もなしで話し始めるとか、仕事は出来るのかもしれないけど人間的に問題アリでヤな奴だな。

個別面談で「出世しなくていいんです、与えられた仕事は一生懸命やりますから」なんて、この部長じゃなくても「はあ?」と思うよな。「最低限の事しかやりません、余計な努力はしません」みたいに聞こえるし。本音はどうでも、「はい、頑張ります、よろしくお願いします」と言っておけば良かったのに。

でも女部長も社内で社員の悪口は良くない。今どき喫煙してるのもダッサーって感じだし。オフィスをカビ臭いだのケチつけてたけど、てめえら喫煙者のタバコの残り臭や息の方が何倍も臭ぇんだよ有害だし! と言ってやりたいわ。

 

「小山荘のきらわれ者リターンズ」1巻 なかじ有紀

懐かしー。当時好きだったなあ。なかじ有紀の本は『ハッスルでいこう』まで読んでたけど。

でも絵柄も多少変わってるだろうし、こういう昔の本の続編みたいのって、『ときめきトゥナイト』や『月の夜星の朝』でも「…読まなきゃよかった」と思える出来だったしなあと何度も手には取ってみたものの買わずじまいだったのですが、とうとう買っちゃった。

絵柄は言うほど変わってないかな? 見比べてみたらもちろん違うんだろうけど、比べてないので…あと表現など「なかじ有紀らしい」描き方はそのままでこちらも懐かしかった。

でも麻里の顔が違う!!! 麻里ってもっと目つき悪かったよね? 目つき悪いっていうのとは違うのかもしれないけど、ちょっと眼を冷めた感じに閉じ気味にしてるというか、アンニュイな顔つきじゃなかった? 美人だしそれが良かったんだけどさ。
リターンズではなんか、パッチリお目々でフツーに明るい天真らんまんの女のコって感じになってる…なんか違う…

成介もこんなにラブラブアピールするやつだったっけ? 「ツンデレ」設定が「デレデレ」なんですけど(笑)
麻里が引っ込めようとした荒れた手にキスして「がんばってんだな」、ネイルの練習されてでもそれを落とさずに学校行っちゃう、「俺と暮らしてます!」と言い寄る麻里の上司の前に立ちはだかる、課題後回しにして麻里を押し倒しちゃう(多分)、カットモデルにも進んでなっちゃう、窓拭きで向こう側からチュッとする、髪伸びたらまた切ってもらってカット中に手を握っちゃうとか! うらやましくて全部書き出してしまったじゃないか!

小山荘ってそういえば下宿なんだっけ。朝食付きってうらやましい! めちゃくちゃ美味しそうだし!!

彰吾と安古ちゃんも仲良しで微笑ましい限り。あれ、一応こちらが主人公じゃなかったっけ? タイトルが『小山荘のきらわれ者』だから成介なのか?(笑)

彰吾のお母さんって亡くなってたんだっけ。もう設定忘れちゃってるよ…。ああいう明るくて軽いお父さんなら一緒に里帰りしても気楽だね。

チャールズ夫婦へのサプライズも「らしい」感じ。なかじ有紀の登場人物って、みーーんな「いい人」で夫婦もラブラブなんだよね。現実はもちろんそうばかりじゃないんだけど(笑)、幸せそうですごく微笑ましくなるし、なかじさんもきっといい人なんだろうなあ~と思える。

娘と彼氏が抱き合ってキスしてる所を見ちゃったら、安古のお父さんでなくても「くおらぁー!」となるよな(笑) でも安古のお父さんってことは麻里のお父さんでもあるわけで、麻里はいいの? 安古よりもっと激しい事しちゃってますけどあの2人(笑)

 

「鏡が来た」 高橋留美子

「鏡が来た」
気持ち悪くならないなら やりたいくらいだけどなー、「悪」を踏み潰すの。潰してやりたい奴いっぱいいる(笑)

最後に「義務を果たしてくれた人たち」が、厚底の女のコやタトゥーして日焼けしてる悪そうな兄ちゃんもいたのが「ええ話やー」と思った。

登場人物がLINEやってるのがなんか時代…高橋留美子の本でこんなシーンを見るとは。
「お互い同じ高校を目指す約束をした」というのが、これで恋人同士になるのかまでは分からないけどほんのりとそんな予感も匂わせる、いいラストだなーと思う。高橋さんってこういう終わり方あるよね。

「リベンジドール」

漫画家を題材にしてるから、なんか面白皮肉っぽい描き方で面白かった。

ちょっとした理由でアシスタント女性と担当編集者を呪って、もっと大切に使いなよと思ってしまった。でも逆に言うと、他に呪いたい人がいないって事で幸せなヤツなんじゃ?

アシスタント女性、いいコじゃーん。仕事なくなったのに側にいてくれるしさ。大事にしなよ。

「星は千の顔」

バカバカしい設定のバカバカしい話(笑) 高橋留美子はこういう話もあるけど、あまり好きじゃないな。

「可愛い花」

犯人はストーカーだったってわけで。美人や可愛い女性ってもちろんその方が人生得する事が多いんだけど、こういう輩に目を付けられる危険性も増すから良し悪しですね…。いやストーカーに狙われるのは美人だけとは限らないか。

「with CAT」

紙を丸めたのを投げられて、とっさに「ぱしぱし!」と遊んでしまったコマは、なんか『うる星やつら』を思い出して懐かしかった。(古いっすか。らんま~以降あまり読んでないもので)
ラブの要素が入ってるのは好き。

「MY SWEET SUNDAY」

なんであだち充? 好きなので嬉しいけど。
これほどビッグな漫画家さんが、子供の頃いつどんなふうに漫画に触れたのか、どのように漫画家を目指し、至ったのかは興味深い。子供の頃のエピソードは、これらのどれかひとつが欠けていたらもしかしたら漫画家になっていなかったのかもしれないなあ…と思うと感慨深い。
あだち充さんいわく「親不孝な兄」も、当時はご両親は「弟まで巻き込んで!」と嘆かれたかもしれないけど、今となっては「あの時、ああしてくれて良かった」と思っておられるんだろうな。(分からんけど)

池上遼一さんは『今日子』しか読んだことないけど、十分「すごい絵とストーリーだなあ」と衝撃を受けたっけ。
高橋留美子さんの「かすりもしなかった」SFドタバタストーリーも十分面白そう。あだち充さんの『虫と少年』もそうだけど、読んでみたいなあ。
というか『うる星やつら』がデビュー作みたいなもんだったんですね。それがあれほどのヒットで長期連載になって最大の代表作なんて、高橋留美子スゲー。

あだち充さんは『ラフ』も良かったし、『H2』が最高に好き! 比呂とひかりの関係性がたまらん!

高橋留美子さんは、短編集全て持ってるけど、少しオカルトっぽい話が好き、でも恋愛ものも好きなので、人魚シリーズをもっと描いて欲しいっ。

 

「ホリディ ラブ ~夫婦間恋愛~」 2巻 草壁エリザ

ネイルの客って浮気相手(里奈)の刺客だよね? 杏寿がネイルイベントに行く事も調べてあった?
夫の会社にまで派遣として「潜入」してお近づきになった浮気女ならやりかねないよな。怖すぎる…。

てことは出会い系で知り合ったネイルサロンオーナーの男も「仲間」なのだろうか。めっちゃ自然に振る舞ってるけど、一味なのだとしたら怖すぎ。別れさせ屋のプロなのか?

とも思ったけど、刺客女は出会い系で強引に返事をしただけで、後の成り行きは偶然なのかなという気もする。グリーンネイルの女性まで仕込みとは思えないから本当に偶然ぽいし、だとすると後の展開も黒井の個人的な行動か。

ただ黒井が「名刺を切らしてしまってない」と言ってたのが気になる。イベントで配布しまくったのかもしれないけど…
ネイルについての自論もオーナーでなくてもあのくらい思いつくし、各店のサイトに明記してあるのは「黒井」という名前だけで顔写真はなし。出会い男が「黒井」の名前を利用して悪用しようと本人に成りすまして、「女性が美しくなる事に理解のある 金持ち男」を装って出会い系で喰いまくる目的なのかも。

純平は自業自得とはいえ、ちと気の毒…。本当に心底反省してる様子だし、自分だったら許しちゃうだろうな。杏寿も、友達から「許すタイミングも大切」と言われてたし、てっきりメールの返事はもう少し柔らかい内容かと思った。まだまだ許せないか、そりゃそうか。

黒井から「浮気する男はまた繰り返す」なんて余計な事を吹き込まれちゃったし。まあ一理あるんだけど(苦笑)

職場での純平、人柄も良いし人徳もあるし、めちゃくちゃいい男じゃん! 里奈は更に惚れ直しちゃったみたいだけど(苦笑)
里奈はクソムカつく女だけど、夫もモラハラ・パワハラで問題ありだよな。だからってW不倫していい事にはもちろんならないけど、里奈は里奈で同情すべき点はちょーーーっとだけあるような。ちょーーーーーっとだけどね(笑)

 

「ママレード・ボーイ little」4巻 吉住渉

本屋での怪しい男。実際にこういう奴いるんだろうな。疑わずに、または断り切れずに巻き込まれちゃう女の子もいるんだろうな…と思えて怖かった。

朔は立夏が楽しそうに、幸せそうにしてるならそれでいいと。「別れるくらいなら(相手を)殺してやる!」というストーカー異常者のクソどもに爪の垢飲ませてやりたいわ。

光希と遊の結婚式。言い出しっぺのモデル友人は、口だけ出して段取りしただけで、お金は出さなかったのねやっぱり。自分ならこんなお節介な友人 縁切りたいほどムカつくけど(笑)、光希も遊も人がいいなー。

立夏はちゃんと碧の事を好きなんだと思うけどなあ。クリスマスデートも素直にめちゃくちゃ楽しみにしてたし。

キスを拒んでしまったのは単純にビックリしたからで、「憧れの人で付き合えるだけで恐れ多くて」って心理なんだろうから、碧ももっと手を繋ぐとか抱きしめたりとかスキンシップで徐々に慣らしていって、立夏の方から「まだキスしないのかな? そろそろしたいな…」と思わせるくらいまで引っ張ればスンナリ出来た気がする。

なんかもったいない! 早く身を引きすぎだよ!
「プレゼント何がいいか分からないから 買い物中に立夏が気に入った物をコッソリ買う」なんて気の利いた、天性のモテ男っぽい事をスンナリやっちゃうくらいのイイ男なのに!(笑)

朔はいい男だと思うけど、それはそれとして立夏にとってはあくまで「家族(きょうだい)愛」でしかないと思うけど。どう考えても異性としては好かれてないでしょ。

フラレた事も両親に話すなんて、本当に親子仲良いな。
トナカイのツノのカチューシャつけてる父が可愛かった。あれ多分女性子供用の頭のサイズなはずだから、男性は頭痛くならないのかな(笑)

 

「妊娠17ヵ月!」 坂井恵理

「彼氏」の顔がアッサリ描かれていてシンプルでいい感じだなと思ったのに、呼び方が「夫ちゃん」で苦手…。「夫」でいいのに。

両親の夫婦像って、子供に影響を及ぼすんだなぁとつくづく思った。この作者の両親は、この年代では結構典型的な夫婦という感じで、それほど特殊でなく「普通」レベルだろうけど。(作者も後に「フツーの家庭」と記している)

お腹の中でへその緒がからまって、ねじれて…というのはもうどうしようもないですね。でも人によっては、「あの時自分が○○したから、赤ちゃんが苦しくて体勢を変えて、そのせいかも…」と自分を責めてしまいそう。
その点、作者さんのように「ドライ」な感情でいた方が精神的には良いのかも。それでも作者さんは十分悲しんでいた(ように見える)し、死産の原因が「高齢のせいでない事にホッとした」とあったから、「自分が高齢だったからでは」という思いがあり、やはり自分を責める気持ちがあったのだろうし。

流産や死産した人、そしてその後妊娠した場合の言葉がけって難しいですね…同じ言葉でも人によって受け取り方もそれぞれだろうし。
産婦人科で泣いていた女の人に何か声かけしてあげれば良かったのにと考えてしまったけど、何と言えばいいのか考えるとやっぱり難しいか。…それでも、自分だけじゃない、と知れるだけでもほんの少しでも救いになったんじゃないかと思ったり。

ママな友人から「イヤイヤ期は大変だよ。魔の2歳っていってねー」と言われてたけど、子によってはイヤイヤ期がない場合もあるし、人それぞれ。育児話は、「ふーんあなたの子はそうだったのね」程度に聞いておくのが良いかと。

 

「がけっぷち出産ブンブンマーチ」 水玉ぺり

流産したとしたら、ストレスとか日常的なあの時の事が原因なのでは…! と考えてしまうけど、医者的には「それは関係ない」とあっさり言われちゃうんですね。本当に関係ないのかなあ…

報告した時の周りの言葉には、これまた傷付けられてますね…。「(あなたが)やせてるから?」とか「養子もらったら」はないだろ…。本当世の中色々な人がいますな。

2回の流産て、辛いだろうな…1回でももちろん辛いだろうけど、2回続くと自分に何か原因があるんじゃないかとか、自分はもう子供産めないんじゃないかとか、次に妊娠してもまたダメになるんじゃないかとか絶対考えてしまうだろうし。

高齢出産の場合、染色体検査などは誰しも大なり小なり考えるのではないでしょうか。「陽性だとしても中絶するなんて無理」と思いつつ、検診で心音が聞こえない!? とハプニングがあり、改めての検診ではきちんと確認出来て、「もう元気ならいい、この子を受けとめる!!」と検査は受けない決意を固めた訳ですが。
もちろん実際にそうなったら綺麗事だけでは済まず、大変だろうし苦労もするのでしょうが…

出産の時の助産師さん達の誉めっぷりは、ここまで誉められたらそりゃ嬉しいよなーとうらやましくなった(笑) 実際いきみ方が上手かったんでしょうが。

生まれたのは女の子。「生まれた瞬間、周囲の人達への感謝の気持ちで一杯になった。何より娘に生まれてきてくれてありがとうと思った」という作者さんの気持ちは、きっと誰しも思う事なのでしょう。こういうのを聞くと毎回思うけど、(男の子にもだけど)女の子にイタズラするロリコンのクソ男は本当に許せん!!!
世の中の子供達が何事もなく幸せに成長できる事を祈ります。

 

「43歳で母になる」 原案/山本恵 漫画/すぎうらゆう

 ↑ タイトル書くまで、この作者さん自身が産んだのかと思ってた。違うのね。

「高齢(出産)だと、これまで散々やりたい放題して来たから寂しくもない」というのはよく分かる!(笑) 散々やったからもういいか、みたいな。
あと「自分の親も高齢だからあまり頼れないじゃん!」てのも(笑) まあこれは仕方ないですけどね。

つわりで辛いのに、夫は今まで通り飲んで帰って「メシまだ~?」とか言うし少しは気遣えよ! とイラッと来るのは妊婦あるある。
子供のいない女友達は妊娠をあまり喜んでくれない、というのもあるある。正直、遊べなくなるもんね。話も合わなくなるし。

母親学級で同世代の「祖母」がいるというのも高齢妊婦あるある? これはキツイな(苦笑)

保育園・幼稚園の待機児童問題は本当に何とかならんのでしょうかね。作者さんはなんとか無事に入園出来たけど、働かなきゃいけない・働きたいのに預けられない!! という人が本当に気の毒でならない。

出産シーンは、緊急帝王切開になって案外あっさり、という印象でした。(あくまでも読み手側は) でも無事生まれて良かった!

 

「ひとりぐらしも何年め?」 たかぎなおこ

プロローグの「年齢を感じる自分」というのが既に面白かった♪

人間ドッグは1人暮らしとあまり関係ないんじゃ…と突っ込みつつ面白かった。特に胃カメラのシーン(笑) 本当にあんな感じですよね。
「ハーブチキンとピーマンのライス」のレシピが知りたい!

電子レンジの音、何だったんでしょうね。ただの部品の劣化か。
トラウマになってしまい新しいレンジも買えないなんて、たかぎさんてつくづくいい人(?)だなあと微笑ましかった(笑)

ドラム式洗濯機のハプニングを見て、そうかドラム式はこういう場合不便なんだな。縦型ならとりあえずフタは開くもんね。

自宅で仕事出来るっていいなあ~とうらやましくって、わざわざ月15000円も払ってシェァオフィス借りるなんてもったいないと思ってしまったけど、自宅だとダラダラしてしまうのはあるんでしょうね。
だけどお友達はゼロで孤立状態がちょっぴりお気の毒で、内気だけど性格の良い 同じようなタイプの人とおずおずと仲良くなった…という事があればいいのになと願ってしまう(笑)

お弁当の写真はどれも美味しそう! たかぎさんのお母さん(お祖母ちゃんも)のおにぎりも美味しそう、食べてみたいっ。

断捨離。物は増えますね…断捨離って大事ですね…
でも年賀状は取っておけばいいのに~と思ってしまった(笑)

100円ショップのグリーン、大きく立派になって! こちらまでなんかジーンと来たよ!

猫預り話。ココにゃんも ももたも可愛い!! 猫飼いたくなっちゃう たかぎさんの気持ちがよく分かる。
「孫にオモチャを買う祖母の気持ち」がウケました。
というわけでペット可のマンションを探していて、その中に「素敵だったけど家賃18万てめちゃくちゃ高すぎ、無理!」と諦めていた物件があっけど、たかぎさんもうかなり印税入って来てると思うんだけど、家賃18万無理なのかなあ?
まあでもいくら儲かっていたとしても、たかぎさんの性格上、あまりに高い家賃の物件は(可能だったとしても)引っ越ししなさそう。そういう質素な人柄も好きです(笑)

引っ越しのエピソードで、格安の所では年配男性1人で申し訳なくて、その後の引っ越しでは作業員2名以上を条件に検索したというのを見て、たかぎさん優しいなあ~とつくづく思った。性格悪いヤツなら「安けりゃいいじゃん、向こうだって仕事だし分かってやってんだからいいじゃん」と気にせずまた格安の所にするだろうに。

最後の「ひとりぐらしもあとどのくらい?」というタイトルでは、ん、1人暮らしじゃなくなる兆候があるってこと? いやそういう事じゃないのかな、と読み進めていくと…
おおおおお! ラスト3ページ、なんですと!? 前のめりになってしまった(笑) あとがきも。

なんかフワッとしか描かれて(書かれて)なくて、え、え、どういうこと? 女友達と同居って事じゃないよね、「こんな事を書くのも照れくさい」とあるし。ただの同棲、じゃなくて結婚て事で受け止めればいいの? たかぎさんて同棲しそうなタイプではないと思うし、一緒に暮らすという事は結婚でいいのですかっ!?

以前の感想でも書いたけど、自分は結婚(式準備)と妊娠出産育児エッセイ本を読むのがとても好きなので、たかぎさんのそういう題材のエッセイがぜひぜひ読みたい! とずっと思っていて、でももう無理かな、絶対面白いだろうに残念だな~…と正直諦めかけていたのですが。
まあ妊娠出産は分かりませんが、結婚話は読めるかもしれないと思うと今からものすごく楽しみ!!

これって結婚話が出たから、「じゃあ最後のひとりぐらし本って事で!」と持ちかけられた、訳ではないよね? 普通にひとり暮らしの続編話を進めていたら、そうなったって事かな? まあどちらでもいいんですが。次に出るであろう待ちに待った結婚話本がめちゃくちゃ楽しみ!!♪

 

「不妊治療、やめました。~ふたり暮らしを決めた日~」 堀田あきお&かよ

帯が野田聖子議員推薦とかで顔写真まで載ってて、はあ何でこの人? 自分のエゴで超高齢出産して、結果息子には多くの障害を持たせ、それにも関わらずろくに一緒にいないで放ったらかしてる(と言われている)奴の推薦なんて逆効果だわ。
不快なので速攻帯は外しました。


冒頭のカラーページから結構赤裸々な事が描かれていて「おおっ」と思った。

しかし内容はねぇ…横柄な医者や看護師、マンションの業者などムカつく人も沢山出て来るんだけど、それよりも著者である夫が一番不快なんですけど。

子宮内膜症で緊急手術になった妻に対して、
「この忙しいのにあのバカヤロー」
という独り言。
なかなか妊娠できず不妊症かも、となった時の、
「あーなんでおめーみてーなハズレと結婚しちまったんだ、人生やり直してーよ!」
「(不妊の)原因がオレにあるわけねーだろ!」
という面と向かっての暴言はひどすぎる。
失言は誰しもあるが、この夫は(少なくとも漫画の中では)暴言を反省する様子も 妻に謝罪する様子も全くなく、それどころかその後も「基礎体温計の音がうるせーんだよ!」と文句を言っている。子供欲しいんじゃなかったのかよ? だったら体温計の音くらい我慢しろよ。痛い思いしたり苦労してるのは妻の方なんだよ。

フーナーテストで精子が全て死んでいると言われ、ショックなのは分かるけど妻に逆ギレするわ、トイレの個室で精液を採取する際に「こんな所でクソしてんじゃねー!」と隣りの個室を蹴っ飛ばすわ(いやここトイレですけど)、乳をもませてもらってる妻に「てめーも声でも出して盛り上げろよ!」と言うわ。漫画だから大げさに描いているのかもしれないが、こちらは読まされてるまま受け取るしかない訳なのであえてそうさせてもらうと、自己中心満載の言動の連続に呆れて嫌悪感しかない。

おまけに「オレは他の女に前科があるから」というセリフから、過去に女性に中絶させた経験があるらしいと分かる。
強姦でもない限り妊娠の責任は相手の女性にもあるだろうし、中絶に至った事情は分からないから一概に男性だけを責める訳にはいかないが、少なくとも「責任取れないのに妊娠させるような事をして中絶させた」のは事実な訳で、
「子供殺しといて、今さらまた子供が欲しいなんてムシのいい事ほざいてんじゃねーよ!」
と胸クソ悪くなった。


不妊治療を止めた(休んだ)ら自然妊娠した、という話はものすごくよくある事らしく、(不妊治療の)ストレスってやっぱり良くないんだな。そうはいっても、子供欲しい人はやっぱりその事ばかり考えたり治療しようと思う訳で。難しいですな。

妊娠した時の夫や妻の両親の喜び浮かれようを見ていると微笑ましくなったが(その後流産すると知っていたので切なくもあったが)、夫の「絶対女の子!!!」という思い込みは、もし男の子だったらガッカリするのか? と言いたくなった。実際生まれてみたら男の子でもものすごく可愛がったのかもしれないが、「女の子しかいらない!」みたいな言い方はやはり聞いていて気分はよろしくない。

流産した瞬間につわりがなくなったエピソードを読むと、「つわりは子供が元気な証拠」というのは本当なんだとしみじみした。気持ち悪い時は「そんなきれい事言われたって」という気分だったけど。

マンションの騒音問題や新居探し、アトピー騒動の時など、妻や業者、医者に対しての夫の言葉遣いも相変わらずひどい。

不妊の漢方薬を出してもらおうとした途端、担当の先生が県外へ行ってしまう事になった時、「おまえってばついてない女だなー」と大笑いしてるコマがあったが、自分さえ良ければいいのかよ、と幼稚な言動に呆れた。というか、子供欲しいのか欲しくないのかどっちだよ。

効果がなく漢方薬を断念した時も、「あんなたけー(高い)薬が効かないなんて、ふざけた体してやがるぜ」という相変わらずな妻への暴言。これらの後にいくら妻へ「おまえさえいればいい、2人で楽しくやっていこう」だの言われても全く感動しないんですけど。


海外旅行に行くお金があるなら一度や二度くらい体外受精できたのでは、と思わないでもない。

再び通うことにした不妊治療権威の病院の医師たちが優しい先生だったら、妻のストレスも少なくてひょっとしたら妊娠出来ていたかもしれない。夫はムカつく男だけど妻は気の毒だった。

 

「銀のスプーン」 13巻 小沢真理

ルカの母親、すっかりいい人&いい母親になっちゃって…だからキャラ設定がブレすぎなんだって。いくら付き合ってる相手(てっちゃん)がいい人だったとしても人がこんなに変わるとは思えない。
串揚げの予定だったけどお天気がいいから庭でバーベキュー! めっちゃ楽しそう、おいしそう。早川家に行きたくなった。

浩太も星野もどちらも同じくらいいい男だよ! チャラチャラしてて見てくれがちょっとオシャレでイケメンぶってる奴より100万倍「いい男」だわー。こんな中学男子、本当にいるのだろうか…

サイキックスの話って定期的に出て来るな(笑) でもようやく可愛い彼女ができて良かった! タイプと違う人を好きになってしまうのはよくある事だ!

てっちゃん、ファンの子と結婚して相手の家業まで継ぐって。それでいいのか!? ルカと楽しく過ごして「父親」になろうと決意していただけに、お腹の子に知らん顔できなかったのかな…皮肉だな。
相手の子も、自分の事は好きじゃないって分かってるのに空しくならないの、てっちゃんにものすごく無理させてるって思って断らないの? …と思ったけど、寝てたくらいだから てっちゃんの事は好きなんだろうし、子供のためにもやっぱりできれば父親はいた方がいいと思うだろうし、てっちゃんから熱心に結婚したい、子供の父親になりたいと申し出られたら受け入れるかそりゃ…。マヤ(結婚したい女性)の存在はおそらく知らないんだろうし。

ルカママも気の毒だけど、ルカはもっと可哀想。律といてもなんか心を閉ざしてしまってる感じがする。
てっちゃんはいいヤツだったけど、ファンの女の子に手を付けて貢がせていたのは事実なんだし自業自得。妊娠させた子の事を「大人しい子だしフェードアウトでいいかと思ってた」というのも、よく考えるとひどいし。

ルカのお友達、豪華なパーティーと高価なプレゼントの中、ルカの描いた絵を喜んで受け取ってくれて いい子だ!! レゴの事怒っていないといいな…(という問題じゃないが)

 

「恋は雨上がりのように」 1巻 眉月じゅん

ファミレスに石焼きビビンバってあるんだ。コゲコゲって事は、レンジで温めるだけじゃなく実際に石を焼いてるの? そんな本格的な事するの?

店長の子供に動揺してたけど、40過ぎの男性なら結婚してるのが普通なのに 既婚かどうかもチェックしていなかったのか、あきら。
変なキーホルダー選ぶし、あきらの趣味そのものが変わってるんだな。

あきらのケガって何なのか知らないけど、あんないかにもな傷跡って残るもん? どんな下手な縫合なんだよ。『ボクの婚約者』の椎名ちゃんじゃあるまいし。
そして走っちゃいけないなら走るなよ…200mかそこら走っただけであそこまで炎症起こすほどなら、ドクターストップだってかかってただろうに。

ネット掲示板で恋愛相談するのが、今時のコらしいというか あきららしいというか。ベストアンサーの人、優しくて大人だな。

脚のケガで心が弱っている時に店長に(お客として)優しくされたから好きになったのか。17歳の時にすんごく年上の男性に惹かれるのってよくある感情で、本当の恋じゃないよ~と言いたくなるけど、じゃあ「本当の恋」って何だ? とも思う。20代半ばにならなきゃ本当の恋が出来ないのか? 10代で付き合った相手と結婚して添い遂げる人もいるんだし、恋に本当も偽物もないんじゃないか、とも思う訳で。

2度目の雨の中での告白で、さすがに あきらの本心が伝わった、はず。雨の音でよく聞こえてなかったとかいうオチじゃないよね?(苦笑)

 

「恋は雨上がりのように」 2巻 眉月じゅん

40代から見て17歳って、確かに大人でも子供でもないちょうど中間かも。まだ学生だし、どちらかというと「子供」かなと思うけど。体はほぼ大人だし、精神年齢が落ち着いてるコならとも思うけど、…まっとうな大人なら、手を出す訳にはいかないよなあ。店長だしバツイチだし。

と加瀬でなくても色々考えてしまうけど、そんな事は全く思いもせず、真っ直ぐな思いをぶつける あきらは純粋だなあ。でも純粋であればあるほど、店長は「自分が荒らしちゃいけない」と思ってしまうのかも。

あきら、店長の年も知らなかったのか。その辺も「駆け引きなく純粋に」って事なのかな…思っていたより年上でショックを受けてたようだけど、失望したりはしないんだな。老眼、おしぼりの袋をパンッと割って開ける、そして顔と首を拭く、のオッサン要素3連発も目の当たりにしたのに(笑)

パンフレット、どっちも同じじゃーんと思ってしまうのけど、そうか同じじゃないのか。純粋じゃなくてすみません。

思いがけず店長の自宅アパートへ行って、料理まで作って、奥さんみたい…とトキドキときめいてたんだろうな。初々しいなあ。

 

「恋は雨上がりのように」 3巻 眉月じゅん

小学生の会話を真剣に真に受けて鞄いっぱいガチャポンしてしまう…可愛すぎだろ あきら!

店長が借りた本の著者は、もしかして前の奥さん?
だとしたら自分も純文学が好きで小説も書いているのに足元にも及ばず、自分に対して強い劣等感があり、それなのに あきらから「店長はすごいです!」と連発されて、素直に受け取れず卑屈になってしまったのかも。

吉澤はいつまでサンドイッチのパン焦がすつもりだ。こんな奴がキッチンで大丈夫なのか、このファミレス。

 

「きょうは会社休みます。」 10巻 藤村真理

出世するつもりはありません(向上心もなくテキトーに仕事します)宣言しちゃった花笑も悪いけど、「そんないい女とも思えないけど(笑)」のセリフはないわー。

田之倉の「あなたに関係ないですよね」の一言は、「余計なお世話なんだよアンタには関係ないんだから今後一切口出しして来んじゃねーぞコラ」というけん制も含まれてて、さすがだわ田之倉。

ズバッと返されてしまった事を面白く思わずに、花笑に八つ当たり。しかも仕事上での不当なダメ出し、洋服へのケチつけって。…公私混同しまくりで、人間としても上司としても最低だな。独身の人にこういうセリフ言うのって好きじゃないけどコイツには言わせてもらおう、「そんなだから結婚できねーんだよ!」。

花笑が落ち込んでると田之倉に連絡してやるなんて、いいとこあるじゃん加々見。2人の仲を知ってるヤツがいるって事が救いになるとはね。あ、もう結婚する事は発表してたんだっけ。

「オレと仕事とどっちが大切なの?」と田之倉が言って来た時は、こんな事言うヤツだったの!? と驚いて、見損なった…けど違ったのか。
これもどの女性にも同じ対応するんじゃなくて、「大変だねー」と優しく話を聞いてあげるだけじゃ花笑の性格からして「そうなの…」と沈んだままだろうから、わざとガツンと強くショックを与えて、一時的にでも悩みを吹っ飛ばす方法を取ったんだろうな。やるな田之倉。

トイレで煙草は確かにけしからんけど、ボヤ騒ぎになった訳でもなく、火災報知器が作動したってだけでそこまで犯人探しするもの!? 「誰かは分かりませんが今後絶対に喫煙場所以外では吸わないように!!」と全体注意で終わるもんじないの? 単体の会社でなく、他社がいくつも入ってるビルだから厳しいの?
これをネタに部長の息の根を止める田之倉の手口を見たかった(笑)

「証拠はないんだから言い逃れ出来るしー」なんて必死に余裕こいて見せてたけど、早退したり翌日から態度ひょう変したりで十分ビビッてたくせに(失笑)
作者はこの如月の事がお気に入りだったらしいが、なんで? どこが!?

課長はちょっと頼りないオッチャンだと思ってたけど、観察眼はかなりスゴイし判断も冷静だし、やるじゃん。
新部長がインド人というのもぶっ飛んでる。なんで!!? まあうまくやって行けそうとの事なので良かったけど。

ブライダルフェアに1人で行ったって、スゲーな田之倉。女性1人でというのは聞いた事あるけど、男性1人なんて田之倉だけだったろうな。それでも「花笑さんが大変そうだったから」とケロッとしてるなんて、器が大きいというか動じないというか。思いやりもあるし頼れるしサイコーじゃんか。

式場の下見に行くなどの結婚準備の話って大好きだから楽しみにしてたのに、少し残念。冒頭でも、服を買ってから式場を見に行くと話してたのに、全くそのシーンが出て来なかったし。
これから改めてそういうシーンも出て来るかな? 期待してます。



 
「OL進化論」 37巻 秋月りす

缶ビール開けたくらいでそんなに怒るなんて、自分もお酒を飲むけど別にいいじゃん。「あー自分で開けたかったのにー! 次からはやめてね」って言えばいいじゃんか。こんなもんが初夫婦ゲンカなんて、夫、小さすぎ。

10年前に彼氏を寝取られた友人への結婚招待状、10年はちと長すぎたね…相手ももう時効だよねという気分だろうし、子供3人もいて毎日ドタバタしてたら10年前の色恋沙汰なんてどーーでもいいだろうし。
とはいえ結婚式への断り方は、大人としてもうちょっと申し訳なさそうにしろよクソ女、とは思うけど。

通勤ラッシュで靴をなくしたから遅刻します、っていう話、前にもなかったっけ?

ジュンと彼氏はもう付き合い長いし、ジュンの両親も当然存在を知ってるだろうに、「このビール森下君に持って行ってあげなよー」くらいの会話普通に出来ないの? 旅行に行くのも女友達と、と嘘ついてたし、なんでタブーみたいになってんの? 森下君も挨拶にくらい行けばいいのにね。

「何もやらない夫には期待しないでとっとと自分でやった方が早い」「悪口言ってると隣人が亡くなった時に気が滅入るから」とケロッとした顔で言うジュンのお母さん、達観していていいな(笑) 何か悩み事があったら色々相談したい、的確なアドバイスくれそう。

喫茶店でかち合った不倫相手と夫と妻の3すくみ、クリスマスイヴに別の女とデートしに行く(疑いのある)彼氏の尾行がそれぞれどうなったのか気になる!

ゴミ箱の中まで見る彼女のいる男は、今後浮気は自宅でなくお金がかかってもホテルを利用すべきだね。あの彼女なら、それでも浮気をかぎつけそうだけど。(既に前科がある事だし)

田中さんは相変わらず独身まっしぐら。前にも書いたけど、OL進化論の最終回はジュンと森下君の結婚式、そして式(か二次会)に来ていた女性と田中さんに恋の予感がして終わる、と予想している。
それまで待っててね田中さん! 最終回がいつになるかは分からないけどさ!



 
「思いつき無職生活」 いけだいけみ

本当に思いつきで辞めたんだな…

実家暮らしというなら分かる。けど一人暮らしで、貯金も1千万近くあるとかなら分かるけどそんなにないんだろうし、それなのによく「何となく辞めてみるか」なんて思えるな(汗)

いざとなったら実家に帰ればいいし、と思って気楽なのかなと思ったけど、後に「自由な生活を手放したくないから実家になど帰らん」と描かれていたので そういう訳でもなさそうだし。
とはいえ気付いていなくても意識下では、「実家があるから野垂れ死ぬ事はない」という安心感はあったのかもしれないけど。


お金がないのに友人に誘われるがまま飲み会に行って、「私、千円しか飲み食いしないから気にしないで~」なんて言われたって気にしない訳いくか!!
「これ食べなよ」
「みんなでオゴるから注文しなよ」
という空気になるでしょそりゃ。金がないなら来るなよ…。

欄外の「短期バイトの思い出」が意外に面白かった。見事に単純作業ばかりで、仕事を覚える大変さがないから短期バイトもいいかも。

話の違う短期バイト、圧迫面接などを経て、これ大丈夫なの…? とこちらまで不安になってしまう派遣先の会社が、入ってみたら案外居心地良くて3年目って、社員にまでなったって!! なかなか衝撃のオチでした。

「今も結局まだ無職でーす」な訳でなく、結局きちんと就職して社員にまでなっちゃって、「フツーの生活してる人」という結末で。…この本は一体誰を対象としているのか。「ためになった!」という人は果たしているのか謎…。



 
「はざまのコドモ」 漫画/沖田×華、原作/君影草

障害の程度は軽ければ軽いほどいいと思いがちだしその通りではあるんだろうけど、「ボーダー」であるがゆえの苦労もあるんだなと思い知らされました。

「寝ない」状態は明らかに異常であるのに、病院や保育園からの理解不足な言葉に傷付き、小学校では明らかに息子さんを邪魔物扱いするひどすぎる言動の数々。「言われても仕方ないんだ」と負い目を感じてずっと我慢されていたようですが、

反面、泣いて謝ってくれた福祉保健局の職員さん、最初の担任の先生、訪ねて来た塾の方々(は、商売だから少し別としても、原作者の方にとっては大きな救いになったのは同じ)、健康学園の先生など、力になってくれた良い方々も沢山いて本当に良かった。
中でも息子さんのお友達たちは素晴らしい!! ひょっとしたらイジメられていても不思議ではない状況かもしれなかったのに、すごくいい子達で心が温かくなった。

後の担任は本当にムカつくな。もっと言い返して、「義務教育は受けさせる義務があるんですよ、これまでの脅迫じみた言動が公になったらものすごく問題になるでしょうね」とでも言って脅してやりゃあ良かったのに。

夫はよく協力してくれて「いい父親」だったようだけど、浮気はともかく、パチンコで多額の借金てのはダメだ…。そんな男別れて良かったよ!! と言いたい。パチンコもひょっとしたら逃避だったのかもしれないけど、いくら精神的にキツくても借金作るほどのパチンコをするなんて、やはり夫の人間性に問題があったように思える。

義務教育なはずなのに、どこの中学校にも入れない。まさかそんな事になるなんて考えもしないですよね。
ヨシ君は幸い支援学級への嘆願書が受理されたけど、もしされなかったらどうなっていたんだろう。そして他にも途方に暮れている人は大勢いるのではないかと。
いわゆる「ボーダー」な子に対しての世の中の理解と対策がもっと進むといいなと願わずにいられません。

校外学習の様子など、やはり支援学級は「そういう子」に対しての対応がきちんとされていて、息子さんはボーダーだけど、障害のある子はやはり専門の学校に行かせるべきだなと思った。障害がある事を認めたくないのか何なのか、普通の園や学校のクラスに入れる親もいるけど、通常の子に対しての対応だから絶対に無理があるし、先生も大変だし、何より子供さん本人が一番しんどいと思う。適正な教育を受けられればその子なりにぐんぐん成長出来るかもしれないのに、逆に可能性を潰してしまってる事を理解出来ないのか。

夫は離婚後全く影がなくなったけど、時々息子さんは会ったりしているのだろうか。
離婚の時も林間学校の時も、
「ボクがバカだからダメなんだ! もうイヤだ、もう死にたい!!」
と暴れていたし、普段は口に出さなくても自分はダメなヤツなんだと思っていて、その事ですごく傷付いているようだし、自己肯定感が低いのかなと心配になる。作者さんは「ヨシ君がいなくなったら私生きていけない」と思っているようだけど、それを言葉にしてもっともっと息子さんに伝えてあげて欲しいな。



 
「恋は雨上がりのように」 4巻 眉月じゅん

店長からの突き放したような言葉でちょっと距離が空いてしまったかと心配していたけど、駆け引き一切なしに真っ直ぐに純粋な気持ちをぶつけ、さらけ出す あきらに、店長キターーー!!!
慌てて「友達のハグ!!」と訂正してたけど(笑) そして「友達」というのを素直に真に受けて、馬鹿正直にネット掲示板に相談したり父親に話す あきら、可愛すぎだろ!

店長は必死に気持ちを抑えてる感じ。まあ無理ないけど…自分もあきらより断然店長よりの年齢と立場なのでよく分かる(笑) なんか若気の至りでオレの事好きとか言ってくれてるけどオレなんかが手ぇ出しちゃ親御さんに申し訳ないしこのコのキラキラした未来を奪っちゃ申し訳ない、このコは同じ年くらいの若いニイちゃんと恋愛して結婚してフツーに幸せになるべきだよな、オレみたいなバツイチコブ付きのオッサンなんてどう考えたって相応しくないってダメダメ! と思ってるんだろうな。

あきらの父母は離婚してるのかな?
だから父親みたいな存在を求めて 店長に惹かれたのかなと思わないでもないけど、父親と会ってる時のあきらはいつも通りドライだし、変にファザーコンプレックスを持ってる印象も受けなかったから、そうではないのかな。父親と店長の雰囲気は結構似てる感じではあったけど。

夏祭り、店長を誘ったと思ってたのにー! あきらも店長も、友達との描写はどーーでも良かった。まあ共通の話をする事で仲が少し深まっただろうと思っておこう。



 
「家族がいなくなった日 ある犯罪被害者家族の記録」 今田たま

冒頭の家族関係を見た時、「なんだ、血の繋がった実の父親じゃなかったんだ」と思ってしまった。しかし作者や姉弟と「父」との関係性、亡くした時の悲しむ様子を読むと、血の繋がりなど超えた「本当の親子」であると感じたし、後の筆者による文章の中で、「本当のお父さんじゃなくて良かったね」という言葉が何より傷付くとあり、口には出さずとも同じ事を考えてしまった事を申し訳なく思い反省した。

その後の作者本人の心身ともの憔悴ぶりは、こんなになるんだ…とものすごく気の毒になったと同時に正直驚いた。
自分も婚約者の人を亡くした時はものすごく辛かったと記憶しているけれど、ここまでにはならなかった。自分の相手を想う気持ちはその程度だったのかな…と少し落ち込んだ。仮に同じ経験をしたとしても、その人自身の精神的な強さや環境などによって心身状態、立ち直りの程度は違うだろうし、比べるものではないと分かってはいるけれど。

会社に連絡した際、「ゆっくり休んでください待ってますよ」と言ってくれた人と「もう席はないですよ」と突き放した人は同一人物か、別人なのか。別の人なら仕方ないかなとも思えるけど、同じ人だったなら人間不信になるな。

父との2人暮らしから1人暮らしになってしまった作者と、夫と子供3人で暮らす姉とでは、やはり「気持ちの温度差」が出来てしまうのは仕方ないとも思える。キャッキャと賑やかに騒ぐ子供3人の世話を連日する姉と、静かな家で1人暮らしの作者とは気の紛れ方が全く異なるだろうし。

一定の年齢を超えた犯罪者に対して、その親や家族は関係ない、というのは自分もどちらかというとそう思っていたが、「人間は1人では生きられない。愛する人がいれば愚かな犯罪にたやすく手を染めようとは思わない。だから私はそうは思わない」という記述は、確かにそうかもと納得出来た。

ただ犯人が捕まり、その親が真面目そうな人で謝罪に来たこと、自宅を売却したお金を賠償金として渡したいと申し出があったこと、8年間 朝一番に父の墓参りに行くと、先に花と線香が供えられているということなどから、少なくとも親は人としての善悪や良心、誠実さはまともなように見える。そのような親がいながら、息子である犯人はなぜあれほどの自分勝手な犯罪を起こしたのか。

刑務所での作業を時々サボッているという犯人の行動だけでも、ああコイツは反省していないし、ということは更生もしないな、と分かる。謝罪の気持ちがあるなら、今の自分に出来る刑務所での仕事を真面目に真剣に取り組むはずだ。

世の中にはどうしようもない人間、社会の害にしかならず、はっきりいっていない方がいい人間というのは実際にいる(と思う)。そんな奴らのために真面目に生きている人達の生活や人生が迫害される事は本当に納得いかないのだけれど、もうこれは防ぎようがないのかもしれない。家に閉じこもっていたって向こうから押し入って来るかもしれないのだから。

ならば刑罰を厳しくし、1人でも殺したら、場合によれば重体などでも死刑になる、とした方がいいのか。それでも犯罪はゼロにはならないだろうが、少なくとも抑止力にはなるだろうか。どうしようもない犯罪に巻き込まれ、人生を狂わされてしまった作者の苦悩を読んで、どうしたらいいのかをぼんやりと考える事しか出来ない。



 
「おひとりさま出産」 2巻 七尾ゆず

生活保護に頼らず、妊婦なのにバイトしまくるというのは1巻に引き続き人として好感が持てるものの、何事もなく順調で良かったですね…。徹夜でバイトなんて普通の体でもキツイと思うのに。

しかし臨月の腹なのに妊娠に全く気付かないファミレス同僚ってどーなんだ。男ってそんなに鈍感なのか? 女性店員なら気付いていたか? いやナナオが美人だったり色気あったりしたら男性店員もチラチラ見て気付いていたのか!!? (気付かなくても別にいーけど)

子供の父親であるミウラは相変わらず無責任というか、何っっの力にもなってくれないんだな。借金あるから金銭的援助はナナオもハナから期待してないだろうけど、目の前でお腹が大きくなっていくナナオを見てたら、普通少しは協力したり援助りしたりしてあげようって思わないか人として!?

専用携帯のGPS機能から生まれた疑惑。女とかそういうんでなくても、ウソをついてるっていうのはショックだわな。電池切れでいた時の方がナナオの精神的には良さそう。って携帯の意味ないけど。

幸い女ではなかったけれど、ミウラ兄に初子供が生まれたとのことで、それはそれで複雑な気持ちになってしまい、読んでて切なかった。
けど抱っこはしていなかったらしく、ミウラやるじゃん!! と思ったぞ。ナナオ(の子供)に気を遣ってではなく単に「抱っこしなかっただけ」かもしれないけど。気を遣って抱かなかったなら、ミウラを激しく見直すんだけどなあ。この男の事だから分からんな。

新居探し。和式トイレの上に便座みたいなのを置いて洋式みたいにするってグッズあるから、アレを使って即決すれば良かったのに。

生活保護は安定収入があるから不動産にとっても悪い話じゃないってか。一生懸命働いてる人より優遇されるのが納得いかんわ!!(怒) いや働きたくても働けない事情が本当にある人なら構わんのだけどさ。

突然の破水。生理痛程度の痛みなのに子宮口全開って、ナナオ安産すぎるだろ!
両足出ちゃってても帝王切開出来るんだな。「出てる」程度にもよるのかもしれないけど。

万一の時は母体を優先しますとナナオの母親に連絡してたけど、母体か子供かどちらを優先するのかは母親(本人)に決めさせて欲しいよな。ってほとんどの人が子供を優先してくださいと言うんだろうけど。

ともあれ無事に生まれて何より!
ミウラに立ち会いさせれば ちっとは父親の自覚が湧いたんじゃないかと思うと残念だけど。あ、帝王切開は立ち会い出来ないのか。

ナナオ自身、普通に赤ちゃんに愛情を感じていたようなので良かった。
あとがき、「自分はうんち人間だけど、キレイな花を咲かす肥やしになればいいのね。立派な肥やしになるぞ~」というのも自然体でなんか良かった。頑張ってください!! 育児版の続編が出たら、生活費応援のためにまた単行本買うよ!(笑)



 
「透明なゆりかご」 1巻 沖田×華

日本人の3大死亡原因、教科書通りならば1位はガンだけど、真実は「中絶」というのが衝撃だった。確かに中絶数の多さは聞いた事あるけれど。公式に発表されているよりも実際はもっと多いだろうし。

胎児はゴミと一緒に捨てられると聞いた事もあるけど、この産院ではきちんと業者が来て火葬していたようで、少し救われた。作者さんも箱に詰める前にお別れしてあげていたようだし。

生まれない子もそうだけど、「生まれて来る子」も望まれて、祝福されて迎えられる子ばかりではなく。
乳児のちっ息死も多い、その半数は添い寝による授乳、という事も初めて知った。正真正銘の事故ももちろんあるのだろうけど、中には故意という場合も悲しいけれどあるんだろうな…

捨て子の赤ちゃんはそんなに可愛かったのか。でも生んだ高校生にとっては、顔立ちなど全く関係なかったんだろうな。

両親も娘の妊娠出産に全く気付かなかったというのもどうなの? ご両親は赤ちゃんは「可愛い」と毎日見に来てくれていたようだし、ご両親なりの愛情を注いで育てていってくれるんだろうけど。
「姉」が自分をあまり好きでない事は感じながらこの子は育つのだろうし、いつか姉が「母親」だった事を知るのだろうか、そして自分が母親から望まれず、愛されずに生まれ育った事を知ったら深く傷付くのではないだろうか、と心配になる。

他に捨てる場所はあったのにわざわざ遠くの産院に捨てたのは確かに無意識の母性だったのかもしれないが、ひょっとしたら「バレないため」だけだったかもしれない。赤ちゃんと対面した時の様子を見てると、どうしても女子高生から愛情や母性はカケラも感じられなかった。

とは思うものの、作者がその子を引き取る事はほぼ不可能だったろうし、あの子が祖父母の愛情を受けて幸せに暮らしている事を願うしか出来ないけれど。


セックスは男女と同意のもと、または男側による一方的なものがあるけれど、どちらにしても妊娠という事実を背負うのは女側のみで、仕方ない事だけど不公平だよなと憤る。男側も、中絶1回につきタマがひとつ取れりゃあいいのに。3回目にはサオそのもの。

性教育は本当に重要だと感じる。未だに「外出しすれば大丈夫」「安全日なら大丈夫」と思ってる人もいるし。女の子は自分の体を守るために、男の子も女の子の体を思いやり、男の責任として、しっかり教える必要がある。それでも強姦はどうしようもないけど…


再婚相手が連れ子に手を出すというのは珍しい事ではない、らしい。吐き気がする…。
最初は純粋に再婚相手との愛情で結婚したのに 一緒に生活するうちに子供に性欲が湧いて来たのか、再婚相手と連れ子の両方が目的だったのか、もしや最初から連れ子の方が目的だったのか。

結局、血の繋がりがないと「他人」であり性の対象にもなってしまうのか。いやでも実の父娘(母息子)でも性的虐待はあるらしいし、「異性」であれば性の対象になる可能性があるのか。中には同性でもというケースもあるだろうし、ああもう異常な奴らは本当に理解不能だし気持ち悪すぎる。


「生まれて来た子が想像と違っていた」と他の赤ちゃんと入れ替えようとしていたって、怖すぎ…。いくら病院が取り違え防止対策をしていても、故意にバンドなどを取り替えられたらどうしようもないもんな。

「母性は天気のように変化する」という作者の言葉は、後の作者やミカちゃんの母親にもあてはまる。母子手帳には愛情一杯の記入がされていたのに、なぜこうなってしまったのか。

虐待があってもなかなか児童相談所は家族から引き離せないイメージがあったけど、ミカの場合はさすがに殺人未遂のレベルなので可能だったのか。それとも母親が手放す事に同意(希望?)したのか。

あれだけひどい事をされても、子供はやはり母親の愛情を求めるのだと思い知らされて切なくなる。作者もミカちゃんも母子手帳の愛情あふれる書き込みを見て涙していたが、第三者からすると「じゃあなぜ母親はあんなになってしまったんだ!?」とどうしてもやるせなく感じてしまう。



 
「透明なゆりかご」 2巻 沖田×華

結婚したら妊娠する、妊娠したら何事もなく出産して元気な赤ちゃんが産まれる、と誰しも思っているけど、決してそうではないんですよね。まだまだ軽々しく、結婚してる人に「子供はまだ?」と尋ねる人がいるけど本当にやめて欲しい。

建設会社息子のお嫁さん。ダンナ、アホじゃねーの!? と呆れたけど、フーナーテストで自分の精子に問題があると言われたのが歪んだ原因の気がする。男としての自信というかプライドというか、おそらく順風満帆な人生を歩んで来ただけにショックが大きかったのではないかと。まあ引き金はそれだとしてもDVの素質は元々あったんだろうし、離婚して正解だったとは思うけど。
子供が生まれた後、DNA鑑定して結果を叩きつけてやれば良かったのに。

流産(死産も)した人に対しての言葉がけって本当に難しい。受け取る人もそれぞれだし、正解なんてないのかもしれないけど。

果月のお母さんは障害持ちなんだろうな…こういうグレーゾーン(この母親は限りなく黒に近いが)の人って実は多いんだと思う。
生活能力がないから、娘(果月)の身体と引き換えに金を受け取るような形で、こんな親の元に生まれた子供は本当に可哀想。


41歳で5人目を妊娠したお母さん。夫もだけど、息子たちもひどくないか? 思春期反抗期まっただ中の息子なら「キモイんだよ年考えろよ」くらい言うのも大目に見ないでもないけど、20歳、18歳のいい年した長男次男が言うのってどうよ。その年になっても、命の誕生を「キモい」「いい年して」なんて幼稚な考えしか出来ないのか。自分達の弟妹を「殺せよ」と言ってるんだと分かってるのか?

経済的に無理な訳ではないとも言ってたし、どうしても育てられない事情があるならともかく、なんで家庭崩壊とかまで言わなきゃならないんだ。母親も「…なら離婚してください、私1人でこの子を育てますから」と半ば脅して言ってみれば良かったのに。

義妹との確執と和解エピソードを盛り込んで いい話みたいなまとめになってたけど、到底そんな風には思えなかった。夫や息子たちは生まれた赤ん坊を見て、「自分達が間違っていた、産んでくれてありがとう。やっぱりウチで育てよう」と思わなかったのか? 母親も、新生児の間だけ世話出来ればそれでいいのか?

5人目の子自身も、養子と知らされるのかどうかは分からないけど、知った時に「4人の兄はちゃんと育てたのに、お父さんもお母さんも自分の事はいらなかったのか」と深く傷付んじゃないのか。

全く「いい家族」なんかじゃない、「育てられない事情がある訳でもないのに、5人目の子供をよそにやったひどい家族」の話としか思えなかった。



 
「パーフェクトワールド」 1巻 有賀リエ

元カノなんなの? 「明日結婚する彼氏って優しくてー」だの「樹にだって幸せになる権利あるんだよ」だの。鮎川から別れを切り出したと分かった上でも、聞いてて「何なんだよ」と腹立つ。

「ちゃんとお別れしなきゃダメだよ!」だのと言って強引に結婚式に連れてく川奈も腹立つわ。鮎川がどういう思いで別れて、その後苦しんだかもロクに知らないくせに、知ったような顔してキレイ事を押し付ける第三者のこういうおせっかいってたまらなくウザいわ。

脊髄損傷の人にも幻肢痛ってあるんだな。褥瘡も辛いだろうけど、「ありもしない痛み」で苦しめられるのってたまんないな。

高校生で障害を受け止めるのって、そりゃ難しいと思う…。自宅ですらリフォームしなければならないほどバリアフリーではない「世の中」で外出するのも厳しいし、外に出たら圧倒的に健常者の方が多くて疎外感を感じるだろうし。
そんな中、今時ギャル風の彼女はスゴイな。1年間も話もしてくれなかったら、普通諦めて、あるいは愛想を尽かして離れてくよ。川奈は先輩面してたけど、このコに心構えを聞いた方がいいんじゃないの。

「2020年か。その頃どうなってるかな、死んでっかもな」と鮎川が言った時、もしかしたら脊髄損傷だとそういう可能性もあるのか? と思ったら、やっぱり。尿路感染から腎不全になる確率が高いというのは知らなかった。

川奈の鮎川への想いが、もともと初恋の人だったけど、車椅子と分かり無理だと思ったけど、それでもどうしてもやっぱり鮎川に惹かれていく心の流れがもう少し欲しかった気がする。



 
「パーフェクトワールド」 2巻 有賀リエ

付き合い始めた記念にプレゼントなんてもらえんの!? 知らなかったよ!(笑)
鮎川、いい男だぜ…モテる(というかモテて来た)男は、こういう気遣いや行為が自然体で出来るんだよな。モテない男とはこういう所が決定的に違うんだよなとしみじみ。

川奈がどうこうでなく、「一生1人で生きていく」決意をしていた鮎川が、あっさり川奈と交際する事にしたのがどうしても違和感。そう決めていたのに惹かれていく葛藤みたいな描写も全くなかったし。

親にはまだ話す必要なかったんじゃないかと。プロポーズされたとか、2人が結婚を意識してからで良かったでしょ。まだ付き合い始めたばかりで、普通のカップルだってどうなるか分かんないのに。
川奈としては「障害があるからって変に隠したりしたくない! 鮎川は素敵な人だから両親にも分かって欲しいのッ」とか思ったのかもしれないけど、普通に考えてあっさり賛成はしないでしょ。差別とかでなく、障害がある事によって大変な事は実際にあるんだろうから。

お互いを想う異性が現れて、なんか一気に少女マンガテイストになってきたな。少女マンガだから仕方ないけど。
しかも相手は事故当時の鮎川を担当していた看護婦というベタな関係。あんな公私混同しまくりの看護婦いねーし。寝てる間にキスとか、絶対しねーし、起きるし!

片や川奈を好きだった同級生の男。お前さ、ずーーっと川奈を想ってた訳じゃないよね。何人も付き合った女はいたけど、たまたま同窓会の時はフリーで、川奈に会ってあわよくばって再燃しちゃっただけだよね。迷惑なヤツ(苦笑)

勝手に一杯一杯になった川奈は疲労が溜まって線路へ転落、それを助けられなかった鮎川は車椅子の自分の無力に落ち込み、自分がここまで川奈を追い詰めてしまった事を知って、交際が間違っていた、別れた方が彼女のためになると考えるってか? あまり好きじゃない展開だなー…



 
「×華のやらかし日記」 沖田×華

整形の話は痛そうだった…。レーザー脱毛や二重の埋没法は自分や家族もやったからあまり抵抗はないけど、脂肪吸引とかお尻にシリコン入れるのとかは怖い!

ヒップアップは魅力的だけど、ザクザク縫って吊り上げるというのはやっぱり怖いよー。補正下着並みの効果、というなら補正下着つけてりゃいいやと思ってしまう。バレるのは男性の前と温泉や海の時だけだもんね。(それが結構重要なのだが)

美容整形は病院選びが重要だろうけど、メディアに出ている病院ほど良くないそうな。(※作者の個人的感想)
なんで? 宣伝費をかけているから患者も多く儲かるから医者の給与もいい=腕のいい先生がいる、腕(評判)がいいから病院が大きくなる、のかと思うけどそうじゃないのか。患者側からすると、メディアに出ていない病院を探す方が難しいし、「大丈夫かな、名の通った有名病院の方がやっぱり安心かも…」と思ってしまいそうだけど。


風俗と看護婦というのは相対するようなイメージだけど(ナース関連のAVやエロ漫画は多いが)、作者は両方経験していたそうで。

チ○コ関連の患者さん色々は興味深かった。男性じゃないからピンと来ないが、それでも海綿体骨折は痛そう!

シリコンボールや亀頭を大きくするのは本当に気持ちいいのか!? お相手した事ないから分からんが、女性を悦ばせるためにそこまでしちゃう男性はステキッと思えなくもないが、「挿れさえすれば気持ち良くなんだろ」とソレにあぐらをかいて前戯がおざなりになりそうでそれはイヤかな。


自殺未遂は…失敗して良かった、と言っておくべきなのでしょう。ヒモが細すぎて切れたのか。

ヘルスが性に合っていたとは。まー人それぞれだけど、整形依存、バイセクシャルやアソコにピアスしてるらしい事も含めて、やっぱこの作者ちょっとフツーじゃないよな…と申し訳ないけど思ってしまう。


風俗店のイロイロは、色々あるんですね、としか言いようがない…。
老人グループ、男性は何歳になっても性欲旺盛なのか。そしてなぜ申し合わせたように全員鼻血!? 勃起しないため血圧が上がっても行き場がなかったから?

風俗なんかやってる女の子は底辺、というイメージだったけど、司法試験のための予備校の学費のためにバイトして、その後弁護士になったコもいたとは。

シングルマザーのヒナちゃんと山ちゃんの話は、ラストで涙ぐんでしまった。本当に3人で幸せに暮らしているといいな。


作者の幼少期の頃の性被害体験、決定的な事はされてなくて良かったけど、きわどいのもあるよな。公園で写真撮りまくってたオッサンは、「来週」会っていたらもしかしたらどうなっていたか分からない。
ほんっと変態ってゴロゴロいるな、子供を1人で外歩かせられなくなるわ!!



 
「良いかげんごはん」 たかぎなおこ

今回もほんわかと面白かったです! つくづく、たかぎさんの人柄が良いんだろうなあ。

つくしは食べた事ないけどおいしいのだろうか…。スーパーに売られてたらいいのに、のくだりは「本当だねえ。好きな人は買うだろうし」と微笑ましかった。

トマトはどアップで描かれてあったし、「ヘタのあたりのにおいが最高!!」には「そ、そうかな…? まあ言われてみれば…?」という感じだったので、たかぎさん、本当にトマトを愛しちゃってるんだなあと思った(笑)

夏につい冷たい物ばかり食べてしまって「火だ、火を使うのじゃ~! ファイアー!」と慌ててみそ汁を作るシーンと、ミキサーで初めて作ったバナナジュースのおいしさに引っくり返り、「な、なにこれ、もしかしたら売れるんじゃないの…?」とおののくシーンは、こらえ切れずに声を出して笑ってしまった。
ミキサー買ってバナナジュース作ってみたくなった(笑)

鶏肉は余熱で調理するのか! 今度はそうしてみるっ。
コーヒー、砂糖とミルクを入れるのはダメなんだろうか? 入れてるのかな?

モーニング、ファミレスとかファーストフードとか、いいなあ行ってみたいな…と思ったけど朝から開いてないよね? とふと気付いた。東京では朝からやってるのか! 地方ではファミレスは11時開店だよ…。ラーメン店やカレー店も同じく。

1人暮らしだと、家にある食べ物や調味料は「全て自分で食べなくてはならない」から大変だよなあと思う。カレーは救世主ですな!

たかぎさんはホワイトシチューはご飯にかける派なのか。(というか実家が) 画像を見せられると確かにヘンな気もするけど、お腹に入りゃ同じだもんな。
友人家は「シチューの時はパン」らしいし、たかぎさんの言うように「主食は何か」「どういうポジションなのか」は各家庭で色々な気がする。まあ好きなように食べりゃいいって事ですね。

「1人分の量が未だに分からなくて作りすぎてしまう事も」とか風邪の時のエピソードとか大変そうだったけど、「今はご結婚されてそんな心配も解消されたね、良かった♪」とニコニコしてしまった。お鍋も楽しいだろうし。

あとがきでダンナさんも登場してましたね。優しそうな方で、あまり料理に関してもうるさく言わなそうな感じだから、テキトーでもいいのではないでしょうか、とか言ってみたり。

そして本を読んだ人からジャムが沢山届くんじゃないかと(笑)



 
「カマかけたらクロでした」 うえみあゆみ

新婚の時から不仲って。なんで結婚したんだ、子供も2人目作ったんだ、と理解できん…

でも作者(妻)側は少なくとも 夜遅くまで夫の帰りを待ってたり、「今日あった事くらい話したい」と思っていたり、接しようとする姿勢は見えるんだけど。まあ自分のいいように描いてるのかもしれないけど。

友人と遊びに行くと「男ですか?」「怒らないから本当の事を言って」などネチネチ朝までメールして来たそうだけど、自分が浮気してるから相手も…と疑心暗鬼になる典型なのだろうか。

夫のパンツについてたイケナイ物って何? 伏字で○イ○とあり、色々考えてみたけどさっぱり分からん。浮気調査に電話してしまうほど、かなり浮気の可能性の高いブツのようだけど。はっきり書けよ、と少しイラついた(苦笑)

相手の女も、ピンポンダッシュとかメール攻撃とか、やる事が幼稚すぎて呆れる。こんな女を選んだ夫も同類って事だな。

第二子妊娠中だったのに、ストレスとイライラしっ放しでお腹には悪影響だったろうな。助産院で「体が冷えて固い」と言われていたし。無事に生まれて良かったです。

離婚調停を終えて、それで離婚成立! となったのかと思っていたら、まだだったとは。分かりにくいよ。「別れて良かった」とか面接権とか書いてたし、てっきり離婚後の話かと思ったじゃんか。

月に一度の面会はともかく、娘の小学校受験での夫の熱心な協力っぷりは驚いた。浮気発覚以前には、家族で食事に行っても娘の隣りでガーガー寝てた、とあったのに。離れて暮らしてるから出来る事はやってあげたいからなのか、反省したからなのか。

3年半経ち、浮気騒動の怒りはすっかり薄れてしまった。変えようと努力した訳ではなく、そこにいつまでもとどまってはいられなかった、か。子供もいるし確かにそうなのかも。作者自身の性格ももちろんあるんだろうけど。

あくまでも夫婦間の問題だし、作者(妻)が浮気を許せるならまあそれでいいんじゃないでしょうか。子供にとってもパパがいた方がいいのだろうし、きっと4人暮らし用の3LDKのマンションを買うんだろうなぁ。



 
「ライアー×ライアー」 8巻 金田一蓮十郎

すんごく愛してる湊から真剣に告白されて、シレッと「罰ゲームなの? カレー食べなよ」とポーカーフェースで流してしまえる透スゲーな。さすが長年湊への気持ちを隠し続けて来ただけあるわ。

湊の方が「あれウソだから!」と撤回してしまって ああもう! とじれったかったけど、烏丸グッジョブ!! 相変わらずいい働きするよアナタ。

なんとか無事に湊の気持ちを受け止めてもらえて、付き合う事になりました!! けど聖域かあ…一緒の布団にいてもグースカ寝ちゃえるなんて、それってどうなの? と思うけど…まあすぐに一線越えちゃったら面白くないからそういう事にしたんでしょう。

一件落着、と思いきや みなの携帯を見つかってしまった!! これは…透は怒るかな? 正直に全てを話したら事情は分かってもらえる気がするけど。



 
「よっけ家族」 3巻 宇仁田ゆみ

あれ、カズホの赤ちゃんてまだ生まれてなかったっけ? ああ前巻で生まれてたのは咲の4人目か。

穏やかなカズホがあんなに情緒不安定になってるのがビックリした。予定日過ぎるとやっぱり焦るもん?
夜中の突然の陣痛も、お母さんも咲もいてくれてめっちゃ心強いわー。駿太郎はまだ帰宅してなかったけど、はっきりいって駿太郎より断然頼りになるよな(笑) カズホの精神的には駿太郎がいてくれるとまた違ったのかもしれないけど。

無事生まれて、育児中も人手があるからいいなあ。子育て大先輩の咲もいて、悩み事もアッサリバッサリ流してくれるし。

つくづく、昔ながらの三世帯(カズホは四世帯だけど。五世帯?)同居って、子育てするにはいいよなあ…と思う。仕事復帰も再就職もしやすいし、子供にとっても情操教育良さそう。
かといってじゃあ自分が同居したいかというと、義理家族とも実の両親とも絶対にイヤなんだけど(苦笑)

子供写真、ブレブレのヘンな表情でも、その時の子供達の様子が写ってる訳だし それはそれですごくいいと思う。
紅一点(あ、ユキホもか)のモモちゃんの常に笑顔はさすか。男子と女子の差ってこの時から出てるんだなあ(笑)

地元野菜の八太郎さんやミエコさんのお話も素敵だったし、子育てには都会より田舎の方がいいなあーとも思ってしまった。や、都会には都会の良さがあるんでしょうが。

幸人と恭子の淡ーい恋話はキュンキュン(死語)しますなあ。新一年生の子に対しての、健人のぶっきらぼうな優しさも良かった。

保育参観。あれ、咲って仕事してたっけ? 専業主婦じゃなかったっけ?
七夕飾りはウケた。確かにロケットやUFOの七夕飾りって見た事ないな(笑)

サバサバしたように見える咲にも「つながりたくない子(同級生)」がいたんだなーとか、ブログにアップされてるカワイイお弁当とかキレイな料理とか見て自己嫌悪とかになるんだなあ。料理なんて、12人も家族がいたらオシャレになんか作ってられないに決まってるのに。状況が違うんだからぜーんぜん気にしなくていいと思うのに。まあ最後には咲も割り切れたようで良かったけど。

健人と明憲くんとの両思いっぷりは微笑ましい(笑) タイプの違う2人なのになんで仲良いのかなあと不思議だけど、お互い「中学では一緒に○○部に入る」と勝手に決めてて、こういう所が似た者同士なのか?(笑)
しかし恭子も明憲も上品で物静かで成績良いし、なんだろう、家庭環境とか家系とか遺伝子ってやっぱりあるの?(汗)

カズホ夫婦は駿太郎の転勤で同居する事になったんでしたねそういえば。転勤ないといいね~。



 
「服を着るならこんなふうに」 1巻 縞野やえ

これ読んでユニクロ行ってブラックのスキニーのテーパードジーンズ買った人いるんじゃないでしょーか。コンバースの黒スニーカーも。つか自分も買いたくなった(笑)

ブティックの店員さんて、親身になってアドバイスしてくれる人も中にはいるんだろうけど、やっぱり「テキトーな事言っておだてて何でも買わせちゃう」イメージ。良い店員さんゴメンなさい。

環にも弱点がある設定にしたかったんだろうけど、今どきあれほどパソコンだのスマホだのを使いこなせない二十代っているのだろうか。弱点ならゴ○ブリだけで良かったんじゃない? フツーすぎだからか。

環は彼氏いないのが強調されてるけど、兄の友達の小田くんだっけ、環の事を気にかけてたし「美人になったね!」と驚いてたし、好感持ってそうで今後イイ展開になりそうな感じ?

同窓会で、「いいジーンズだな」と誉めてたくせにユニクロだと知ると下に見てたヤツ、ヤな感じ。

「たったひとつの服を選ぶポイント」がドレスとカジュアルって、うーん、ピンと来ない。もっとあるじゃん、統一感も大事だし、自身のスタイルとの調和とか。もっと「コレ!」というポイントを教えて欲しいッ。



 
「ヲタクに恋は難しい」 1巻 ふじた

表紙の絵がすごくキレイだったから読みやすそうと思って表紙買いしたんだけど、だまされた(苦笑) 線はイマイチ汚いし、鳴海は変顔よくしてるし。

宏嵩ってば最初から鳴海の事が好きだったんだな、とすると、鳴海と偶然再会したり食事に誘われたりした時は嬉しかったんだろうし、「彼氏とうまくいってるの?」と探ったり、「タイプじゃねーわ!」と言われた時は内心傷付いたんだろうし、「俺でいーじゃん」と告白(?)したりと、ポーカーフェイスな表情の下では実はザワザワしてたんだなーと宏嵩の気持ちを考えると、いやん!! と恥ずかしくなる(笑)

コミケに出陣する鳴海を見て「せっかくカワイイかっこしてんのに」という心の声とか、憧れの人と対面した時にジェラシーとか、鳴海にくっつかれて内心動揺してゲーム凡ミスばかりしているけど「そう言ったら離れちゃうかな」とくっついたままでいて欲しいから黙ってる所とか、実は鳴海にベタ惚れで可愛くってたまらん、と思ってるのがいいわ~(*^^*


花子と樺倉は、バリバリ仕事してた花子の不調にきっちり気付いて声かけしたエピソードが、すんごい相手の事を理解しててて素敵!! と憧れたんだけど、花子の酒癖が悪いのとか自虐とかはあまり見たくなかったな~。

その後も樺倉はブスブス言ってて、…本心は花子にきちんと惚れてて可愛い所もちゃんと分かってるだろうけど、言葉で伝えてあげなきゃ相手には分からないんだから、そういう事ばかり言うなよ、とちょっと思った。だから花子が自信なくなるんじゃん。


鳴海の胸のことも宏嵩や花子が貧乳だのちっぱいだの言ってるけど、普通サイズ(日本人としては)じゃね? あんま言ってやるなよ、と気分悪いわ(苦笑)

正直鳴海の魅力はいまいち分からんけど、宏嵩がいいならいいんでしょう。頑張るんだぞ!!



 
「小山荘のきらわれ者リターンズ」 2巻 なかじ有紀

2巻でもう完結!? 人気がイマイチだったのでしょうか…『綾、ホステス、22歳。』も2巻で終わってしまったし、続編て難しいのかな。 いきなり有名ヘアメイクのアシスタントなんて、現実ではミスしたり使えなかったりして怒鳴られるだろうに、しっかりやってしまう麻里ちゃん。まあこれが なかじワールドだし、好きですけどね。安古の教員実習も同様。 そしてカップルが互いに一途で「お互いこの人しかいない!」 てな感じで、若くしてゴールインしてしまうのもしかり。こちらも好きですが。 双子だからって合同結婚式! お父さんはさぞかしショック大きかったであろう…ある意味一度で済んで良かったのか?(笑)



 
「健康で文化的な最低限度の生活」 1~3巻 柏木ハルコ

こりゃ大変な仕事だわ。事務的手続きと対応、訪問だけでも大変そうなのに、その人その人の事情を察したり信頼関係を築いたりって。それが100件以上もあるなんて! しかも本人だけでなく家族も!!

義経えみる(名前可愛すぎ!)は、特に「人の顔色が分からない、空気が読めない」とは思わないけど。

七条の担当したシングルマザーの岩佐さん。ダブルワークがバレずに介護職をクビにならなかったら、あのまま順調に働けていたのかな。
あれほどハキハキとやる気を見せていたし、自分でも「そうですね、頑張りましょう!」 と励まして、突然連絡つかなかったら何度か留守電残して、ってしてしまうかも。それが相手は自覚なく無理していて、追い詰めていたなんて、分かんねーよ!

栗橋は知識もあるしさぞかしテキパキ仕事こなしてるんだろうなーと思っていたけど、まさか中林さんが。まあ普通に考えて、この日本で、あのくらいの年配男性で、字が読めない人がいるなんて考えもしないよな。

日下部さんのケース、読んでるこちらまで辛く苦しかった。義経の、お母さんの、息子の、全員の気持ちが分かるというか、それぞれの立場だったら 自分もまるっきり同じ言動をしているだろうな、と思えて。
息子が福祉事務所に来てくれて、自暴自棄にならずに働いて返すことに決めてくれて良かった。
そして係長のギター、グッジョブ!! 渡す場面も見たかったな。

優しくて、でもやり手のベテラン半田さん、冷静に仕事をこなす凛々しい係長が密かに好きです。

生活保護の申請があると 扶養できる家族がいないかを調べるのだけど、「もう縁を切っているので連絡していない」という事例は沢山あるのだろうなと容易に想像がつく。親、子供、きょうだいだけれどもう絶縁して関わり合いたくないという状況はあるのだろうなと理解出来るけど、「そんな意地で税金使われちゃたまったもんじゃないんだよ」という国民感情も分かる訳で。難しいなー。



 
「パーフェクトワールド」 3巻 有賀リエ

川奈が怪我した事により更なる両親の交際反対、鮎川の合併症の疑いなど、付き合い続ける事への壁というのはまあ分かるしいいんだけど、それぞれを想う恋敵の存在がたまらなくウザイ。
是枝はまだギリ許せるとしても、ホームヘルパーの長沢がめっちゃうぜーーー!!!
川奈も、
「鮎川が好きなのは私ですから おあいにくさま。付き合ってるのは私達ですからプライベートの事は口出さないでもらえます?」
くらい言ってやりゃあいいのに。

合併症かもという時、仕事で行けなくなったとウソつく鮎川、その様子がおかしいのに気付いて勝手に実家を出て東京に戻ろうとする川奈、川奈の様子がおかしいのに気付き家の前で待っていた是枝…、それぞれに「相手を察して勝手に行動してる」てのがなんか気持ち悪いこいつら…と思ってしまった。

今回は幸い合併症ではなかったけど、いつまた障害が進んで 日常生活も人の手を借りなければ出来なくなるか分からない、そうなったら川奈に苦労をかけてしまう、申し訳ない…と考えて別れを決めたのはまあ分かる。
川奈を好きで大切に思っているからこそ、自分のせいで一生苦労かけるのは申し訳ない、まだ若くて可愛いんだから普通の男の人と結婚して幸せになって欲しい、と前カノの結婚式を思い出して思っているのだろうな。

ハタから見てるとまあ、ヘルパーの長沢なら実際に一生支えて行く覚悟も現実をきちんと踏まえたうえであるのだろうし、やっていけるのかもな。長沢の性格がクソだからこいつの思い通りになるのがムカつくけど(苦笑)



 
「バラ色の聖戦」 17巻 こやまゆかり

とうとう浅野と結ばれた真琴。キレイなモデルに囲まれてる浅野が、子供2人もいる真琴をわざわざ選ぶかなあ…という気がやっぱりするけど(苦笑)

まどか社長にも「挨拶」して、真剣な交際である事は分かったけど、真琴の子供の事については何も触れていないんだな。一番大事な事なんだろうに。まあ考えてはいるんだろうけど。

茜子と浅野が付き合ってたのは8年も前なのか。雰囲気的に、真剣に深く付き合っていて、別れたのもつい2~3年くらい前なのかなと思ってた。「8年も前の話で、チヤホヤされてケンカばっかりになって別れちゃった♪」という軽い感じだったのが意外。


真琴をかってくれてる女優の白木さん、カッコいい! 惚れてまうやろ!
でも紗良とゲス週刊誌の力の方が大きかったな。これだけの記事であれほどのバッシング、騒動になるかなぁという気もするけど。


敦司はそういえばどーした? と思ったら。
デキた嫁・陽子の化けの皮がはがれて来ましたよー! 「横暴な夫(敦司)にも耐えて来たんだから」とまで面と向かってキッパリ言ってたし、ニコニコしながら心の中では計算ずくだったなんて、怖えぇ。
しょせん敦司を1人の男ではなくATMとして「利用」してただけだったんだな。主婦と母親としては自分も完璧に役割をこなしていたから、その点はまあマシだけれども。
敦司の収入が減って生活がやっていけなくなったら、「あら、そうなの。じゃあ一緒にいる意味ないわね」とアッサリ離婚を切り出しそう。真琴なら共稼ぎして支えてくれただろうにねえ。

真琴がピシャリと言ってくれてスッキリした。真琴との離婚は自分も悪かったと反省しろしろ、陽子との再婚も後悔しろしろ! ←性格悪(笑)


ショーはどうするのかと思っていたら、スキャンダルを一掃するチャンスにするとは。紗良もだけど、真琴たちのパフォーマンスも一体どんなものなのか楽しみ!



 
「ひとみしりの私が恋をした」 倉田ちよ

実話なのですっごいリアル! てか作者さんも菊池さんも恋愛奥手すぎる、可愛すぎるっ!

基本不愛想なんだけど、たまにパアアッと笑った無防備な笑顔が可愛いくてファンが多い、作者さんもそれで恋に落ちたとは。
普段いい人がいい事しても当たり前と流されて、ワルそうな人がちょっといい事すると「いい人!」になってしまうみたいでちと解せんが(笑)

クセ毛であんなにツボッて笑ってしまうのも恋の力…?

バレンタイン、最近では義理だの友チョコだのの方が騒がしいけど、チョコレートを渡すかどうかでここまで悩み、オロオロしてしまうピュアな人(しかも20代)がいたとは! バレンタインも本望だよ。(誰だよ)

17日に渡したんじゃ、バレンタイン(好意)とは気付きにくいよなー…せめて「14日に渡したかったんですがタイミングがなくて」と一言添えてれば気付いたろうけど。あ、でもホワイトデーには「お返し」くれたんだから一応バレンタインとは認識してくれてたのかな?

チョコレートを渡す一部始終はこちらまでドキドキしたわ! なんて初々しいんだー。
「チョコいただきました、おいしかったです」の一言にあんなにドキドキニヤニヤしてしまうというのも、とことんピュアだのう。


仲良しの岡崎さんが「菊川さんから告白された」という夢の話、「手帳の件だけなまじ本当だっただけに」とあり、菊川さんのスケジュール帳に岡崎さんの名前が書かれてあったというのは本当なの!? 分かりにくかった。


友人たちに相談していて、その答えも面白かったり、うんうんその通りだとうなづけたり。私も友達の1人になって作者さんを応援したかった(笑)
連絡先を聞くのも、初めてのメール送信も、「あったなあこういうの」と懐かしく、微笑ましいったらありしゃしない。


好きな人から、
「あなたのこと、好きになっても大丈夫ですか」
「付き合って頂けますか」
なんて言われたら鼻血出るくらい嬉しいわ!

作者さんはなぜそこであんなに考えて、100%だのというのも含めてワケ分かんなくなっていたのか。
「菊池さんのピュアさにふれるたび、うす汚れた私が汚していくようで罪悪感…」と考えているシーンもあったけど、いやいやアナタも十分ピュアですから!(笑)

なんかいいなー。このまま結婚して、ぜひ結婚式までのエッセイなんかも描いて欲しいな。



 
「ホリディ ラブ ~夫婦間恋愛~」 3巻 草壁エリザ

車中泊してる人達、生活費はどうしてるんだろう。住所不定でも生活保護って受けられるんだっけ? 車を所有してちゃ無理なのか。

不祥事を起こした企業は消費者の信頼を取り戻そうと必死だから、そういう事があった企業は逆に大丈夫なはず、か。自分も以前はそう思っていたけど、「いい加減な企業」に勤めてみて、必ずしもそうではないと感じた(苦笑) 不祥事を起こして問題になったからって、上層部や働く人間がコロッと考え方を改められる訳ではないし、そもそも真面目に誠実に働ける人間ばかりならそもそも最初から不祥事なんて起こさない訳で。だからやっぱり一度不祥事を起こした企業は避けるべきかと(苦笑)

とはいえ純平は、ハナちゃんの言うように「つい、出来心で」だろうから一度だけ許してあげてもいいとは思うけど。

杏寿も許す事に決めて、本来ならこれでチャンチャン、なのだろうけど、浮気女・里奈がしつこいったら。コイツの嘘八百を杏寿も里奈のダンナもまるっと信じるなよ~と思うけど。浮気とはいえ恋愛中には、多少の甘い言葉を囁くのは仕方ないでしょー。まあそんな風に客観的に冷静には見られないだろうけど。

「未来のママ」だの、本当うすら寒いわこの女。もうこうなったら、井筒の提案したように、4人で雁首揃えて話し合った方がいいのかもね。その場で「そんな事は言ってない、していない!」と純平も否定出来るだろうし。(出来るかなー?)



 
「バラ色の聖戦」 18巻 こやまゆかり

紗良のパフォーマンス、姉の言う通り、すげー母親にコビコビ(苦笑) 母親は喜んでたし1位を獲れたし、紗良としては完璧成功だったろうけど。

真琴&茜子のパフォーマンスも大成功で何より。指輪ケースに詰まった小さく破った記事なんて 前列のほんの一部の観客にしか分からないんじゃないかなぁという気もするけど、まあいいか。

真琴の3位も大健闘だけれど、1位は紗良か。くそう。

紗良もだけど その母親も、肩書きで人の価値を見るくだらねー人間で、こんなくだらない母親でも子供は愛されたくて必死になるんだな、不憫。紗良がここまで歪んだのって、紛れもなくこの母親のせいだよな。
茜子は性格もいいしいい人だから、何とか踏ん張って再び紗良を脅かして欲しいな。


真琴がパリコレオーディションの2人のうちに選ばれたけど、現実はそんなにうまくいかないよね(苦笑)

現実世界の冨永愛さんなんかを見てると日本人離れしたものすごいスタイルだし、「モデルは努力だけではどうにもならない持って生まれたモノ(スタイル)が重要」と本人が言ってる事ももっともだと思う。パリコレ候補になるくらいなら、モデルになる前の一主婦だった真琴が、その当時から「○○ちゃんママ、すごいスタイルいいよね! モデルすればいいのに!!」と周りからも絶賛されているくらいでなきゃ不可能だと思うけど。
まあ主人公の特権てことで、いいけどね(笑)


敦司が素直に「今度は世界か、すげーな」なんて!

真琴を1人の人間として認めて、真琴と夫婦のままだったら きっと自分が納得できる仕事に就けただろう、そして自分も(モデルでなくても)働いて家計を一緒に支えてくれただろうな、と敦司は思っていて、はっきりそう言った訳ではないけど、明らかに真琴との離婚は自分がバカだった、こいつを離すんじゃなかったと後悔してた風だったよな。もう今さら何もかも遅いとも分かっていて。

まあ真琴も浮気、離婚と敦司のせいで苦しまされて来たんだから、せいぜい後悔して苦しめ、と思ってしまうけど。(鬼)



 
「ヲタクに恋は難しい」 2巻 ふじた

相変わらずポーカーフェイスの下で成海にゾッコンな宏嵩がかわいい。ピアス開けた失恋の相手も成海でおk? だとしたらもうたまらんっ。

成海が内心凹んでるっぽい時も、打ち明けてくれない事に対してスネて自分も凹んでたし。カワイすぎるだろー。コミックス派の横樺がそっと落ち込むというオチもきっちりあってよろしい。


片やの横樺と花子カップルもツンデレラブラブなんだよな。成海たちに傘を貸した後での花子とのやり取りなんて、「うわあもうこの2人結婚したらいいのにっ」と内心悶えてしまったよ。

横樺の部屋で「…キスしたい、あーしてこーして」と想像して、
花子「いい?」
横樺「(うんこしたいと勘違いして)ああいいぜ!!」
の後、どんなものすごいプレイがあったのかと。(想像すんな)

コトが全て終わってからゼイゼイ言いながら、
「…おまえ、うんこしたいんじゃなかったの?」
「は?」
という会話もあったのかと。(だから想像すんなよ)



 
「就職できるかな? ママぽよアンとリュウ」 青沼貴子

アンはなんだかんだ言いながらも、それなりに仕事のこと、自分のことをきちんと考えてるように思えた。

転職後にノリノリで仕事してる理由が勤務地と土日休みというのも、貴子ママが言うように「まあ仕事の何に重点を置くかは人それぞれだし」というのもその通りだと思うし。


一方のリュウの方が問題のような。父親とのケンカというのも ものすごいバトルなのかと思いきや、「そのくらいで?」という程度で拍子抜けだったし、父親の会社でそのまま働くとかケンカして辞めるとか、まだ20代前半なのかと思ってたら28歳と聞いて驚いたし。
まあ(バイトとはいえ)きちんと就職したし、いいけどね…父親とも仲直りしたみたいだし。


貴子ママはアンとも仲良しだし、ダーリンともなんだかんだ言いつつまあまあ仲良しみたいだし、なかなかいい家庭なんじゃないでしょうか。

後はリュウとアンの結婚話が読みたいな~。リュウはゲームオタクみたいだけど彼女はいるのかな?



 
「ちごぷり」 1巻 木尾士目

タイトルが「地獄○丁目」って…赤ん坊(ユメちゃん)も不細工に描かれているしなんだかな。(新生児はこんなもの、としてるだけで嫌な意図はないのかもしれないけど)

血管の浮いたおっぱいや、ユメちゃんの大量水ウンチの描写はリアルである意味感心した。あとユメちゃんの陰部も。こんなに描いちゃって大丈夫!? ヘンなヤツ興奮しちゃわない? と心配になるほど。
ただ(母親の)乳首は小さくて可愛くて、授乳中ってもっと大きくなるんじゃない? と思ったけど。
妹の格好もゴスロリっぽいし、オタクっぽい絵もいまいち受け付けない。


ストーリーは、とにかく読んでて息が詰まって来る。つくづく、育児って完璧じゃなく、時には「まーいいや」って適当に済ませちゃう事も大事なんだなあと思う。

「あげられない」事情がない限りは出来るだけ母乳で、おしり拭きは手作り、外気浴は生後一ヵ月から徐々に、などなど。全て「別にいいじゃんか!」と心の底から思う。ミルクだって十分育つし、市販のおしり拭きだって何百人もの赤ちゃんのモニターを経て作られてるんだからよほどでない限り何ともないだろうし、外に出たって大丈夫でしょ、普段あーたが歩いてる外の空気はそんなに毒なのかよ。

沐浴だって、「引っくり返して背中とお尻を洗う」事をムキになってやろうとする妹と、にらみながら「やめて」と止める姉のどちらもが異常に思えた。どーーーでもいいじゃん。引っくり返す自信がなければ、上向きのまままんま背中とお尻を撫で洗いすりゃ済む話じゃんか。

…と思ってしまうんだけど、「赤ちゃんのためにきちんとしてあげたくて頑張ってるのに、それがダメなんて、じゃあどうしたらいいのよ!?」とそんな事を言ったらますます追い詰められてしまうんだろうな。


状況がよく分からないけど、なんですか、ユメちゃんの父親である瞬介って男の事を妹も好きで、でも瞬介が選んだのは姉で、結婚して子供が出来て(順番逆かもしれないけど)、未だに姿を現さないって事はひょっとしたら亡くなった?

母乳をあげられるのは自分だけという優越感を持って育児放棄を口にする姉がムカついた。「それならおっぱいだけあげて、後は全部私がやる」と申し出た妹はよく言ってやった、と思ったけど、「手伝ってくれるたびに自分が母親失格だって思った」だとう!? 本当なんじゃそりゃ。別に手伝ってもらったっていいじゃん、完璧主義もいい加減にしろよと腹立つ。

だったらもう、「余計なお世話してすみませんでしたね、じゃあ立派な母親として1人で頑張ってねー」ととっとと家を出てやりゃいいのに。そうしたら本当にユメちゃんが虐待されて、もしかしたら取り返しのつかない事になってしまうかもしれないし、さすがに怒りにまかせてそこまで突き放す事は出来ないか。好きだった瞬介の子供、という思いも妹にとってはあるのかもしれないし。



 
「透明なゆりかご」 3巻 沖田×華

仲の良い義母とお嫁さん。名付けまでさせてくれってのは さすがに出しゃばりすぎだよな。100歩譲って、名前の話題になった時に「○○っていうのは?」とサラッと打診するくらいに留めておけ。

お嫁さんと義母が仲良すぎて最終的にトラブルになる、というケースは時々あるのだそうで、姑にとって生まれてくるのは「息子夫婦の子供」でなく「自分の孫」の気持ちの方が強いんだろうな。

姑が「あんなに良くしてやったのになんて嫁!」とならず、夫と一緒に話し合って、反省してくれる人で良かった。


病院に置き去りにされた子。最初はやっぱり「なんて母親!」と思ったけど、江口さんの話を聞いて涙が出て来た。確かに虐待の末の置き去りもあるのかもしれない。でも かー君のように、「愛情をかけていたけれど育てられない」故の置き去りというのもあるのでしょう。

子供からしたら、母親に捨てられたというのは自己否定された気がしてものすごく傷付く事実なのだと思う。でもきっと江口さんは「お母さんは君を愛していた、精一杯大切に育ててくれていた」事を伝え続けてあげて、かー君もそれを理解してくれたのではないかと思うし思いたい。
同時に、母ひとり子ひとりすら暮らしていけない日本という国のシステムにものすごく疑問を感じる。


突然死で息子を亡くしたお母さんの話も泣けた。原因が解明されていないだけに、突然死は誰しも起こる可能性があるわけで…到底受け入れられないだろうなと容易に想像がつく。


NICUにいたミノリちゃん。赤ちゃんに話しかけたり、先のハイリスク出産の妊婦さんと話した時の様子を見てる(読んでる)と、作者さんはアスペルガーとやらで人の気持ちが分からなくて(?)色々やらかしてしまってるという他本を見かけた事があるけど、十分人の気持ちが理解出来てるんじゃないのと思える。


バイト先の産科の先生…いい先生なのだろうけど ちょっとおいおい、だな(苦笑) 今時って子供3人くらい連れてても若くてオシャレでキレイなママさんも多いけど、さすがに6人となると自分の事には構っていられなくもなるか。

中絶手術は大嫌いだけど、自分が断ってもその人は別の病院に行くだけで、自分が命を守った事にはならない。別の所で身体や心が傷付けられてしまうかもしれない。これは「次に自ら望んだ妊娠をするために、最低限 体に負担のかからない手術をしている」と思う事にしている…。やっぱりいい先生だー。



 
「私たちは繁殖している」 15巻 内田春菊

もう15巻か…。買おうか迷ったけど渋々購入。←買うなよ(笑)


プチ家出のA君の話。普段は子らの友人の名前は垂れ流し(自分の子らは➀②で隠してるくせに)なのに、この話の男の子は「A君」。匿名なのはいいとしても犯罪者っぽくてなんだかな…「T君(仮名)」とか適当なイニシャルでいいのに。内田さんて自分の「敵」認定した人(ユーヤやその両親、兄など)は目に黒線引いたり、犯罪者テイストにするよな。

あとつくづく、「第三者である読者に分かりやすく描く」事は出来なくて「あった事をそのまんま垂れ流し描き」しか出来ない人なんだなと。やり取りがグチャグチャして分かりづらかった。

A君は気の毒だし、警察の「とにかく家に帰しましょう」という対応は自分も納得できない。内田家もある意味問題あると思うけど、子供にとっては間違いなく居心地はいいんだろうと思う。


料理は相変わらずおいしそう、かどうかは知らんけど色々作っていて感心。息子➀くんのベジタリアンのGF用にわざわざコロッケ作ってあげたりしてスゴイな。

男より子を大切にしている、というのも評価してる。まあ当たり前なんだけど、今の世の中、それが当たり前でない女がゴロゴロいるのでね…。「BFより②ったんの方が好きだよ」とサラリときちんと言葉に出して伝えてあげているし、いい母親なのではないかと。

子らが内田さん(親)に色んな事を話す、というのもいいな。息子➀だけでなく下の3人もそのようだから、子供の性格ではなく、やはり家庭環境のおかげなんだろうな。
以前に「私が子供を支配しようとしていないからではないか」と語っていたし、今回は「横並び」とも分析している。それらを無理してやっている訳でなく、内田さん自身も「子供ってこんな事まで話してくれるの!? と驚く事も多い」と言っているし、自然体でいて、結果そうなっているのでしょう。いわゆる友達親子というやつなのか、それとは微妙に違う別の関係なのか。


ネズミ退治の話は正直どうでもいい。

閉経、いつの間にかされてたんですねえ。それなのにBFとのセックスが少ない事を不満に思うくらい性欲旺盛ってスゲーな。
そして第四子(息子②)は42歳で出産したんだったのか。

元彼も確かに淡泊でコミュ障っぽいのは読んでても分かったけど、内田さんてつくづく男運がないというか、男を見る目がないというか、大した男とは付き合えないんだな、と。ユーヤさんの事を「昔はあんなじゃなく能天気でカワイイ男だったのに」とも言っているので、内田さんと付き合うと変わっちゃうのかもね。DVはもちろんする方がカスだし悪いんだけど、内田さんは「させる何か」を持っているのかも。稼ぎがいいとか、そこそこ頭が良いため男性からすると生意気に映り、凹ませてやりたくなるとか、なんか分からないけどそういうの。

もう閉経されたようだから「繁殖」は出来なくなっちゃったけど、内田さんって相手と環境に恵まれていたら何人子供産んだのかな…とパラレルワールドを覗いてみたくなる。



 
「銀のスプーン」 14巻 小沢真理

お誕生会したユーキ君、「レゴは僕があげたんだよ」と母親にも友達にも言ってあげて、そうでない事は自分がよく分かってるのに レゴをそのままあげてルカとも変わらず友達でいてあげるなんて、本当いい子だな。金持ちの子供ってバカ息子(娘)に違いないというイメージがあったんだけど。

ルカママはすっかり「いい母親」になっちゃって。最初のキャラとブレすぎだよ…子供を放って何日も男と旅行に行ったり、育児放棄で虐待死寸前だったのに。作者さんは性善説派だし、そうであって欲しいと強く願ってるんだろうな。


調と みゆきカップル。調の男っぽい部分(みゆきに相談なしに夏休みのバイト決めちゃったり、休みの時はバンドの予定入れちゃってたり)はある意味いいなーと思うんだけど、10代の女のコにとっては特に「私の事は!?」と不安になってしまうのもよーく分かる。

そんな中、それぞれに近付く異性登場。うわーこういう展開イヤだぁ…と思ってたけど、バリスタナルシストは みゆきに的確な助言してあげてたし、ねね子(ヘンな名前…)もなんと想い人は調でなく みゆきの方で、一気に「報われない恋をしてるいじらしい女のコ」とぐっと来ちゃったし。

そして調と みゆきは、一線越えちゃったのね…! 好き合ってる2人だからいいとは思うけど、まだ高校生だしなあ…妊娠だけはしないように避妊はきっちりね!(冷や汗)


てっちゃんの事、ルカは可哀想だな。パパになるって約束したのに何で? ってそりゃ納得出来ないよね。カキタレの存在とか、そのコが妊娠したからそっちと結婚する事にした、なんて理解出来ないよね…カキタレは理解しなくてもいいけども。

てっちゃんの赤ちゃん、ルカママと同じマヤって名前にしたの!?(汗) カキタレ…いや、妻はもちろん知らないんだよね?
てっちゃん…マヤとルカを捨てて妊娠ファンを選んだんだから、そこは無関係の名前つけようよ。未練タラタラだし妻にも失礼じゃん。一生、娘の名前を呼ぶ時、マヤとルカの事を思い出すだろうけど、それが自分にとってのマヤとルカへの贖罪のつもりなのかもしれない。

でもやっぱりそこまでするなら、予定通りマヤと結婚して、妊娠ファンには土下座して養育費だけ払わせてもらう(受け取らないだろうけど)ようにしてもらえば良かったのにと思うよ。


律も、家族の中で1人だけイブに予定なしなんて。元カノ(名前忘れちゃったよもう)とどこかで再会してヨリが戻らないかなー…



 
「きょうは会社休みます。」 11巻 藤村真理

田之倉の同級生2人はドMやな(笑) 元ギャルのコは単に田之倉の冷たい視線にゾクゾクしてる趣味(?)なようだけど、大人しい国友の方はマジで好きっぽい。まあ結婚する事も知ってるし花笑とも会ったし、変に割り込んでちょっかい出したりはしないだろうからいいけど。


手編みのセーター。「よかったネー」と電車で声をかけてくれた男の子が可愛すぎる!(笑)

つまずいてコケそうになるってたまにあるけど、完全にバタッとコケてしまうのって、この年になるとそうそうないよな…。花笑…


結婚式準備の様子をもっと詳しくやって欲しいのに、試食の様子をサラッ紹介して終わりだなんて。式場に打ち合わせに行ったりしてる様子なんかをもっと読みたいのになあ。

田之倉の上司、イヤな奴でありえない…と思うけど、似たようなヤツは実際にいるのかもしれない。USB騒動であっさり懐かれて解決しちゃったけど。


妊娠疑惑は逆に、いやいやせっかく順番通りに事を進めてるのに、結婚式前に妊娠発覚したらデキ婚と思われてもったいないよ~と思ってしまった。

おそらく内診しただけだろうに、それで「妊娠しにくい体質」なんて分かるもん? 医者もそんな事簡単に言っちゃっていいの?

そしてまさかの朝尾の再登場。そういえばもうさすがに出て来ないのかな、まあもう十分すぎるほど引っかき回してくれたしな、と思っていた矢先だったよ。相変わらずの花笑にまたツボにハマッたかな(笑) もうさすがに横入りしようとは思わないだろうけど。



 
「服を着るならこんなふうに」 2巻 縞野やえ

前巻のユニクロに続き、今巻は無印良品か。こちらも抵抗なく入りやすいし、行ってみた人多そう。MA-1のジャケットも売れそう。

洗濯についてのイロイロは、文章にすると細かくて、環がものすごく凝り性みたいに思えるけど、内容は誰もがどれもごく普通に実行してる事ばかりだよね。

服をネット注文するだけのために家まで来てくれるとか、樋口いいヤツ…。つか仮にも「男性ひとり暮らし(ではないけど環がいないので実質そう)」の家に行くって、襲われても文句言えないというのは言い過ぎかもだけど、お互い多少なりとも意識しちゃいそうなシチュエーションだけど、全くそんな気配をかもし出さない所が、健全なストーリーというか作風というか現実離れしてるというか。

それにしても自分は10代の頃 服装に無頓着というかオシャレの仕方を全く知らなかったから、環や樋口のような姉がいて欲しかったなぁ(笑)



 
「31歳ゲームプログラマーが婚活するとこうなる」 御手洗直子

画・妻の、夫側の婚活実録本。

改めて妻の婚活本『31歳BLマンガ家が婚活するとこうなる』を読み返してみたけど、つくづく面白いというか興味深いというか、引きこもりのBLと言いつつ年収2千万以上の婚活相手に「あなたレベルなら僕と釣り合う」まで言わしめて結構モテていたようだし、結果見事に計画通り1年で結婚したし、あっぱれ!! と改めて感心させられる。

対する男性側は、やっぱり返信メール少ないんだな~~。かなりの高条件でないとそれはそうか。
妻側は「返信メールが大変!」だったけど、夫側は「返信メールをもらうのが大変!」だったようで。

メールのやり取り、ようやくデートまで辿り着けても、待ち合わせ場所で待っていたら、
「…○○な服装の方ですか?」
「はいそうです」
「ブツッ。…ツー、ツー」
と電話を切られてしまうなんて立ち直れないぃ(泣) …まあ確かに、相手の外見が明らかに「無理!」な場合、会って数時間過ごして断る、という一連の作業は時間と労力の無駄ではあるけども。当人にとっても、お金と時間を遣わせてヘンに期待させない分、ある意味効率的でよろしい、のかもしれないけど。いやでもやっぱり、電話ブツ切りその後音信不通というのは人としてどうかと思うよな。

反面、映画代とクッキーを添えてお断りした女性もいたらしく。素晴らしい!!! この娘さんと結婚した男性は幸せ者だよォ。つかそんないい人なのに何でネット婚活なんかしてんだ周囲の男は放っておいてんだよバカ! ←言い過ぎ


「事前に調べたコーディネート以外 応用できないので気温差がツラかった」というエピソードや、美容院に行ったはいいけど髪型の注文が全く分からなくてものすごい無茶ぶりオーダーした、というのがものすごく面白かった(笑)
でも素直に言ってくれた方が美容師さんも助かったのでは。いややっぱり無茶ぶりすぎて困ったのかな(笑)

カフェでの注文も、甘いの飲む男性はヤダとか、男性が「ランチ」という単語を使うのはゾワッとするとか、確かに人それぞれあるだろうし、何がヤダというのはピンポイントすぎて難しいよな。


なんと知り合ったその日から同棲したという女性とのエピソードはビックリ。もちろんやる事ヤッてた、んだよね?

1ヵ月も一緒に暮らしていたのに、その後自然消滅しちゃった~…というのを許した女性もスゲーな。結局尻の軽い女性だったという事なのか、真剣だったけどもそうなってしまった、のか。理解の範囲を超えてて謎すぎ。


結果 奥さんと知り合い、夫婦となった今も「合っている」ようだし、相性というか縁ってあるんだな~、分からないもんだな~としみじみ思うのでした。



 
「おひとりさま、結婚しました。」 フカザワナオコ

この人の本は初めて買った(読んだ)けど、実はそれまで本屋で見かけるたび、
「絵柄といい題材といいペンネームといい、たかぎなおこさんを真似してんの!?」
とちょこっと思っていたのです…おそらく単なる偶然だったのだろうけども。

今回、面白そうな内容だったので買ってみたのですが、この方自身も性格良さそうだし、まあ面白かったです。

ただ口を開けた時の口の中のタテ線は何なのだろう…なんか詰まってるようでいちいち気になる。まあ作風と言われればそうなのだけど。


7年間「友達」だったそうで、その間ずっと作者さんは縁結び行ったり失恋したり運命の相手はどこなのだと思い悩んだりして、「もっと早く気付いていれば!」とそりゃ思うよねぇ。作者さんは41歳で、出産に対しても思う事があるだろうし。


せっかくご飯を作ったんだからすぐ食べて欲しい、というのはよく分かる。

しかしトイレの鍵をかけるのとか、ガムテープをハサミでピシッと切る、なんてのはどーーでもいいじゃん! トイレの鍵は、信用されてないとかじゃなくて、間違って開けられるのがイヤだし落ち着かないってだけでしょ。


子宮筋腫があると生理がもんのすごく重くて大変で、手術したら生理が激軽くなって驚いた! という話はよく聞きますね。こちらからすると「そんなに重くて大変だったなら、変に思ってもっと早く病院行きなよ!」と思うんだけど、その人自身からすると「徐々に生理が重くなっていって、こんなもん」と思ってしまっているのかな。


指輪2つで10万って、十分そこそこいいお値段だと思ってしまった…一生モノの結婚指輪としては激安なのか? てか上を見たらキリない世界だし、値段はともかく自分が気に入ったものが一番「いい」んだろうけど。そういう意味では、作者さん達は十分「良い結婚指輪」を選んだのではないかと思える。


恋愛結婚での親同士の顔合わせで身上書なんて、確かに初めて聞いたわ。相手からしたら、値踏みされているかのようで絶対いい気持ちしないよな…。

顔合わせ当日もイロイロあって、この上 結婚式・披露宴の準備となるとこの数十倍大変だっただろうなぁと確かに思う。そういうドタバタも読みたかったので ちと残念ですが。



 
「わたしのウチには、なんにもない。4コマ総集編」 ゆるりまい

1・2巻を読み返して改めて面白い(片付け意欲が湧く)なーと思っていた所だったので、本屋で見つけて思わず買っちゃった。

「収納を増やしたらモノが増えるだけ」というのはよーく分かる!
「モノが多い! 収納を増やそう!」じゃなく、「(現在の限られた収納に収まるように)モノを断捨離しよう!」というのが正しいんだよねぇ。


ペアリングを捨てちまったエピソードは何度聞いても引くわ。
夫は「それも含めてまいちゃんですから」と怒ってはないようだけど、なんて出来た人なんだ…。知った時はきっと少なからずショックだったろうけど。


自分にとって、この「なんにもない。」本が片付け意欲を湧かせるアイテムだけど、作者さん自身にもあるんだな。モノが少ないシーンが出て来る映画らしく。ちょっと観てみたくなった(笑)

でも反面、大家族モノの、部屋がごちゃごちゃ、ぐっちゃぐちゃのテレビも好きで興奮するんだとか。汚部屋時代を思い出して見るのもイヤ、とかじゃないんだな。よく分からん(笑)


飲食店ではトイレが見える席にはつかないとか、年季の入った飲食店が苦手とか、ホテルは築浅がいいとか、色々こだわりがあると人生大変そうだな…。


漫画にひょいと息子さんが出て来ると、慣れてないのでビックリする。

息子さんが生まれてからの日常の5巻も出る予定らしいし、果たして「子供の思い出の品」もガンガン捨ててしまうのか、楽しみです。まあ捨てちゃうんだろうけど(笑)



 
「ゆうべはお楽しみでしたね」 1巻 金田一蓮十郎

ネットゲーム全くやらないので、キャラがどうのとかプレイスタイルがどうの、という話は全く分からん。

会った事はないけど、ゲーム上の対応で人隣りは信頼できる、というのは、昔やってたチャットやメル友とのやり取りを思い返すと何とな~~く理解出来る気はするけど。

それでもいきなりルームシェアはしないよな普通。やっぱりせめて一度は対面してからでないと。まあそうしてしまうと「ルームシェア」という設定にはならなくなってしまうので、この作者さん特有の強引設定にしたんだろうけど(笑)

ギャルvsコミュ障オタクでも、ゲームの話で共通の話題が出来て話は合うからいいよね。付き合ってもなんかうまくいきそう。
ゴローさんが元カレと別れたのも「ゲームの話ができないから」「ゲームする自分をイヤがられたから」なようだし、だったらゲーム友達のパウはうってつけじゃん。ってそれだけでもダメか。



 
「ひとり暮らしのOLを描きました」 1巻 黒川依

フィクションとノンフィクションを織り交ぜたエッセイ漫画かと思って買ったのに、何だこれ。

そして内容、暗!
主人公のOL、泣きすぎ、暗すぎ…。
楽しい日もたまにはあるでしょ、なんか楽しみないの!? と言いたくなる。

あまりにも暗すぎて共感するよりも、読んでるこっちまで凹んで来る。

チキンラーメンばかりでそんなにイヤならなんで箱買いするんだよ、もらったのか? 食べ切れないなら会社の人に分ければいいじゃん。
ゴミ出し忘れて溜まっただけでそんなに絶望しなくていいじゃん、次こそは忘れないぞッと思うだけでいいじゃん。

最後の同窓会の話も暗すぎる、悲しすぎる…。この主人公、そのうち自殺しそうで怖いわ。



 
「息子の俺への態度が基本的にヒドイので漫画にしてみました。」 横山了一

タイトルほどさほど態度ヒドくないような。と思ったけど読み返したら やっぱりそこそこヒドいか(笑)

ぼんじり、まとめて5本くらい買ってきちゃえばいいじゃん。
東京ドームショーはうらやましい。「チケット代けっこうした」とあったし、やっぱり高いんだなあ。まあ家族4人で行ったのもあるんだろうけど。

息子「ゆうちゃん」は結構個性的というかマイペースなタイプなのだろうか。ポーカーフェイスっぷりが「…大丈夫か?」と少し心配になってしまうけど、漫画だから誇張して描いているのかな。



 
「恋は雨上がりのように」 5巻 眉月じゅん

厨房側とはいえ、あんなデカい声で店長のチャックを注意してたら ホールにも聞こえるんじゃないの…


バイト先のチャラい兄ちゃんは義理の姉が好きなのか。
性格は良さそうだけど抜けてて隙がありまくりで、男見る目がなさそうだから、付き合ってはフラレて、を繰り返してるんだろうな。側で見ていて切なすぎだな。姉は方は全く何とも思ってなさそうだし。(そりゃそうか)

あきらも加瀬の密かな想いに気付いた様子。店長へ片思いしてる事を知られて弱みを握られてる? 状態だったけど、これで対等になれたな。まあ加瀬も最初はあきらを狙ってる? と思ったけど、今じゃ助言もしてくれるし、ゆる~く応援してくれてるっぽいけど。

店長も、「そのままのあなたがいい」と言ってくれて、真っ直ぐな あきらが少ーしずつ気になり出している様子? でも簡単には行けないよなー。普通はブレーキかけるもんな。あきらの今の年齢じゃ単純に犯罪だしな。


全体的になんとなく内容が薄かった気がする。4巻が出た後くらいから、テレビなどでちょこちょこ取り上げられて注目され出したみたいで 嫌な予感はしてたんだけど、人気が出て連載を引き延ばしにされて結局グダグダになる、というパターンにならなきゃいいけど。



 
「わたしのウチには、なんにもない。」 4 ゆるりまい

サブタイトルが「はじめての遺品整理。さすがのわたしも辛かった…」。

祖母が亡くなり、夫とのペアリングもあっさり処分してしまったほどの「捨て変態」の作者さんは果たして遺品をどうするのか? パッカパッカ捨ててしまうのか、さすがにちゅうちょするのか、悩んだ末何を取っておいて何を処分するのか…を知りたくて、3巻をすっ飛ばして購入。

ただ内容は、「家族が亡くなる瞬間」の様子や、亡くなった後の知人への連絡、葬儀、手続き関連など、「家族が亡くなった後の遺族が直面する問題」がすごく参考になった。
手帳やノートにお札をしまう癖があるという人もいるから注意した方がいい、というのも(笑)

祖母との確執も描かれていて、あれほど大っ嫌いだったのに、亡くなる時は涙を流して、あれほど悲しむものなんだな、家族ってそういうものなのかなー…と不思議な感じ。


自分が知りたかった、「捨て変態の作者は遺品をどれだけ処分し、また取っておくのか」というのは、遺品整理の主は母がしていた事もあり、あまり参考にならなかった。

「遺品を取っておく基準は?」という質問による「私たちが引き続き使えると思って使いたいもの」という答えも、いやいや遺品ってそういう事じゃないだろ、と突っ込みたくなったし(苦笑)(これは作者も後に「そういう簡単な判断ではないんだ」と思っている)

遺品って、その人が普段身に付けていたもの、大切にしていたもの、遺族がその本人を優しく思い出せるもの、だと思っていたけど…そうだよね?(そういえば『めぞん一刻』の響子さんが持っていた惣一郎さんの遺品は、メガネ、本、ネクタイなどだった記憶が)

「自分が死んだら何を取っておいて欲しいか」の話題も出ていたけど、つとむ(夫)の「自分が死んだら自分の物なんて意味ないし全部捨てちゃっていーよ」と思うのだけど、作者さんは驚いていたのに驚いた。そーいうもんなんじゃないの? 自分が死んでからも「取っておいて欲しい自分の物」なんて普通ある?


最後の話では妊娠が発覚する訳ですが、すぐにキッチンの棚の下にチャイルドロックをつけたとか。「気が早いけど、かけ忘れ防止のため、早く慣れるため」だそうだけど…本当気が早い。こう言っちゃナンだけど、無事に生まれるかどうかは生まれるまで分からないってのに。結果 無事に生まれて良かったけどさ。



 
「魔法使いの娘ニ非ズ」 6巻 那須雪絵

流れゆくもの

忘年会の時、なんで初音は察して来てくれたんだろう。スッと現れて白石の席に座った初音、カッコ良かった!
「この席は主がいますよ」ということで箸とコップを持ち去るのか。なるほど。

クリスマスプレゼントをもらった初音があんなに泣いて喜んだのは意外。ドライなのか感情激しいのか分からん人だ…

そして朋絵にもようやく彼氏ができそうじゃないですか! 藤原くん頑張れ!!

(でも残業してると「出る」という、冒頭のアイツはいいの? 朋絵も誰も依頼した訳じゃないからどうもしないのか。)

春のしじま

「現代」になるまで、篠崎の話だと気付かなかった。

ハトヤってのは短気だし口は悪いし根っからの悪党という感じで、ああなってしまったけど、まあ生きてても社会の害にしかならないような奴だし良かったんじゃない、としか思わない。

畑仕事を楽しくやってたり、ジイちゃんバアちゃんの元にいたい、と言い出したヒロユキことシュウは性格可愛くていい子じゃーんと思っていたけど、ハトヤを殺っちゃって、「やっちゃったオレ、また…」と言っていたから以前にもあるんだろうし、やっぱり問題ありのヤツだったか。3人の中で一番まともだったのが篠崎というのが世も末じゃ(苦笑)

無山に「来て」もらってたのか。「毎度お世話になります、お義父さん」というセリフが、改めて初音と結婚したのねと思い知らされてキャーとなった。あくまでも仕事上のためなのか、お互い異性として多少は惹かれているのかが気になる。

刻印
なるほどーという感じ。母親は娘が生まれた時になんでわざわざ名前を替えたのかな? 母子が同じ名前というのは ややこしくはあるけど、法的には構わないんだよね? なら娘のためにもそのままでも良かったのに。

「しよ」という男の子の名前は現代ではありえないけど、確かに何十年後にはどんな名前が流行るか分からないしな。

夜に佇む物
ただしゃがみこんでるだけの女性に「ひょっとしてどこかでおじさんと休みたいとか?」だの、手を挙げてる女性を見て車を停めて「なーんだ母親連れか」と思ったりとか、男ってのは全く(笑)
金魚すくいの男の子は可愛かった。金魚、飼ってもらえたかな?

「なんなんですかコレはなんなんですかあなた達は!?」とパニックになってたお医者さんが一番マトモだよな…彼は今後大丈夫だろうか気がかり(笑)

ア・ボーイ・オン・ザ・ウォール
初音の子供の頃の話が少しあって、久々に無山のロクでなしっぷりを見たわ(笑) まああの状況じゃああするしかなかったのかもしれないけど、色々と。

大人になったユウタの側にいるゴツイ女性はどういう関係なんだと思ったら、まさかの妻(笑) まあラブラブなようなので良いですが。

「君があそこから出られたのならそれでいい」というユウタの想い、ある意味初音は「出られた」とは言えないよなぁと思ったり。
無山の娘だから逃れられなかったというのはもちろんあるけど、少なくとも今の状況(仕事)を初音もそれほど嫌がらず受け入れているように見えるから、まあいいのかな。諦めてるだけかもしれないけど。



 
「おひとりさま出産」 3巻 育児編 七尾ゆず

また出てたよ、買っちゃったよ…養育費応援の心境(笑)

帝王切開、産後の傷の痛みが大変そうでしたね~。産後1ヵ月は安静! 目も使っちゃダメ! と言われてるけど、酷使しまくりだったけど大丈夫なのでしょーか。まあ自分がいいならいいんだけど。

退院の時も、車にチャイルドシートつけてなさそうで母親が抱っこして乗ってたみたいで驚いた。まあ自分がいい(事故って子供が死んでも構わない)なら、いいけどね…。


産後いてくれる母親への生活費って、普通いらんでしょ…。まあ「甘える訳にはいかない!」ってナナオの心意気は偉いけどね。


出生届は出産後14日までにって、地味に短いよな…顔を見て「考えてた名前はなんか違う!」と思う場合もあるかもしれないし。どーーーしても決まらない場合はどうするんだろ? 14日過ぎてからでもちゃんと受理してくれんの? なんか面倒な手続きが必要なのかな。

「みらい」は本名なのだろーか。未来と書いて読みは「みき」にした方が普通だったのに。まあいいけどさ。

つか赤ちゃんの絵から男の子かと思ってたけど、女の子だったのね…美化して描くよりは好感持てるけど(笑)


節約生活も、身分相応という感じで好感持てる。プラスチックの衣装ケース買うだけで一大決心なんて、なんて健気な(泣)

片やミウラは本当クズだな。ギャンブルで借金300円なんて。友人からで無利子だから、闇金よりはちったあマシだけど。借金してまでギャンブルするっつーのがもうクズ。


育児編だけど、あまりミライの存在がないというか、決して育児本ではなかった(苦笑)

「あとがき」では、「ミライには『何やりたいか分かんないからとりあえず大学』とか、そんな無駄な時間を過ごせる余裕のある10代を過ごさせてやりたい」と書いてて、まあまともだし「いいお母さん」だよなぁと、ナナオは憎めないし応援してあげたくはなるんだけど。本当、付き合ってる相手がもう少しマトモだったらねぇ…





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